2000年10月04日(水)
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小ネタをこよなく愛する男 |
今日は珍しいヤツから手紙が届いた。 ま・・・・手紙っつっても、DMなんだけど( ̄∇ ̄;) この業界、挨拶状、お礼状、DMの3本柱は基本中の基本で、若い連中でも物凄い量の書簡・ハガキを書くものである。 トキ(俗称・25歳)は、高校・大学と同じ畑で育った、いわば「戦友」もしくは「悪友」とくくられるだろう男で、σ( ̄∇ ̄)が今までに一番多く共演した役者である。 来週、西荻の某スタジオで芝居をやるからおいでませ♪といった内容だった。 う〜ん・・・・。ヤツの芝居を見るのは、実に2年ぶりくらいではなかろうか? 昔はくだらないことでよくぶつかったりしたもんだ。 元々、カラーが全然違ったりもしていたので、互いにそれぞれの演技が鼻についたりしていたせいかもしれない。高校時代は何だかんだいって、部室で相当過酷なバトルを繰り広げていた。それでも懲りずに共演を重ね、今に至るというわけ。最終的にはσ( ̄∇ ̄)もトキもそこそこ大人になったせいもあり、そのカラーの違いとやらをうまく妥協し、許しあい、ヤツはσ( ̄∇ ̄)にとっても実に信頼のおける役者のうちの1人になった。 ヤツと初めて出会ったのは、16の春。 進学した高校で、互いに演劇部を居場所に選んだのがそもそもの始まりだった。そこでの3年間だけで終わると思いきや、σ( ̄∇ ̄)が人生全ての運を使い果たすかのような奇跡を巻き起こし、第1志望の某N大学に合格してしまったため、そこでも4年間、顔をつきあわせることとなってしまった、腐れ縁なのである。
トキは形態模写がうまい。 学年に1人や2人はいたでしょう・・・・自分の学校の先生の真似がやたらうまいヤツ(爆)。 コイツはそういうやつなんです。 部室でよく授業をやっていました。 数学苦手なくせに、なぜか数学の授業をやってました(爆)。
トキは音楽がお好き。 サザンがお好き♪ で、唄いまくる。 ギターがお好き♪ で、弾きまくる。 今では、そのへんの道端でジャカジャカやることもなくなってしまったが、少し前まではそんなこともしていたようだ。 高校時代、σ( ̄∇ ̄)に嘉門達夫の魅力を吹き込んだのも何を隠そう彼だったりする( ̄∇ ̄;) (隠しちゃいない)
トキは熱い(爆)。 この熱さに慣れるまでは、かなりむさくるしかった( ̄∇ ̄;) 高校時代はその絶頂期で、芝居のことでぶつかった時なんかは収拾がつかなくなること、必至。電話で泣かれたこともある。こういう男とだけはつきあいたくないもんだと、当時からそれは強く思っていた。だからあれだけ長い時間を共にしたにもかかわらず、ヤツとは間違いその他、一切ないのである(爆)。
トキはサムい(爆)。 いや・・・・面白いヤツなんだけど、当初から「小手先コザイカー」なる異名をとりつつ、色んな小ネタをチョコチョコと披露してくれてたもんだから、しまいにゃそれもサムくなるというわけで(爆)。もっと、大きく芝居しろよ、と、よく同期の中では囁かれていたっけ。ちなみにそういうこまごまとしたことを好む彼は、イッセー尾形の大ファンだったりしました(爆)。
そんなことなんかを思い出させてくれたトキのDM・・・・ そうかぁ、1ステージ¥2500もとっちゃう芝居を作るようになったかぁ・・・・ 妙なところでしみじみしてしまう、σ( ̄∇ ̄)なのでした。
σ( ̄∇ ̄)の干され人生、いつまで続くのやら・・・・。 あぁ、芝居がしてぇ(-。-)ぼそっ
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