タマちゃんの毎日
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2005年04月26日(火) 話せばわかるって!!!

昨日の夕方、お友達と遊んでいる長男を迎えに行くと・・・。

長男が自分の所へ転がってきたボールを「パス!パス!」と言っている友達へ蹴り返している様子が見えた。その次の瞬間!その側にいたK君がものすごい形相で長男の方へ走り出した。理由はわからないが、とにかくヤバイ!!!
長男もK君に気付いて逃げ出した\(◎o◎)/!

長男の名を呼びながら「早く!早く!おかあさんの所においでぇぇぇーーー!!!」と叫ぶ。
長男が私の存在に気がついてしがみ付いてきた。その長男の背中を追いついて来たK君が一発殴った。
まだまだ怒りが収まりそうにないK君の腕を鷲づかみして、
「どうしたん???」と尋ねる。
K君は興奮しきっていて、
「ボク。ボール。長男の名。ボク。蹴って。ボク。」単語しか出てこない。
仕方が無いので、長男に話を聞く。
「ぼくは、ボールが転がってきたから、S君へパスしただけじゃがー。もぉー!」

ははーん(・へ・)。どうやら、S君はK君に意地悪をしとったんだなー。色んな子にボールを蹴ってはパスをさせて、K君にボールを渡さないようにしていたようだ。その怒りが沸点に達した時にボールをパスされた相手が長男だった。その時、長男は他のお友達と違う遊びをしていたので何が何やら訳がわかってない。

しかし・・・。
いわゆる『キレている』状態のK君には何を言っても耳に入らない。
ここは『負けるが勝ち』だ。長男に、
「態とやった訳じゃないのはわかるけど、K君にとってはどうしても許せなかった事だったみたいだから謝りなさい(^_^;)」と言う。

「ごめんなさい」
長男の言葉でK君の怒りは一気にクールダウン!目が覚めたような顔をして、
「ボクもごめんなさい」と恐縮している。

帰り道。長男と手を繋ぎながら、暴力について話す。
「暴力で相手に自分の言い分を押し付けるのはバカのやる事だ。せっかく、言葉といういものがあるのに。」
長男はうなづいている。
「叩かれたり蹴られたりすると、もうその子とは遊びたくなくなるもんね。その子は勝ったつもりでいるかもしれんけど、段々、友達がいなくなる。」

叩いてしまうのはホンの一瞬で済む。けれど、話して納得させるには時間と労力がいる。簡単に叩いてしまう親が多い最近の世の中。
叩かれた子供は必ず人を叩く。小さな手は、やがて大きな拳へと成長する。

長男の手をギュウ♡と握り締める(^_^)。長男も握り返してくる(^_^)。
人の手はこんなにも温かい。











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