ゆっくりとした一日だった。 俺様にとっては。 MILETは徹夜の挙げ句に、 朝早くから洗濯などをしていた。 天気がよいのは今日までで、明日からは 雨になると言うことだ。 だから、眠い目をこすりながら 洗濯したのだろうか。 さて。 洗濯物が青空にはためく中、 俺様とMILETは寝室にこもった。 俺様の目的は勿論、午睡である。 MILETは小説を読み出した。 最近、昔の小説を読んでいるようだ。 なんでもシャーロック・ホームズとか そのようなものらしい。 名探偵と言われるその人物の事件簿を 読んでいるのである。 使い古されたトリックも、 その当時は新鮮で斬新なものだったとか。 時代背景を考えながらの読書も なかなか面白いそうである。
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