2001年09月19日(水) 失。

いつも何処かで誰かが死んでる。
いつの間にか、知っていた人が居なくなっていたなんて、よくある事。

私が知ったのは一昨日。
その人は12日に亡くなっていた。
遠いからお通夜もお葬式も行けないけれど。
BBSには大勢の人の言葉が綴られていた。

大勢の人に愛されながらも、自らを傷つけ続け、それでも尚前を向く事を忘れなかった人。
そんな彼女に贈られる多くの悼みの言葉。
自らの死を願う者がそれを達成した時に贈られるのは悼みの言葉。
望んだ事なのに、誰も『おめでとう』『良かったね』とは言わない。
悲しみの葬送の列。
それは残された者が整理をつける為の儀式でしかない。
エゴイスト。

結果的に事故死という形になったけれど、それでも彼女は解放されたのだろうか。


     


のあ