● おさるのひとりごと ●


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2002年07月05日(金) 『難しい本を読んでるねぇ。』

と、電車で隣に乗って来た酔っ払い親父が話し掛けて来た。
『はぁ・・・。』と私。
私が読んでいたのは『三国志における人物伝』。別に難しい話ではない。
(漢字は難しいのが多いけどね。^^;)
おっさん『今のうちにこういうのは勉強しておいた方がいい。いい心掛けだ。』
私『はぁ・・・。』
おっさん『この本はどう言うところが面白い?』
私『えっ?・・・面白い、って言うか・・・背景と言うか、よくこの時代にこんだけの
  メンツが揃ったと言うか、それによって・・・』
おっさん『君はどこの出身?ずーっと横浜なの?』
私『(人に質問しといて人の話聞けよ。関係ないじゃん。)いえ・・・。』
おっさん『じゃあ、どこなのかな?』
私『いろいろと・・・』
おっさん『お父さんの転勤とかかな?』
私『(違うけどめんどくさいので)はぁ・・・。』
おっさん『そうか。君はこういう本を読むのなら石の本も読んだ方がいい。』
私『石ですか?』
おっさん『僕は石の研究をしてるんだけど、石はいいよ。そう言う本は書いてる人の
    意見が入ってしまうから人によって違うけど、石は一緒だ。』
私『はぁ・・・。(まあ、私も石は好きだけどさ。)』
(おっさん、いきなり本の中の「豪傑」と言う字を指さして)
おっさん『私の名前はこの字なんだよ。この字の訓読みなんだ。』
私『はぁ・・・。(そんなのどーでもいい。)』
おっさん『名前負け、って言われるんだけどね。』
私『(コメント不能)はぁ・・・。』

とか言ってる間に私の降りる駅。
おっさん『もう降りるの?じゃあ、これからもお勉強はした方がいいよ。偉いねぇ。じゃあ。』
おじぎして車両から降りる私。
そしてふと思う。

おっさん、私の事いくつだと思ってたんだろう。(謎)


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