I wanna Keep A-Rockin'
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2001年02月24日(土) 俺は生きていた。

●21時起床! 俺は生きていた。でも体はフラフラ、起きても真直ぐに歩けない。

カミサンが、魁を実家に預け、付きっきりで俺の傍にいてくれていた。

俺は昨夜、いっその事「死んでしまいたい」と思っていたが、どっこい目覚めてしまった。
目が覚めても、自殺願望は治まってはいなかった。もう人生を終わりにしたい、その一心だった。

カミサンが言った。
「あなたが死んだら、私と魁の一生も終わりだよ。同じ船の乗り組み員だもん。あなたが必要なの。」

「でも俺は仕事に就く事も出来ない。大好きな Guitar も手にする気が起こらない。魁だって鬱陶しいだけだ。もう生きてる意味ないんだ。大の男が仕事もなくて家でゴロゴロしてるのがどんなに辛いか、解らないだろ。」

「なに言ってるの。たまたまあなたの気が萎えてるだけじゃない。普段は魁にも優しいじゃない。仕事だって、まだ5月まで失業保険が出るんだから、それまでにゆっくり探せばいいんだよ。
何も恥じる事は無いよ。アルバイトだっていいじゃない。私の扶養に入ったっていいんだし。お金の事は心配ないから。贅沢しなければ充分やっていけるよ。とにかく一緒に生きていこう。」

俺はまだ頭がボーッとする中でも、少し気が楽になった。
うつ病になって1年2ヶ月。調子がいい時と悪い時の波の繰り返しだ。
でも、今日ほどカミサンに感謝した日はない。

うつ病患者に励ましは禁物。だから俺も「頑張るぞ!」という気持ちも起こったが、それよりも、こんな俺のありのままを認めてくれるカミサンに対して、感謝の気持ちでいっぱいになった。

これからも家族3人、支え合って生きていこうと思う。

BGM:Kai Five「嵐の明日」

なぜ 寒さがいまもつきまとうのだろう
冷えきった手を包む君がいても
なぜ 不安が胸をよぎっていくのだろう
かすかにみえる晴れ間はあるというのに

君の髪に月光がかかり
流れおちる涙をうけとめる
ずっと君といるよ たとえ明日が嵐でも

涙をこらえ雨の中 ささえてる
愛はつらく長い旅だとしても
たどりつけるさ 二人の明日は嵐でも


鈴木 泰裕=国分寺の大森信和 |MAILHomePage

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