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period - 2006年07月30日(日) 「ハチミツとクローバー」という漫画を読み始めたのはちょうどアニメ化されてDVDが出ますよ、という時期だった。コミックスだと8巻が出たすこし後くらい。 なのでまあかなり遅ればせながら読み始めて、あっという間にハマった。 「ダ・ヴィンチ」で特集が組まれてたり7巻の表紙を見てちょっといいなあと思ったり、友人にも面白いよと言われてたような気がしたけどずっと手を出さなかった。恋愛ものの少女漫画か、あんまし興味ないなくらいにしか思ってなかった。今にして思えば見る目無さ過ぎだなあ当時の自分。 ともあれハマってからは毎日一冊ずつ買って読んだ。まとめて買うとついまとめて読んでしまう癖があるので、敢えて一冊ずつ。 少女漫画らしいといえばすごくらしいし、らしくないといえばらしくない。 というかそういうカテゴリに当て嵌めるのはあまり意味が無いんだろうな。単純に面白いと言ってしまうのは乱暴かもしれないけれど、漫画を読んで大笑いしたり号泣したりするぐらいハマったのはほんとに久しぶりだった。 ハチクロのどこがどうスバラシイのか、ってそれこそ一言では言えないのだけれど、敢えてひとつ自分が惹かれた点を挙げると、「終わりがちゃんと見えている」ってことだった。 皆で一緒に出かけたり、クリスマスに集まったりすんごい料理を作ってふるまったり(笑)、楽しい場面もせつない場面もいとしくて読んでいるとずっとこのままの時間が続けばいいのにとつい思ってしまう。でも漫画の中で時間は着実に流れている。 遠くないいつか、この物語にはエンドマークが確かに付く。 それは残念だけれど、でもあるべき終わりを目指して進んでゆくこの物語をとても潔いと思った。 「コーラス」を買ってる友人が、ハチクロが終わったよと教えてくれた。 雑誌は買わないので(←申し訳ない)9巻のラストから先、どんな話になったのかはまだ知らない。10巻が出るまで待つことにしている。 寂しいけれどとても楽しみに。 -
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