”BLACK BEAUTY”な日々
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2003年07月03日(木) お客さまへ捧ぐ

ライブに毎回来てくれている方々、ほんとにいつも有難う。礼を言います。

お客さん達は当然の事ながら、お金を払ってくれている。
その事実を忘れることのないように今日はライブにおける費用対効果論(お客さんサイド)を考えてみたい。

我々は「資本主義経済」なるカテゴリーの中で日々生活している。
資本主義とは貨幣を媒介に需要に対する供給が満たされ、しかもそのサイクルに原則として政府が介入しない建前をいう。(例えばこういうロックは青少年に有害であるからして、CD販売は禁止!とかはダメ。ということ。今のところは)

これをライブ鑑賞に置き換えると、お客さん達は「そのバンドを観たい」という需要を満たすべく、貨幣を投下する。当然、投下した資本(貨幣)と同等かそれ以上の価値を見出せなかったら、納得しない(あくまで経済面での人間の心理。感動はお金で買えない事は重々承知しております)。

かかる需要を満たすべく供給者がすべきことは「良い演奏をする事」なのだが、金銭的には、1曲あたりどれだけ頑張れば良いのかというと・・・

ライブのチケ代が1,500円として、演奏曲目が10曲だとすると、1曲あたり150円となる。ライブは前払いが原則なので、バンドが一曲終わる度に「150円×客人数」のコインがバンドに向かい、飛んでくる(わけはないが、そーいう事)

これが後払い、しかも1曲終わる度お客が自由に金を払うシステムだったら・・・。

怖いよなー、と思う。

という訳で、我々は投げられたコインをたとえ見えなくても、見なくてはならない。手は抜けない。



JIN |MAIL TOThrill freaks offcial web.

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