 |
 |
■■■
■■
■■ 「弱さ」の意味=「強さ」
2004年01月28日(水)

この前の日記に「人間の弱さと愚かさの意味」について書いてから、実は密かにその意味を考え続けていた。そして、今朝出勤途中にふと気付いたのだけれども、弱さは時に、強さになるのではないか。例えば、樹齢700年の銀杏の木と葦の葉の強さを考えてみる。樹齢700年の銀杏の木は風が吹いてもびくともしない。葦の葉は少しの風でゆらゆら揺れる。銀杏の木は強く、葦の葉は弱い。でも、風速50m級の大型台風が来たとき、さすがの700歳の銀杏も折れてしまうことがある(実際に近所の遊行寺の大銀杏は折れてしまったっけ)。そして、それは二度ともとに戻らない。一方の葦の葉と言えば、風速50mであろうが、100mであろうが、倒れてもまた起き上がるのだ。つまり、弱い葦の葉は、実は銀杏の木より強いということなのではないか。そして、私が求めている強さは、多分銀杏の強さだったのだけれども、実際私に必要なのは葦の強さなのかもしれない。そう言えば、「人間は考える葦である」って、そういう意味も含んでいるのだっけ…??
な〜んて、一人で納得した。後は、「愚かさ」の意味だ。 うーん。。。
(写真:麻布の燃える空)
|
|
 |