2001年07月19日(木) ハプニング


今日から3日間かけて鳥取まで一人旅。
ってか、正確に言うと彼氏さんに会いに行って来ます。
親にはバスで行くと言っておいて、飛行機で行って、
時間差を利用して2泊3日しちゃう魂胆です。
悪い娘でごめんよ、父さん母さん!

ところが、それが裏目に出ました。
飛行機のチケットを安く上がらせるために金券ショップで買った私。
そして、一人で飛行機に乗るのも初めての私。
羽田空港にギリギリで着いて焦っていたために、
予約番号を言い忘れて、空席待ち扱いにされてしまっていたのです。
本当は席を予約していたので、難なく飛行機に乗れるはずでした。
だけど、気づいた時にはもう遅かった。飛行機は離陸した後でした。
その時の絶望感と言ったら、言葉じゃ表しきれないです、ホント。
空港のカウンターの前でしゃがみこんでわんわん泣いてしまいました。
今思うと、自分がホントに情けない。わがままだし。

ANAの方の計らいで、急遽JASの出雲行きに乗ることになったものの、
自分がどうして出雲行きに乗っているのか分からなくて、ずっと不安でした。
それでも、「出雲まで迎えに行く!」と言い切った彼を頼もしく思って、
少し嬉しかったりもしました。
出雲で彼に会えた時は、それまでの不安から開放された感じがしました。

その後は電車で米子まで戻って、彼の友達とその彼女と一緒に遊びまくり。
海に行って花火をして、2人で砂浜に寝転んで夜空を見上げて。
真っ暗な中で波音が聞こえてきて、流れ星も見て、本当に幸せでした。
あの時見た星空は、一生忘れません。

で、そこでロマンチックなまま終われば良いんですが、
彼氏さんが指輪を無くしたことに気づきました。
暗い砂浜で小さな指輪を探すのはすごく難しいことです。
みんなで這いつくばって探しても、全然見つかりません。
私もほとんど諦めかけて、彼をなぐさめることしかできませんでした。
その時、「あったぞー!」と言いながら走り寄って来たのは彼の友達でした。
その手のひらには私のと同じ2つの指輪。
「良い友達を持ったね。」と、私は彼に言いました。

そんなこんなで、ハプニング続きの一日目はおしまいです。



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