”BLACK BEAUTY”な日々
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2004年06月27日(日) 晴れ 

本八幡ルート14にて毒髭のライブを観る。
この日演奏された「百度目のリベンジ」というナンバーのサビはこんなフレーズだ。

「まだ立ち上がれるだろう」

1年半位前、とある事情で新しい仕事を探さなければいけなくなり、それこそ百回面接受けても仕事が見つからないのではないか、という不安に駆られていた。
その頃、やはり毒髭のライブではボーカリストがこう叫んでいたのだった。

「まだ立ち上がれるだろう」

この日、ステージになだれ込んでこのフレーズを叫ばせてもらった。
勝手な思いで、この曲で行ってやろうと決めていた。

「まだ立ち上がれるだろう」

個人的な事情を推察しながら他人のライブを観るのは決して正しい見方でないのは重々承知しているが、今夜の彼にとって重要なフレーズであったのは間違っていないと思う。

「まだ立ち上がれるだろう」

色々な問題、ジレンマ、出口の見えないトンネル、人を待つ事、人を救う事等々。
俺も重大な決断を目の前にしている。どんな結論でもこう言いたいと思う。

「まだ立ち上がれるだろう」

彼も何度でも何度でもこう叫んでほしいと願っている。

「まだ立ち上がれるだろう」と。

ともあれ、この日の毒髭は最高だった。
「音楽に勝ち負けはない」と前ににも書いたがそれでも俺は「負けた」と思った。


追記:この日ダイブに失敗し「つきゆび」をした。周りからあまり心配されない「冴えない負傷」の部類に属する。
一応包帯巻いて会社の女の子に事情を説明したところ、非常に呆れられ、怒られた。彼女がこれを読んだら、少しは納得してくれるだろうか。









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