根暗独言


確かに神は存在した。この腕の中に。 //2004年04月27日(火)


「愛してる」と囁かれて悪い気はしなかった。
約一時間言うとおりにするだけでよかった。
僕は心を家のお気に入りのベッドサイドに置いてきたばかりだったから、
そんなに苦じゃないだろうと黙って目を閉じてた。



急に休日を与えられてもやる事がない事実。
建築も妄想もほどほどにしとけよって感じですね。
サッカー見たいけど、じっと座っている自信がありません。
何をしようかなぁ。四時半からは歯医者です。昨日も行ったけど。

私を否定できるのは私だけだ。



天国みたいな一時間だった!
エレベーターが降りるときぐんぐん加速するように、時間は流れていった。
あの人の首筋はすべすべして気持ちよく、
僕は始終笑顔だったように思う。

ああ、「愛してる」と囁かれて悪い気なんて全くなかった。
確かに神は存在した。この腕の中に。
そして、神に抱かれる僕。グレイト。


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