2002年06月03日(月)
奇跡は日々起こるもの

在京時代、あたくしは常にペンとノートを携帯していた。
時計や携帯電話を忘れることがあっても、この2アイテムは絶対に忘れたりすることがなかった。
電車で移動することが多かったので、すると考え事をする時間も自然と長くなり、したがって色々な言葉がポロポロと出てくることが多くなるのである。



その言葉は、例えば「ユメ」みたいなもので、
すぐに書き留めておかないと、忘れてしまうような類のものだ。


どこかに移動してから、書こう♪・・・・なんて考えていると
後で物凄く後悔することになる。
































「書くこと」自体は覚えていても、何を書くのか全く思い出せない。

( ̄∇ ̄;)
( ̄∇ ̄;)
( ̄∇ ̄;)



























これほど情けないことはない。
あ・・・・あたくし、さっきすっげーイイこと思いついたのに・・・・。


思いついたのに・・・・・。


思いついたのにさぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・。


ちくしょお、誰にも伝えることが出来ねぇでやんの。




















と、このようなことがないように、「イイこと」を思いついたら
即、書く癖をつけていたのだ。




面白いことは毎日のように起こっている。
そして、そういうことを思いつけるのは、奇跡だ。
それを捕まえることが、イコール、才能とかいうやつだ。


せっかく思いつくことが出来ても、それを捕らえられないことほど
情けないことはない。才能がない・・・・ということになる。



あたくしは、限りなく、日々起こる奇跡を捕まえたがっているのだ。
美しい日本語・・・・これがあたくしに許された唯一の表現みたいなものなのだ。
別に、絵でも音でも身体表現でも、何だって良かったのだけど、
どうやら、日本語というのがあたくしには心地が宜しいようで・・・・。



前に、写真と短歌で、歌集みたいなものを作った。
採光と露出が奇跡的に良かった所為で、
コンテに起こすことが出来ない、あたくしだけのイメージとアングルを
見事に・・・・正に奇跡的に「画」で収めることが出来た。
コレは本当に奇跡に近かった。
本来なら、モチーフ探しから、天気待ち、全て計算してクルーを組んで・・・・
考えるだけでとてつもない労力が必要なのだけど、
あの日だけは、神様がいたんだなぁ、きっと。
あたくしに、「奇跡」を見せてくれた。
あたくしの欲しい画を、あたくしに与えてくれた。
本当なら、コンテを起こして、クルー全員に配布して
納得のいくまで撮影を決行するところなのだろうけれど、
運転手1人いてくれただけで、納得のいくものが撮れた。










そうして創られた、その歌集を気に入ってくれた人がいた。


コレもまた「奇跡」である。






自分の納得した流れに乗れるのって、素敵。
それをすぐさま輩出できるのは、とても快感。
輩出・・・・? 排出・・・・・??
どっちでもいいや。とにかく外に出さないと、体に悪い。
微熱の理由になったりもするんだから( ̄∇ ̄;)





















とにかく

そんなものなど、真っ平御免。
新しい物好きというわけではないが、奇跡というのは日々常に起きている。
「奇跡」と呼べるものを捕まえるのは、難しいけど楽しいのだよ。


(前日に引き続き、文芸ジャンルに相応しいこと書いてるかも( ̄ー ̄)ニヤリッ)
(それ、意識している時点で、あたくしって阿呆かも ( ̄∇ ̄;))

あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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