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何がショックなんだろう。

なんだか凹んでいた。

自分が今までしてきた事、それは何だったんだろう。

自分が納得すれば良いんだと、そう思ってやって来た。

それはそう。嘘ではない。

月曜日に、会社で会った彼女は普通だった。

『いつまでいるか分かんないけど、よろしくお願いします。』

なんて笑っていた。

でも、私の心の中には空虚な感じが漂う。

誰も、頑張ったねって言ってくれないから?

そんな事を自分は求めてたのか?

確かに、自分でも今回は頑張ったと思う。

それを誰かに認めて欲しかった気持ちはある。

でも、それだけじゃない。そうじゃない。

自分の気持ちをどう説明していいか、分かるのに時間がかかった。

そして、旦那とドライブをしながら話をしていてやっと分かった。


旦那も、私が周りから感謝されたいんだと思っていたようだ。

でも、ほんとの理由はそれではなかった。

とにかく寂しかったんだ、それが一番。

今回の事、仕事の事とか人間関係の事とか、

みんなで色々話し合って、気持ちも聞いて。

少しはココロが近づけたと思っていた。

でも、事態が収拾してみると何も残ってなかった。

ココロの交流も、親しみの増加も、何もなかった。

みんな何事もなかったように振舞っていて、

辞めようとしてた彼女の辛さや、彼女の存在価値や、

急に引継ぎをさせられていた同僚の大変さや、

ほんとは彼女のことを引き止めたいと思っているけど、

社長としてのプライドでそれが出来ない社長の事情や、

それらを聞いて、ココロで受け止めていたつもりだけど、

終わってしまったら、何にも残ってなかった。

そして、最後に彼女からのコピペのメール。

感謝の言葉じゃなくていいから、

色々辛かったわの一言でもいいから、

彼女のココロが聞きたかった。

もっと親しみの感情を持って欲しかった。

ありきたりの業務メールみたいなものじゃなくて。


それが寂しかったんだよって言ったら、旦那も分かってくれた。

悲しいけど、それが現実なんだと思った。

同僚が、

『振り回された私たちは負組、

社長に引き止めさせて労働条件を上げた彼女は勝組。』

だと言った。

『これからはもっと賢く振舞わなくちゃ。』って。

ほんとにそうなのかな。負組なのかな。

彼女に利用されただけなのかな。

仕事仲間って、自己利益で動いてるもんなのかな。

賢く振舞うってなんなんだろう。
2003年12月21日(日)

そして結果が出て・・・。

金曜日、この事で社長に話をするのは最後にしようと思って話した。


この1ヶ月くらい、張本人の彼女を含めて色んな人とお話しをしました。

でも、社長が引きとめた場合彼女がそれを100%受けるかどうか、

最終的に確証を得る事は出来ませんでした。

(彼女は社長が土下座すればね、なんて言っていた。)

でも、彼女が迷っていることは確かですし、

社長から声を掛けてもらえるのを待っているのも確かです。

彼女はウチの会社の業務に欠かせない人だと私は思いますが、

後は、社長にお任せします。


土曜日、出勤していた同僚からメールが来た。

『彼女、とどまる事になったんだって。社長と話したみたい。』

それと前後して、社長から電話が来た。

『彼女と話して、残ることになったから。』

突然の事に、私は『良かったです。』としか言えなかった。

社長は、私がもっと感激して喜ぶと思っていたらしく、

ちょっと拍子抜けしたような、いくらか不機嫌な感じになっていたけど。

私はそういう時に感情を爆発させることが出来るタイプではない。

良かったなぁとはもちろん思ったけど。

部長に電話して、ちょっとだけ事情を聞いたら、

どうやら彼女の方から話し合いを持ちかけたらしい。

社長はきっと、待ってましたっていう感じだったんだと思う。

そして、これからの勤務形態などの話し合いをして、

給与は今まで通り、勤務時間は短縮するという条件で話がついたらしい。


夜になって、彼女から短いメールが届いた。

またしばらくお世話になることになりました。

ご心配をおかけしましたが、これからもよろしくお願いします。

というような内容のメールだった。

その日出勤していなかった他の同僚も、

まったく同じ文面のメールを受け取っていた。
2003年12月15日(月)

自分のために・・・。

不正の疑いをかけられた彼女のためとか、

会社のためとか、引継ぎがすごく大変そうな同僚のためとか。

それも確かに理由ではあるけれど、実際は自分のために動いていた。

こんな形で、こんな状況で、こんなに急に。

彼女が辞めていく事を、私自身が許せなかった、認めたくなかった。

せっかく業務の基本が固まってきて、

安心して仕事が出来るようになるかなというところだったのに。

こんなに馬鹿げた理由で、なぜ安定が壊されてしまうんだろう。

自分のどうしようもない所で、勝手に問題は起きて、

そして、その後どうあがこうとも、自分以外の人間は動かせない。

頭では分かっていたけれど、きっとまだ理解できていなかった。

だから、今回は動いてみた。

自分が動く事で、なんとか出来るものなのかとやってみたかった。

人のココロを動かすことは出来るのか、状況を変えることは出来るのか。

自分なりに、色々とやってみたつもりだった。

まだ彼女の結論は出ていないけれど、私の結論は出た。

『変える』ことは出来ない・・・と。


もちろん、状況が『変わる』事はある。

でも、それはきっと自分が想像していたり、計算していたりする、

その範疇の中では起こらないことなのかもしれない。

もしかして、急に彼女が辞めないっていう事になるかもしれない。

そうなるとしたら、それは私の関係ない所で起こりそうだ。

想像できないような、他の理由で。


でも、自分がやった事を無駄だと思っているのではない。

やりたくてやった事だし、これがどこかで回りまわって、

間接的にでも、何かに影響を及ぼす可能性は十分あるから。


物事は、狙った通りには動かない。

それが当たり前のことであり、真実なんだと思う。

だからこれからも、私は自分の納得するようにしていきたい。

難しい事だけれども。
2003年12月14日(日)

その後・・・。��

辞める彼女と、引き継ぐ彼女と3人でランチに行った。

最初は世間話ばかり、最後の方にやっと今回の話になって、

ランチの時間を延ばして、色々と話をした。

特に進展はなかった。

後は、彼女と社長の間で話し合いが持たれるかどうか。

社長は、

『俺が引き止めて100%彼女がOKするなら、話をしてもいい。』

と言った。

『その辺を確かめてみてくれ。』と。

実際彼女は、社長から声をかけてくれれば

自分は戻るかもしれないというような事を言った。

でも私には、100%の確実性は感じられなかった。

物の言い方が下手な社長の事だ、もつれてダメになるかもしれないし。

だから私は社長に、感じた事をそのまま伝えてみようと思う。

そして、それを聞いて社長がどう判断するか、

それはもう私がかかわる部分ではないと思う。

長年社長と社員として働いてきた、2人の問題だ。

気持ち良く戻れないなら、戻らないほうがいいだろうし、

またここで働きたいという気になるなら、それもいいだろうし。

私自身は、今回自分がけっこう頑張ったと少しは思えてるので、

これで一区切りをつけようと思う。

この問題に取り組んでいる間にたまってしまった自分の仕事を、

年末までになんとか片付けて、すっきりお正月を迎えたいなぁ。
2003年12月13日(土)

その後・・・。��

私達が4時間もの相談をした次の日、部長が彼女と話をした。

部長はストレートに彼女に聞くと言っていた。


こんなに急に勢いで辞めちゃって、これからの生活は大丈夫なの?

ほんとに、もうウチで働く気はないの?

無いんだとしたら、引継ぎにもう少し時間をかけるべきじゃないの?


そして、この問いに彼女が正直に答えてくれたら、

これから働く上での条件面など、みんなでフォローしてあげようと。

彼女はずいぶん前に離婚して、2人子供がいる。

一人はもう結婚してしまったけど、もう一人はまだ学生。

実家には年老いたお母さんが一人暮らし。

彼女以外に子供はいない。

家庭と仕事の両立、これも彼女にとっては大きな問題だったのだ。


でも、彼女はとても気が強くて、プライドが高くて、

自分が経済的に困っているとか、ほんとは辞めたくないとか、

そういうことを口に出すタイプではないと、みんな思っている。

だから、部長がストレートに聞いてみるって言ったときも、

誰もが、きっとこの話は決裂すると思っていた。

部長自身もそう思っていた。


でも、それで決裂してもしょうがない。

もう色々と努力してきたし、これで彼女の素直な気持ちが聞けなかったら、

それはそれであきらめもついて、みんなで頑張って行こうと思える。


部長が彼女と話をするところを、目撃した同僚たちからの複数のメールは、

どうやら話はうまくいかなかったらしい、というものだった。

でも、次の日実際に部長と話してみたらそれは違っていた。


彼女が、辞めることについては迷っていると言ったというのだ。

もう早々と次の仕事を決め、引越しまで決め(実家へ戻る)、

着々と準備を進めているけれど、やはり迷いはあると。

そして、社長と一度話してみようと思っていると。


社長も彼女も頑固で意地っ張りだから、話し合いがどうなるか分からないけど、

これでとうとう結論が出るんだなと思う。
2003年12月12日(金)



ひとりぶつぶつ。 / quartz うぃんちゃんのぺーじ
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