やきいも屋さんが通る度に 「やきいも今シーズンはまだ食べてないなぁ、食べたいなぁ」 と思いつつ食べずじまいだったのですが、 今日やっと食べました。 最近はやきいも自体も高いんですね。 それに、あの新聞紙で作った紙袋じゃないんですね。 おじさんが大きい方のいもを選んでくれたのがうれしくて、 思わず「やったー」と口に出してしまいました。 信号待ちをしていると「おねえさん!」と おじさんに呼ばれたのでトラックまで戻りました。 すると、おじさんがとびきり大きいのを半分にして、 「半分はおれが食べるから」と言ってもう半分を私にくれました。 おじさんが「ソース」と言ってつけたチューブのバターが やきいもの黄色の上でとけてつやつやして、 とてもおいしそうだった。 夜半でもう寒かったけれど、おじさんが呼び止めたせいで 信号を2回渡りそこねたけれど、 やきいもの甘みとおじさんの親切のおかげで 心はホクホクあったか。
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