あたしの天気予報って、まぢ、めっちゃ当たる・・・・。 あたしの体は本当に正直で、一昨日 ここに 「明日か明後日、絶対雨が降る!!」 と、母・サヨコに宣言したとおり、 今日の午後から雨が降り出した。才能開花!! そんなことはどうでもいいんです。 雨が降って、辛くて辛くて、薬も効いてるんだかどうなんだか。 微熱は慣れたけど、慣れ云々の問題でもナシ・・・・ あたしは今日、病院に行かねばならないのです。 予約を入れても、1時間以上待たされ、 そいでもってこの天候・・・・あたしはすっかり憔悴してしまった。 オーアエにここしばらくの様子をぶちまけるも 「何をそんなに焦ってるんだ?」 と、あたしの1番嫌いな常套句で片付けようとする彼に、 再び殺意を覚える( ̄∇ ̄;) それに、今日は別のところに話題が飛んだ。 今まではあんなにもイマジナリー・コンパニオンばかりに興味を抱き、 熱があるんだと訴えようが何しようが、暖簾に腕押しだったのが あたしが、父親のことについて言及し始めると 彼の興味はまさにそちらを向ききったまま、最後まで追及の手を緩めようとしない。辛いのである。 この日記には面白おかしく家族について触れてはいるが、 あたしはこの家の中で、自分のポジションがよくわからなくて混乱しているから あえて、客観的に面白おかしく書くことで 苦しいのを紛らわせているのである。 あたしは途中から、涙をハラハラとこぼしながら 自分の家族のことを話した。 失態である。 外では冷たい雨が降り続き、あたしはその雨のようにさめざめと語り続けた。 悔しい。 「自立」を欲求の全てに代えて今まで生きてきたつもりだったが 父親の存在の脅威さをここに於いて まさかオーアエに暴かれてしまおうとは。 これであたしが治るんなら、それでいい。 いい作品が書けるのであれば・・・・ いい舞台が作れるのであれば、何も言う事なんかない。 だけど、そんな保証がどこにあるというのだろう。 いいですか・・・・・これが「こころの病」の怖いところなのです。 自分でも嫌になります。 猜疑心をメラメラと燃やし、何も信じられなくなってしまい おしまいには自分の存在さえ、自分の手で揺るがしてしまう 誠にもって馬鹿な現象なのです。 おまけに・・・・・・・。 ずっとずっと気になっている、あたしの病巣の正体も とうとう今日も明かされぬまま終わってしまったのである。おまけにっっ! あたしがこの期に及んで下手(したて)に出て うんと、うんと、おねだりしたのに、 デパスを半分に減らされてしまったのだ。 休めっていったのは、貴様じゃろう(-_-メ) あれを減らされちゃ、休まるもんも休まらんわっ!!!!! それでも、イマジナリー・コンパニオンについてあんなに食い下がってきた オーアエに、演技の専門書だけは叩きつけ、 ふらっふらになりながら、ようやく処方箋を握りしめて帰ってきたのである。惨敗・・・・。 今日もダーリンが付き添いについてきてくれたが、 診察中、彼は一切、口を開かなかった。 無論、彼が口を出せるだけの雰囲気などそこにはなかったのだが 惨敗したあたしを労いながら、 エレベーターに乗ると、あたしも更に症状が悪化するものだから 手をつないで、いっしょに階段を降りてくれた。 果てしなく優しいよ、彼は。 弱ったあたしには、とてもありがたい。 9月。 あたしがだんだんサカリのつく時期がすぐそこまで来ている。 あたしの病気の根源は未だに解明されない。 一時的に元気になっても、 また春を迎え、夏がやってくれば 解明されない限り、動けなくなる気がする。いや、きっと動けなくなるのだろう。 オーアエに負けた悔しさと、折りからの雨で 今日のあたしはもうボロボロです。 ちくしょお(-。-) ボソッ ホントに尼寺でも探そうかな。