う〜ん・・・・
そろそろ、どうかなぁ。
ひょっとしたら大丈夫なんじゃない?
いいや♪ 挑戦♪挑戦♪
そんなわけで、勝手に就寝前の薬を
全種類、絶ってみることにした。
この頃、めっきり涼しくなってきたし
ずっと同じ量を飲んでいるのだけど、
真夏に比べると、数時間は余分に寝ているような気がする。
これじゃ、やばいわ。
薬っていうのは、普通に生活できるようになるための手助けだもの。
1日の半分以上を惰眠を貪るに費やすというのは
ちょいと愚かしい。
で、昨夜・・・・。
様子を見ながらベッドに横になってみた。
いい感じ♪
眠れそう・・・・だけど眠れない・・・・。
そのまま、2時間(苦笑)・・・・。
眠気はきているみたいだから、デパスで引っぱってみるか・・・・。
さっそく全種を断絶するのに挫折し、
あたしの身体に、一番耐性が付いてしまったらしい
デパスを1錠だけ飲む。
が・・・・。
この、「眠れそうで眠れない」という過酷な状況が
こんなに面白辛いとは思っていなかった( ̄∇ ̄;)
いつもの薬での「眠る状況」が整っていないあたしは、
2時間モノの映画とかドラマとかのビデオを次々やっつけ、挙句
いつの間にか、外、明るいし・・・・(爆)
映画の内容、ほぼ覚えてないし(爆)
何だったんだ、この時間わっっ!!
また、ダラダラしていると思われてはたまらないので
部屋の外に
断薬中
と書いた、情けないメモを出しておく。
更に情けないことに、
どうしようもないものだから、
市販の某鎮痛剤を定量の半分だけ飲む。<頭が痛くてたまらなかった。
さて・・・・。
外は白々、あたしもまどろみかけ、
いざ、往かん夢の世界( ̄¬ ̄*) 〜♪
そんなところへ、ヤツは現れた。
海賊である( ̄∇ ̄;)
あたしは揺さぶり起こされる。
嗚呼・・・・せっかくそこまで眠りの淵がやってきていたというのに
こういう暴力的なことをするんだよ・・・・うちの海賊。
明るいところで、少し運動をした方がいいんだ
そうすると、薬なんか飲まなくったって
ちゃんと眠れる。
今、凄く旨い味噌汁を作ったぞ。
お前も食え。食え食え食え。
時計を見ると、午前8時少し前。
普通の人が、眠りから覚める頃である。
仕方がないので、あたしはようやく体を起こして
海賊が作ったとかいう味噌汁を食すことにした。
何か胃に入れれば、眠りやすいかもしれないし。
味噌汁の具は、たった1種類だった。
なめこである。
このなめこ・・・・。
先日、あたしの親友・ききあが、貢ぎモノとして色々送ってくれた中の1つ。
荷に、なめこの缶詰は2缶入っていて
おお・・・・味噌汁・・・・大根おろし・・・・( ̄¬ ̄*) 〜♪
と、妄想していたのが、海賊の手によって、既に具現化されていた。
むむむ・・・・???
思ってたより、でかいな、このキノコ。
しめじのでかいヤツくらいの大きさのなめこを見るのは
あたしは此の方初めてだったが、
奥飛騨で生まれ育った海賊は、もうこの缶を開けた瞬間に興奮してしまったらしい。
ききあが住んでいるのは、海賊の故郷から山ひとつ越えたところで
多分、地質上は同じようなところだと思われる。
実際、海賊自身が缶の表記を見て、
その土地を知っていると言うのだから、
彼にとっては、缶の中から故郷が飛び出してきたようなものだったんでしょう。
これが、本当のなめこ汁というもんだ( ̄^ ̄)
というのを
自分でだしまで取って、味噌汁にして、
職人魂だけで、早朝の食卓(母・未だ就寝中)にぶち上げた。
夜のオトコが、朝、働く姿は、何となく健気である。
いただきますとも♪
プロが作ったものだから、まず、間違いはないはず(恐々)。
ず・・・・ずずずず・・・・
うまい・・・・。
うまいでわないかっ!!!
このバケモノのような「ヒラキなめこ」というのも
なかなかいける♪
海賊がご飯なしで、朝っぱらから4杯も味噌汁をすすっている横で、
あたしは、やっと1杯やっつけた。
食べると体力を消耗するので
おかわりするだけの元気はなかったが・・・・・確かに旨かった
嗚呼。
バカに飲ます薬というのは
正に、こういうのをいうのかもしれない。
そうやって、愛に満ちた薬を処方されたというのに
あたしはやっぱり自信がなくて
アモバン1錠を食後に飲み込み、
そのまま夕方まで眠りこけたのでありました。
今夜は、「断薬」とまではせず、
「節薬」くらいにとどめて、様子を見ようと思います。
また夜更しをしていて、いいタイミングで
海賊に叩き起こされてはかなわないので、
部屋の外には何も出しておかないことにしました(苦笑)
バカなりに、学習いたして
本日、これにて♪