タマちゃんの毎日
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子供の頃は、街の風景に情緒があったように思う。 毎日、夕方になると、近くの工場から終業の音楽が聞こえてきた。 「パ、パーパ、パーパ・・・」曲は、『太陽がいっぱい』という映画musicだったと思う。 トランペットのなんともいえない響きと夕焼けの空がバッチリとけあって、ガキンちょの私でも、遊びを止めて、じっと耳を傾けたもんです。 秋の紅葉もキレイ♪だったなぁー。学校の帰り道ぞいに、ポッコリと小さな山があって、紅や黄や茶に染まった自然の色を、しばらく眺めてから帰ったもんです。 近くの神社のシーンとした静けさに、ゾワァァァ!(ーー;)っとしたり、約束をしなくても、当たり前のように、友達が集まっている駄菓子屋さんがあったり。 コンビニもゲームセンターも無かったけれど、なぜか、豊かだったように思う。
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