I wanna Keep A-Rockin'
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本当は明日が「父の日」なんだけど、カミサンの実家が都合が悪いってんで、前祝いをした。
俺の浜松の実家の方には、カミサンがしっかり、花を届けるよう、注文してある。
花束を買って、ケーキを買って、日野のカミサンの実家へ。 まあいつものように、酒飲んで、寿司取ってもらって … でもやっぱり「父の日」と言えど、主役はいつも魁。
生沼家(カミサンの旧姓)は祝い事が大好きで、今日も意味もなくケーキに蝋燭を立て、部屋を暗くして、何故か "Happy Birthday" を合唱。(どういう一家だ!?) そして、魁が蝋燭を吹き消して喜ぶのを見て、それを喜ぶ「じいちゃん」と「ばあちゃん」。
じいちゃん High Tension になっちゃって、「泰裕さん、『ゆき』行こう!」。 「ゆき」ってのは、義父の行きつけのスナック。俺も一度だけ連れていってもらった事がある。 「やめときなよ!」と諭すカミサンに、「5分だけ!」と粘る義父。 俺は引くわけにもいかないから、「じゃあ、お父さん、行きましょう!」
ばあちゃんを残して、義父とカミサンと魁と俺で「ゆき」へ。 そしてここでも主役は魁。 義父の飲み友達も後からやって来て、じいちゃん、魁の事をのろけまくり。 魁は、じいちゃんの飲み友達を指差して、「これは? これは?」を連発。いい年したオヤジに「これは?」って … 失礼だろうが! トホホ。
しかし、スナックのママって、人を乗せるのが上手いよね。 俺が「よし、これで帰ろう」と思って、サワーを飲み干すか干さないかの絶妙のタイミングで「お父さん、もう一杯作る?」ときやがった。 そう来られたら帰れないもんね。
そしていつの間にか、カラオケ・タイムに突入。キング・トーンズの「グッドナイトベイビー」だ! すかさず歌い出す俺に、「何でこんな古い曲知ってんの?」と聞く、甲斐ファンの女房としては未熟者のカミサンなのであった。
気持ち良く歌い終えたところで、じいちゃんも飲み友達と話に花が咲いているようなので、我々家族は退散。 仕事の悩みを、一時忘れられた、気持ちの良い一夜だった。
終わり。
BGM:甲斐よしひろ「翼あるもの」(1978 年作品)
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