知らんけど

2006年12月05日(火)

今日、本命だった病院での面接があった。最悪だった。内定は出ないと思うが、仮に出たとしても断る気持ちで一杯だ。僕が最悪だったのではなくて、病院側が最悪だった。

面接官は3人。まず、部屋のドアをノックするが、返事がない。しかたなく、そのまま入ると3人は3人でお話中。二つ椅子が置いてあるから、手前の椅子に座ろうとしたら、右端に座っているじいさんが「そこは荷物。」とぶっきらぼうに言う。この時点で僕の心の中は「??」席に着き、「よろしくお願いします。」と言うが、誰も顔をあげて僕の顔を見ない。「??」

右端のじいさんは椅子にふんぞり返るように座り、僕の履歴書のコピーを眺めている。その後、僕の履歴書にいちゃもんをつけ始めた。いちゃもんつけられても、履歴は僕の人生で過去のことなので、「はい。」としか返事のしようがない。途中であまりにもバカらしくなって、無言で聞いていた。その間、左端に座っている若い男性スタッフが、じーっと僕の顔を見つめている。「??」だから僕も無言のままじーっとその若いスタッフの顔を眺めた。じいさんはいちゃもんをつけ続けている。真ん中の女性は、黙ってむっつりした顔でただ僕の履歴書を眺めているだけ。

じいさんが何か質問したので、それに答えていると、真ん中の女性の携帯電話が鳴る。左端の若いスタッフの携帯も鳴る。左端のスタッフは携帯片手に部屋を出て行く。女性は鳴っている携帯を眺めてから、スイッチを切っていた。その間、僕は話し続けていいものかどうか迷いながら、半ばあきれ気味にその面接官達を見つめながら話した。誰も聞いていないのに。

真ん中の女性は、一つだけ質問をした。そのときに僕の顔をチラッと見ただけ。それ以外はずっと下を向いていた。若い男性は、ありきたりの質問を投げかけて、それで終わり。なんなんだこの面接は?結局、面接官は名前も名乗らず、肩書きも示さず。不愉快極まりなかった。箱は素晴らしい病院だが、中身はクズか?と思わせる面接。あきらかに人を人と思っていない。本命の病院だっただけにショックだったが、就職する前に知れてよかった。

帰りに人事の担当者が、「失礼なことを申しまして申し訳ありませんでした。」と言っていた。「いえいえ、人それぞれ意見がありますから大丈夫です。」と答えておいた。人事担当者とトップとに温度差がある。これは問題であろう。転職活動は白紙に戻ったかもしれない。


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