タマちゃんの毎日
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2005年08月12日(金) リセットボタンの効かない別れ。

今日はラジオ体操週間の最終日だった。
セミの大合唱の中、しっかり汗をかいた(~o~)。

我が家の玄関を華やかに彩ったハイビスカスは、すっかりつぼみが少なくなり、心なしか、早朝の涼しさが増したように感じる。

昨日の夜、布団を敷いていると、長男が慌てて飛びついて来た(゜o゜)?
「カブトムシが動かない・・・。」
どれどれ?最後にケースの外へ出たかったのか、少し羽をひろげて死んでいる。
このカブトムシはお客様から頂いた。
主人が買ってきた外国産の甲虫とは違って、自然からやってきた純粋な岡山産。
長男は、このカブトムシが大好きで毎日夢中で遊んだ(^o^)♪♪♪。

「死んじゃったカブトムシのお世話をしなさいー。」と、長男を呼ぶと、
「いやだーーー!!!気持ち悪い!!!」と想定の範囲外の返事が戻ってきた。
ゲーム時代のこの頃、命の重さが学べない。わが子もそうなのかな・・・(T_T)。何だか落ち込む。ごめんね・・・カブトムシを手に取る。

布団へ戻ると、長男の肩が小刻みに揺れている。
「どうしたん?」
私の言葉を聞いた途端、長男がワンワン泣き出した!

そうか・・・、大好きなカブトムシの『死』が受け止められなかったんだね。死んでいるカブトムシの姿が辛くて見れなかったのだ。
「沢山悲しんで、沢山泣いてあげようね。それで、明日、お墓を作ってあげようね。」長男を抱きしめる。
あおっぱなを流しながらオイオイ嗚咽しているこの子が愛おしい。

今日も暑い日になりそうです。
けれど、自然は『夏の終わり』を潔く受け入れているようです。
長男に命の尊さを教えてくれたカブトムシ。ありがとう。合掌。



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