● おさるのひとりごと ●


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2001年09月14日(金) 心の師

元気がない時、辛い時、でもどこかに明るい希望を持っていたい時、そんな時心にいつも『どんと』の歌がある。
『どんと』はもうこの世にはいないけれど、きっと彼がいるのは天国だけれど、でも彼の歌声はいつもここにある。
『どんと』の色んな歌を口ずさむ。
会社の帰り道で、何気ないウインドウショッピングの最中、コーヒーショップで本を読みながらのコーヒー中、
なんでもない時でもふと気が付けば『どんと』の歌はそこにある。
会った事はない。ライブに行った事もない。
現実の『どんと』に会う前に『どんと』は行ってしまった。
もうこの世で動く『どんと』を目にする事はない。
でも、それでも『どんと』の歌はここにある。
これは単純に凄い事だ。
こんなに私の、他の人の心にいつも流れ続ける歌を『どんと』は歌っていたのだ。凄い『どんと』。
新しい曲はもう聞けないけれど、『どんと』が残してくれた曲はいつでも聞く事ができる。
そしてそれを心の糧として元気づけられる私がここにいる。
『どんと』を知らない人は多い。
知っていても好きじゃない人もいると思う。
その人その人で感銘を受けるアーティストは違うものだ。
でも、私にとっての『どんと』はこれからも変わる事がない位置を保ち続けるだろう。
例えあまり聞く機会が少なくなったとしても、それは音を出す媒体を通していないだけで、心の奥ではふとした時に
いつでも『どんと』の曲が流れ出すのだ。
そしてまた少し頑張ってみようと言う気になる。


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