● おさるのひとりごと ●
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元気がない時、辛い時、でもどこかに明るい希望を持っていたい時、そんな時心にいつも『どんと』の歌がある。 『どんと』はもうこの世にはいないけれど、きっと彼がいるのは天国だけれど、でも彼の歌声はいつもここにある。 『どんと』の色んな歌を口ずさむ。 会社の帰り道で、何気ないウインドウショッピングの最中、コーヒーショップで本を読みながらのコーヒー中、 なんでもない時でもふと気が付けば『どんと』の歌はそこにある。 会った事はない。ライブに行った事もない。 現実の『どんと』に会う前に『どんと』は行ってしまった。 もうこの世で動く『どんと』を目にする事はない。 でも、それでも『どんと』の歌はここにある。 これは単純に凄い事だ。 こんなに私の、他の人の心にいつも流れ続ける歌を『どんと』は歌っていたのだ。凄い『どんと』。 新しい曲はもう聞けないけれど、『どんと』が残してくれた曲はいつでも聞く事ができる。 そしてそれを心の糧として元気づけられる私がここにいる。 『どんと』を知らない人は多い。 知っていても好きじゃない人もいると思う。 その人その人で感銘を受けるアーティストは違うものだ。 でも、私にとっての『どんと』はこれからも変わる事がない位置を保ち続けるだろう。 例えあまり聞く機会が少なくなったとしても、それは音を出す媒体を通していないだけで、心の奥ではふとした時に いつでも『どんと』の曲が流れ出すのだ。 そしてまた少し頑張ってみようと言う気になる。
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