● おさるのひとりごと ●
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生まれて初めてパスポート作りに行って参りました。 ええ、『再交付』ではござぁません。(^_^; とりあえず、次回の予定は未定なので5年にしました。 まあ5年つき合ってもよい程度の写真は撮れたのでよかったかな?(謎) 証明写真のボックスに入って撮ったのですが、1000円持って入って700円でした。 そして横には『お遊び写真』なるものが。 様はプリクラみたいなもんです。・・・300円。 計画的だ・・・計画的過ぎる・・・しょうがない。ちょっきり1000円、乗せられてやろうじゃないか。 てな訳でお遊び写真も撮りました。(笑) ちょっと問題です。肌の張りと笑いジワがなければちょっと間違ったら10代(もちろん後半)です。 マフラーがちょっとかわいらしい物だったせいもあるとしても、これはもうすぐ32になろうと言う 人物の写真じゃない。 (−−;恐るべし年令不祥。(自爆) おかしいなぁ?『大人の女』を目指していたはずなのに・・・。 両手で目尻を釣り上げるようにしているふざけたポーズも悪かったのか? まあ、これは封印写真として。(笑)
ところで、昨日、地元の友達から『雪がふわふわと降ってまるで天使の羽みたい』なんて ロマンチックなメールが届いたのですが、そのメールを送ってくれた人物のキャラクターが キャラクターだけに『なにクサい事言ってんの』なんてレスしてしまったわけですが、さらにそのレスで 『そう思ったから素直にそう書いただけなんだけど・・・』と言うのが来て、ちょっと反省。 そうなんだよなぁ。いかに雪に苦しめられようと、雪国の人間は雪が嫌いじゃない。 そりゃあ運転中の吹雪や除雪は大変。 でも、晴れた日にふわふわ降りて来る雪や自分に向かって真っ向から向かって来る あまり激しくない吹雪とかを見るのは嫌いじゃないんだ。 むしろ好き。 私も昔、『何見てんの?』と言われながらもいつまでも雪が降って来るその先を見続けていた事があったっけ。 ・・・なんて考えていたら、ふと淋しくなっちゃいました。 私はいつからこうなったのかな?素直に感じる事が出来なくなっちゃったのかな? なんて思うと都会の喧騒に紛れて暮らしている生活がふと嫌になったり。
そんな思いを漠然と抱きつつ、パスポートセンターを後にし、会社へと向かいました。 ところが、パスポートセンターって結構遠い。(^_^; 駅から15分とか20分とか歩いたりするんです。 そこでふと会社の近くの地名が書いたバス停を発見。 おお!会社の近くまで行くのかぁ。乗ってみようかな?なんとなく。
と、この『なんとなく』が正解だったのです。 バスって歩いてたり、乗用車だったり、電車だったりすると気が付かない事がわかったりします。 そのひとつが地名。(バス停名。) しばらくバスに乗って進むとアナウンスが入りました。 『次は〜紅葉坂〜紅葉坂〜』 紅葉坂、って言うからには紅葉が綺麗に違いない。でも、そんなとここの辺にあるのか? なんて思ってぼーっと外を見ていると・・・ 大きな交差点の山側の方は道路の両側がそれこそ紅葉の赤や黄色が綺麗な風情のある坂道。 それも港町、って感じの異国情緒が漂って来ます。 私は思わず絶句しました。・・・こんなところがあったんだ。 そんな私に畳み込むように次のアナウンスが。 『次は〜雪見橋〜雪見橋〜』 なんと季節感溢れる名前でしょう。今はもちろんこっちはまだまだ雪の季節じゃないけど こんな名前が付いてるからには雪が降ったらさぞかし綺麗なところなんだろうな・・・と まだ見ぬ景色に夢を馳せ・・・。 そして続く時は続くもんで 『次は〜花咲橋〜花咲橋〜』 なんと言うことでしょう。立て続けに季節感のあるバス停名が3つも。 もちろんここだって花の咲く時期じゃないから花なんて少しも見えないけど。 でも、私には何か希望が見えて来た様な気がしたのです。 都会だからって季節感がないんじゃない。私が気が付かなかっただけなんだ。 もっと自分が今暮らしているところを見てみよう。もっと知ろう。 そうすることによって、私はまたこの地で頑張れるのかも知れない。なんてね。 思いもかけないところで独り勝手に落ち込み、立ち直る私がいます。ここに。
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