”BLACK BEAUTY”な日々
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Boogie
| 2006年04月23日(日) |
とんでもないモノを見てしまった。 |
話が前後してしまい恐縮だが20日の金曜日、会社が休みだったので四谷フォーバレーにタイガーバンドを観に行ってきた。 タイガーは今回のライブを含めてあと2回のライブで解散が決まっている。 本人達で決めた事だから外野はとやかく言えないが、残念というのが自分の気持ちである。
この日のライブはトリがアメリカから来たDEAT RITESというバンドだという。こばじゅんにどんなバンドなのかを尋ねると「オールドスクールのハードコア」との事。ディスチャージやカオスUKみたいな感じなのだろうか。
一応メンバーはこんな感じ
ボーカル:ピクシーズのフランク・ブラックみたいな巨漢。グラサン着用だが、時々グラサンをずらした時に垣間見える瞳が以外な事にとても綺麗でかわいい。
ギター� �団長曰く「あいつはテリーゴディーだ!」これは笑った。ちなみにテリーゴディーは全日本プロレスで「パワーボム」を日本に定着させた名レスラー。「人間魚雷」の異名を持つ。
ギター�◆Ю嵬咾波韻�つんつん。見ようによってはジョンライドンに似てる。
ベース:黒髪で髪つんつん。外人さんにしては背が低い
ドラム:90年代初期のバブル期に流行した「2ブロックカット」を彷彿させる髪型。なお髭ボーボー。一応タンクトップを着ているものの、どうしてもグンゼの下着にしか見えない。
とまあ、こんな5人がタイガーの演奏を最前列で観戦していた。こばじゅんがすさまじいブロークンイングリッシュで「アメリカのどこから来たの?」 と尋ねると「ジョージア!イエー!」答える米国パンクス。 次に気になるのが年齢だが、どうやら19歳から21歳位らしい。
彼らはタイガーの激し目のナンバーでは盛り上がるものの、「乗換列車」が始まると急に大人しくなる。ひょっとして感動してるのかもしれない。
やがてタイガーの出番が終わると、いよいよDEAT RITESの出番である。 幕が上がり、演奏が始まる。ボーカルの巨漢はシャウトしっぱなし。 ところが...
「演奏陣が恐ろしく下手だったのである」
どうも原因はドラマーにあるらしい。ベーシストは曲によってピック弾きと指弾きを使い分けて上手だった。 ギターのテリーゴディも一生懸命ソロを弾いているが、残念な事に音が殆ど聞こえない。もう一人の赤毛つんつんギター君はソロは一切弾かず、ひたすらリズムに徹している。マルコムヤングが好きなのだろうか。あるいはシンデレラのトムキーファーじゃない方のギタリストに憧れているのだろうか。 曲調は確かにハードコアが中心だが、途中でメロコアっぽいのをやったり、ミスフィッツのカバーなんかをやっていた。 何はともあれ、こんな酷い状況でもボーカルは最前列のKIDS達とハイタッチを欠かさず、「アリガト」を連発する。
ライブが終了して、ふと横をみると、なんとこのバンドの物販コーナーがあった。せっかくの記念だからと思い、CDを1枚購入した。ついでに「メンバー全員のオートグラフが欲しいです」と赤毛つんつんに頼むと、彼はメンバー全員を一人一人回り、サインを書いてもらってくれた。 どうもこの赤毛つんつんが一番格下らしい。
こうして俺の「ロック固定観念」の一つが脆くも崩れ去った。
それは「アメリカのバンドの演奏力は半端じゃない」という固定観念である。 アメリカのバンドはレコード会社との契約を勝ち取る為、アメリカ全土のクラブサーキットを行い、その土地のラジオ番組に出演したりといったプロモーション活動を行う。アメリカ全土を回るのだからライブの本数はすさまじいものとなるが、またそれ故にタフな演奏力を身につけることができる。 話はそれるが、ニルバーナのデビュー後のワールドツアーの日程をみると、休みが殆どなく、おまけにツアー中にセカンドアルバムのレコーディングまでしている。ライフルでズドンといっちゃたカートの錯乱状態も少しは分かる気がする。これに対し、この地獄のようなツアーを経て、カートの死後、フーファイターズを立ち上げたデイブクロールのタフさはもはや人間のレベルではないと思う。
で、彼らはおそらくそういう過酷なツアーを経験していない段階で日本に来ちゃったバンドなのかもしれない。ひょっとしたらこの後アメリカに帰り、 クラブサーッキットで成長し、2年後のサマソニあたりに出演!!!!
て事はまずねーだろーな。。
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