2001年07月01日(日) なんてことない恋愛


真夜中に電話して、彼氏さんとちょっと危ない雰囲気になりました。
原因はあたしにあるのだけれども。

「○○のこと好きなのかどうか、最近よく分かんない」
「それって、僕のこと好きじゃないかもしれないってこと?」
「…うん」
それから少しの沈黙。
「ショックだった?」なんて、
なんで当たり前で酷なこと聞いてしまったんだろう。
「そりゃそうだよ」と言いながら、電話越しに泣いている彼。
そう言えば、あたしたち電話している時に泣くことはけっこうあるけど
実際会っている時に泣くことってないなぁ。
一番最後に、別れが悲しくて泣くだけだ。
今、どんな顔して泣いてるのか分からないよ。

「じゃあ、しばらく距離を置こう?」
「距離を置くって?」
「メールとか、電話とか、やめるってこと」
もちろんそんなのイヤだった。
毎日習慣的に送ってたメールを書いちゃいけないなんて。
声が聞きたくなっても電話しちゃいけないなんて。
でも、相手がそれを望むなら、やめた方がいいのかな?
色んな思いが交錯して、あたしはすぐには答えられなかった。

「ヤダ」
「良かったぁ。もし、うん分かったって言われちゃったらどうしようかと思った。
そうしたら別れちゃいそうで怖かった」
やっとの思いで出した答え。
それに安心して泣き崩れる彼。
その時、あたしはやっぱり彼を好きなんだって分かった。

どうして自分の気持ちが分からなくなっちゃうんだろう。
なんで相手を不安にさせなきゃ自分の気持ちを確認できないんだろう。
もっと強い想いが欲しい。



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