いつも何処かで誰かが死んでる。 いつの間にか、知っていた人が居なくなっていたなんて、よくある事。
私が知ったのは一昨日。 その人は12日に亡くなっていた。 遠いからお通夜もお葬式も行けないけれど。 BBSには大勢の人の言葉が綴られていた。
大勢の人に愛されながらも、自らを傷つけ続け、それでも尚前を向く事を忘れなかった人。 そんな彼女に贈られる多くの悼みの言葉。 自らの死を願う者がそれを達成した時に贈られるのは悼みの言葉。 望んだ事なのに、誰も『おめでとう』『良かったね』とは言わない。 悲しみの葬送の列。 それは残された者が整理をつける為の儀式でしかない。 エゴイスト。
結果的に事故死という形になったけれど、それでも彼女は解放されたのだろうか。
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