†読書感想文「バトルロワイアル」† - 2001年01月11日(木) ■目が覚めたらまた3時でした。ここのところバトルロワイアルの所為で寝不足です。一度で済ませたいので流さずにじっくり読んだ所為です。折角なので小学生程度の読書感想文を書きたいと思います。私は冬休みの宿題には無いけど読書感想文の為に「バトルロワイアル」をミゥラさんから借りて読みました(ミゥラさんありがとう)。700ページもあるその本を読んで最初に思ったのは、「私もこの映画に出たかったな」というふざけた思いでした。アレです。どうしても演りたい台本を読んだような感じです。大胆にも、どんな端役でもいいからって気持ちになりました。所々でマジ泣きしました。人が死ぬシーンは好きです。ただ殺されるのでなくて看取られて死ぬシーンです。貴子の「もうひとことオーケイですか、神様?」。覚悟を決めた人間はキレイです。私もそういう意味でキレイに死ねたら幸せだと思います。好きなキャラクターは相馬光子です。私はああいう悪魔っこが大好きです。カマもつぼでした。私ももしプログラムに選ばれてしまって、自分のバックに武器が入っていたらヤル気になるタイプのような気がしました。でも逃げ回るような気もしました。下手したら開始直後ぶっ転んで勝手に死ぬか、「ちょっと休憩〜♪」とかいってガッツリ寝て、禁止エリアに引っかかって爆死するような気もします。要はやって見なくちゃ解かんないって事です。ただ1つだけ確信しているのは、自分は信用するというのが弱いので、誰とも組まずに独りでいるだろうと言うことです。なのでやっぱり1人殺してしまったらもう次々と光子のような手口で殺していくと思います。誰かと一緒にいて、神経すり減らして信じた挙げ句に痛くも無い腹を探られて損するぐらいなら、その前に光子みたいに奪う側に回った方が満足かなって思いました。だからみんなには自分の背中は自分で守った方がいいと思います。私がこんな風に考えているように、色んな人が色んな意見をもっていると思います。まさに十人十色です。それでもただ流してしまう事が少なくない私にこんな考えを持たせてしまったり、政府でガタガタ騒いだり、マスコミに取り沙汰されているというだけで「バトルロワイアル」という作品は成功したのだと思います。 ...
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