2002年06月24日(月) 私道のネコ


家の近くの私道にいつもいるネコ。
たいがいはお母さんネコが仔ネコ2匹を連れている。

昨日はたまたま仔ネコだけだったので、近づいてみた。
お母さんネコがいるときは、
威嚇されてしまうから近づけなかったのだ。
まぁ、結局、仔ネコだけでも逃げられてしまうのだけれど。

逃げる仔ネコたちを見て、気がついた。
そのうち1匹の、トラの方、下半身がおかしいみたいだ。
足がなんだかぐにゃぐにゃして、うまく歩けていない。
逃げる速度も遅い。

ショックだった。
私が今まで知っていたネコは、
素早くピュッと逃げてしまう生き物だったからだ。
ショックで、思わず立ち止まってしまった。
その間、仔ネコたちは塀の模様の穴から
そっとこちらを伺っていた。

かわいそうなことをしてしまった。
お母さんネコがいない分、怖がらせてしまったことだろう。
「ごめんね」と言って、その場を離れた。

ネコ好きの彼氏が言っていた。
仔ネコはたいがい病気を持っていて、
生まれたうちの1匹だけが、他の分もあわせ持って、
元気に生まれてくるのだと。
それをこの目で見たような気がした。
かわいそうだ、と思ってはいけないんだろう。
とりあえず、お母さんネコは仔ネコから離れないでいて欲しい。
明日も、明後日も、私道に3匹でいておくれ。
近づかないで、少し離れた所からそっと見るだけにするから。



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