六月、終わる

 いやはや、月日なんてアッという間ですね。
 そろそろ焦ってきましたヨ。
 再就職活動はボチボチ始めています。ひとつだけエントリーを出しました。返答待ち。これまでの仕事とはまったく違うグラウンドだけれど。
 できれば好きなことを仕事にしたい。顧客にも自分にも恥じないことをしたい。
 落ちても受かってもめげずにがんばろう…!

 さて、相変わらず通院の日々。
 大学病院(皮膚科)、メンタルクリニック、歯医者、内科医院、耳鼻科医院、ついでに動物病院を行ったり来たり。
 運転免許をとってからは車で行けるようになって、大嫌いな病院もなんとか通えています…。通院ばかりしているけど、病院は大嫌いなンです…。でも治したいから行くンです。コンプレックスを克服したいから。
 今日は大学病院へ。変形した両手両足の爪20箇所を削ってもらいました。
 先生、お疲れ様でした…。「ネイルサロンみたいだね」と笑いながらも、最後は額に汗をかいていました。スミマセン…。
 爪の変形は指先の皮膚が盛り上がってできたものらしく、削るとすごく痛い。爪がへしゃげる時も痛いけど、皮膚と爪先が密着しているから深く削るとすぐ出血する。怖い。痛い。
 でも早く治りたい。治したい。

 クリニックへもちゃんと通っています。
 薬がないと、未だに自律神経に出て参ってしまう。
 逆に言えば薬があれば大丈夫なわけだ。順調に治っていると信じる。
 再就職活動に集中したいと説明して、抗鬱剤はともかく眠剤はかなり強くて二週間以上出せないお薬らしいけれど、無理をいって一ヵ月分出してもらった。
 こちらも早く治りたい。治したい。
 先生方はみんな親身になって頑張って治療して下さる。
 がんばろう…!


 さて、夜は夜で全英オープンテニス観戦の日々。
 去年は雨に泣かされたウィンブルドン、今年は天候に恵まれ(恵まれすぎて暑そう…)順調に試合が消化されています。シード選手も順当に勝ちあがって、今週、二週目からは好カードが続く。
 昨夜はクォーターファイナル、フェデラー対ゴンザレス。見ごたえのあるいい試合でした。
 トッププロでも屈指のハードヒッターであるゴンザレス相手でも、フェデラーは相変わらず隙がない。強い!ここまでくると解説者の話す内容もレベルが高い。楽しいです。
 フェデラーは去年よりずっとリラックスして楽しんでいる感じ。
 多分、次のセミファイナル(ヒューイット)、ファイナル(ロディックかT.ヨハンソン)に向けてどんどん集中してくるでしょう。
 全仏は怪我で欠場したヒューイットも、三回戦のギメルストフ戦を観た感じではすごく集中して充実していている感じ。嬉しい復活。
 去年のファイナル、フェデラー対ロディック戦がものすごいタフマッチだったので楽しみです。見逃せません!
 さて、これから女子シングルスのセミファイナルですが…現在レインディレイ、プレイサスペンデッドのよう。女子もまたまた好カードなんだけどなー。
 眠れぬ夜が続きそうです。



【六月鑑賞映画】
・『フォーガットン』(ジョセフ・ルーベン/2004米)
・『スター・ウォーズ エピソード�掘織轡垢良�讐』(ジョージ・ルーカス/2005米)

 エピ3は先々行上映で。
 28年、最後のお祭り。楽しいゾー。是非劇場で。
 『フォーガットン』はナカナカによかったですよ。
 もし「母親」になったとして、ジュリアン・ムーア演じるテリーになれるだろうか、などと考えてみる。


【六月乱読覚書】
・「巫と芸能者のアジア」(野村伸一/中公新書)
・「アミターバ−無量光明」(玄侑宗久/新潮社)
・「ノルウェイの森」(村上春樹/講談社)

 いずれも再読。
 「ノルウェイの森」は誰かと話していて話題に出たので、久々に読み返してみた。
 できれば「アミターバ」の主人公のように死にたい。
2005年06月30日(木)

運転免許証とウィンブルドンと

 数日前ですが、運転免許は無事取得しました。
 免許証の写真、なぜか評判がいい。
 確かに二年前に更新した外国人登録証の写真とは別人のようだ。笑える。
 体重は5キロ減っただけなんですが。
 それと、妹に似ていると言われる。
 逆じゃ。妹がワタシに似とるんじゃ。
 免許証画像はメッセで公開中。
 これで車社会に仲間入り。色々行ってみたいぞ。
 宮城県の方、路上でお会いしたら宜しく。優しくしてね。
 他県の方、宮城県に来たら轢かれます。ご注意を。



 さて、全英オープンテニス。
 今年はあまり書いていないけれど、やはり観ています。寝不足です。
 無職者とはいえ徐行運転で社会復帰を目論むおいら、規則正しい生活を心がけていますので、正直地上波の録画放送観戦はキツイです。頼む、中継してくれ…。地上波で。
 まあ、毎年のことですし、天候に恵まれなかった年などは日本時間午前5時に日没サスペンデッド→職場直行ということもありましたので、今年はまだヨイ。日本人選手が早々とコトゴトク敗退した所為か、トッププロの試合が見れるのも楽しい。録画とはいえ1回戦から地上波で放送するのもウィンブルドンだけだし。
 三連覇を目指すスイスのロジャー・フェデラーは今年も充実していて、2回戦を見ただけですが、ナカナカよいのではないかと。二週目に向けてまたどんどん調整してくるだろうし。三回戦の相手はキーファー。好カード!放送希望!
 去年の準優勝、第二シードのアメリカのアンディ・ロディックも苦戦したものの三回戦進出。
 あと出てくるのはヒューイット、アンチッチ、ナルバンディアンかグロージャン君か、というところ(グロージャンだけ君付けなのは差別です)。
 そしてやっぱりサフィンや全仏ウィナー(ナダル)は一週目で消える、と。うーむ。芝はムズカシイの。そして楽しいの。
 女子?どうでもいい。ファイナルはたぶん観るけど、やっぱり男子シングルスが面白い。圧倒的に。
 おや?日本時間1:40現在レイン・ディレイのようです。
 今年も寝不足シーズンを満喫します。
2005年06月24日(金)

お仕事とウィンブルドンと

 今日は早起きしてハローワーク仙台へ。
 失業保険の認定日です。申告書も無事通り、支給されます。
 そろそろ再就職活動に向けて本腰入れないといけない。
 困ったな。やりたいことってないんだよ。映画館の職員くらいしか。
 生活の糧の為に働くか、それともやりたいことや好きなことを見つけて有意義に「がんばって」働くか。
 「仕事」って人生の何割を占めているんだろうな。
 人生じゃなくても、生活の。
 仕事なんて人生の1/100くらいだ、と言ったひとのことばを思い出す。
 例えどんな仕事を選んでも、キャパもないし、たぶん、またいっぱいいっぱいになりそうな気がする。それが少し怖い。薬をゲットして、眩暈や不眠や気分は少し楽にはなったものの。
 どんな仕事をするにせよ、がんばりたい。情熱と誇りを以って。
 どうでもいいけど、もう顧客に恥じたり、自分に恥じたり、そういうのができるだけ少ないところならいいなぁ、と思うわけで。
 まあ、決まったら決まったで、骨埋めるつもり、とまではいかなくても地に根を張ってやっていく所存です。
 教習所は卒業したし、無事免許をとれたら、高望みでもいくつかエントリーしてみようかと。
 がんばろ…。
 いつかみた夢を現実にしたい。


 まあ、それはともかく、ウィンブルドン2005開幕です(毎年恒例現実逃避)。

 メインがハイビジョン放送だなんて!
 屋根上テレビアンテナさえ存在しない家に住む子にご無体な…NHK…。
 ついでに今年のWEBサイトもなんかちゃちい…。
 マ、ライブスコアさえあれば事足りますが。実際の試合が観たいんだよう。
 手に汗握る試合を目の当たりにしたいんだよう。
 要所要所のポイントの攻防とか、トッププロならではのスーパープレイとか、組み立てとか、メンタル戦とか、ウィンブルドンに棲む魔物とか。
 ライブスコアを眺めているだけじゃわからない。
 それでも地上波で録画放送するのはまだいい…。うう…。

 今夜は地上波で一回戦森上亜希子VSサニア・ミルザ戦。
 …おばちゃんはもう不貞寝します…。
 森上選手はともかく、杉山選手は苦戦するだろうとは思ったんだよね…。ロベルタ・ビンチってこないだのイーストボーンでミスキナ破った相手じゃん…。ライブスコアを見ると小畑選手も現在拮抗したタフマッチのよう。放送しれー。
 日本人選手には頑張って欲しいけど、地上波で男子シングルスを放送して欲しいわけよ。とくにヒュとかフェとかつくひと。ロとかマとかサとかビとかでもいい。要するに男子シングルスが見たい。
 まあ、今日は一回戦ですし、明日こそは朝イチで免許センターに行かねばならぬ身なのでここらへんで寝ます。
 本当のショーブはミッドサンデー明けの2週目からだ!
 それまで色々と調整しつつがんばります。
 毎年恒例の寝不足シーズン到来。
 嬉しいけど。うーん。
2005年06月21日(火)

うとうと

 薬もアルコホルもなしに得る眠りは、現と夢との境界を行き来する不思議な世界。
 カーテンの隙間から差し込む光が枕元にあるミネラルウォーターのペットボトル越しに落とす影を薄目で見ながら、波打ち際をうとうとと、チャプチャプと楽しんだ。
 この頃は薬がなくて苦しかったけれど、久し振りに楽しく夢をみた。
 醒めるのが怖いくらいに。

 一部、そっくりそのままトレースするような既視感の続くシークエンスに、たぶん未来なんだ、と思う。思い込む。
 思い込みながらうとうとと潜り込む。
 美しかった。
 美しい世界だった。
 違うのは海。
 海に憧れはない。
 でも海辺の夢だった。
 ミネラルウォーターの影が為した効果だろうか。



 映画『甘い人生』(キム・ジウン/2005韓)のエピローグを思い出した。
 醒めた私はチェジャのように泣かない。
 なんとなく、あれは未来なんだと思う。思ってがんばろっと。
2005年06月18日(土)

次の一秒に向けて

 教習所は高速教習を終え、残るは「みきわめ」と卒業検定のみとなりました。あと本免。
 うーむ、長いようで短かった。や、まだ終わってないけれど。
 一緒に修了検定を受けてから親しくなった若い兄ちゃんたちと話しながら、多分私の場合はこうして集中して通ってよかったのだと思う。
 ばかだし。物覚えも悪いし。容量がないんだ。
 たぶん教習所で覚えた分、なにか忘れている。
 働いている間はまた仕事オンリーになってしまうし。
 これまでもその所為で、色々なものを棚上げしてきた。棚上げしたまま忘れたり、そのまま誰かに持ち去られたり。
 喪ってから後悔するなんて、あほらしい。
 喪うにしろ、見苦しく足掻いてみればよかった。
 そういう後悔がイヤだ。
 まあ、過ぎたことは、もういい。反省はするけれど。
 これからがんばろう。経験を活かしていこう。
 やるべきことは、常に次の一秒にある。
 なにもしなくても、一秒は過ぎ、二度と戻らない。
 だったら次の一秒に向けてひた走ろう、と思うわけです。
 そろそろ充電期間を抜け出し、社会復帰をしなくては。
 あー早いな。あっという間だったぜ、半年なんて。
 もうあと半年くらいボーっとしていたいけれど、扶養家族のいる大黒柱にしては、充分なほどの休息をとらせていただきました。
 こどもの夏休みには宿題があったけど、宿題すらない、実に空虚な、それでいて実りある半年だったように思います。
 ああ、そういえば、こうして暇になってからなんですヨ。
 色々なひとと出会い、メールをいただいたり、メッセでお話ししたり、だいぶ助けていただきました。逆に云えば、それだけ仕事をしていた頃は周りを見る余裕すらなかったということなのかも知れません。
 薬も一錠減ったし、免許も取れそうだ。
 薬を減らしてからは食欲はまた減退したけれど、眠れるようにはなった。
 どうだ。無駄な半年じゃなかろう。
 ガムシャラに働いた8年11ヶ月がミルフィーユの一層だとしたら、この半年もまた、ミルフィーユの一層。
 次の一秒に向けて、ひた走ろう。
 できればこの半年という経験を活かして。
2005年06月11日(土)

バンコクと曖昧な私と

 予想どおり我が家のTVはテレビ朝日が映らず(テレビアンテナがないのです)、スポーツナビでぼんやりバンコクはスパチャラサイ競技場での流れを追っておりました。
 日本のワールドカップ行きは決定したのかな。したっぽいな。やはりサッカーはよくわかりません。サッカーのルールより、予選とかのシステムが。
 プロテニスのランキングポイントなら割とすぐ計算できるのになぁ…。
 映像で観ていないのでなんとも云えませんが、日本が勝って嬉しい気持ちと北朝鮮が負けて寂しい気持ちが半々。
 どちらかを熱烈に応援できればきっと楽しいのだろうけれど。どちらも身近でどちらも遠い。一番近いのは多分北朝鮮の在日選手、なんだろうな。そして北朝鮮代表にベガルタの梁くんがいたら、きっともう少し北朝鮮側で応援しただろうとは思います。それでも北朝鮮の敗退を寂しく思うくらいには、私はまだ少し、北朝鮮に近いのだと思う。
 韓国は行ったことないけれど、北朝鮮は修学旅行で行ったしなー、と、10年前の四月節、マスゲームを見た金日成競技場をぼんやりと思い出してみるのでした。
 総聯系民族学校を出たけれど、「帰国」する気はサラサラないし。曖昧だなぁ…。
 やっぱりナショナリズムはよくわからん。


 本日の技能教習は所内でひたすら方向変換と縦列駐車を。後者はともかく、前者がよくわからん。
 路上ではなるべくしないようにしよっと…。でも経路設計も苦手だ…。地図も読めん!うーむ。どうしよう。
 模擬問題は4つ解いたけれど、いつも95点前後どまり。マニュアル車と二輪の問題は捨てたい…が、あとの5点はいずれもコレ絡みなんだよな。よくわからん…。とにかくもう少し上げて効果測定→本免試験に臨みたい。
 毎日朝から晩までいる所為か、教習所の先生たちと仲良くなってきて、「今夜はどっちを応援するの?」と何人もの先生に聞かれました。
 妹なら胸を張って「そりゃ北でしょ!」などと答えそうだ。
 曖昧な私は曖昧な表情で曖昧な返答を。
2005年06月08日(水)

ローランギャロスとバンコクと

 もう好きな選手のことは書かない…。
 なんで私が書くとこうなるんだ。
 全仏オープンテニス男子シングルスの行方に興味が薄れてきた。
 ヒューイット欠場、ロディックとサフィン、ガウディオ敗退で既に5割ダウンでしたが。
 フェデラーよ…あうう。ま、ラテン系がクレーで強いことは予想範囲内でしたし、なによりナダルはまだ若いけれど勢いのある選手です。
 でも全英始まったら、また書いちゃうんだろうな。ヒューイットには是非とも是非とも是非とも戦列に復帰してもらいたい。
 とか書いたら欠場したりしてな…!うわーん、八つ当たりしたいんだよう!


 私はやはりナショナルアイデンティティが曖昧なのかも知れない。
 日本に生まれ育って、北朝鮮国籍を持っているけれど、祖父母は韓国慶尚南道出身だからだろうか。本貫が唐をルーツとしているからだろうか。
 それとも民族学校を出ながら、「日本人社会」で9年間働いたからだろうか。
 ナショナリズムがよくわからない。
 もし民族学校教員で「愛国愛族的」だった父親が生きていたり、いまは韓国籍の母親がコミュニティに密接に関わっていたりしたら、少しは違ったかな。
 いや、でも、妹は違う。
 北朝鮮や韓国を熱烈に応援している。その次くらいに日本も応援している。
 育ち、じゃない。
 なんだろう、この曖昧さは。少しキモチワルイな。
 この曖昧さが、すべてを物語っているような気がする。
 私のすべての優柔油断が、ここに起因しているような気がする。
 羨ましいなあ。
 疑いもせず、帰属する場所を信じられるひとが。
 楽しそうだなあ。
 まあ、サッカー自体、よくわからないってこともあるのでしょうけれど。
 在日の選手は応援したい、ような気がするけれど、それは境遇が似ているが故の親近感だろうな。ナショナリズムとは関係ないだろうな。
 とりあえず水曜は普段観ないTVを観てみますよ。
 なにやら動かされるものがあるかも知れない。
2005年06月04日(土)

仮免とローランギャロスと

 ご報告。
 仮免は無事合格しました。技能も学科も一発合格。嬉しい。
 技能は今日からめでたく路上に入りました。
 楽しいです。太白団地周辺で交通量が少ないところだったので、それほど緊張せず。バイパスでは隣の通行帯でトラックがびゅんびゅん走り、少し恐怖しました。
 坂道の加減が少しよくわからない。まあ慣れ、なんでしょうけれど。
 今回はオーバーしないといいなぁ。
 初めての教官で少し緊張していたけれど、優しいおじさん先生とお兄さん先生でよかった。
 つーか、お兄さん先生、どう見ても明らかに年下なんでんすが、やけに馴れ馴れしくタメ口なのが気になる。マ、おいらは童顔らしいし、どうでもいいけど。
 第一段階はほんとキツイ先生ばかりでしたから。もう女性の教官はヤダ。言葉がきつくて激しく凹むから。
 帰りは母上同乗で名取まで帰りました。すごく勉強になった。
 落ち着いて、状況判断。適切な対応。
 すごくいい経験をしていると自覚します。がんばろう。


 なにやらサッカーなんとか戦で盛り上がっている模様ですが。
 私は全仏オープンテニスの行方の方が気になります。
 準決勝のナダルvsフェデラー戦次第だけれど、今年のフェデラーはもしかしたらもしかするとグランドスラム達成か!?という具合にエキサイティングな状況。陰ながら応援しています。なによりプレースタイルがダイスキだ!
 というか、オールラウンダーの実に理想的なタイプだと思うんだ。これ以上ないというくらいに。寧ろテニスの戦い方として、彼ほど理想に近い選手はいないと思う。まあ、それでもオリンピックでは負けたわけだし。何よりローランギャロスはアンツーカーコートだ。ううむ…。
 しかしスペイン系、南米系も強いなあ…。いつの間にこんな時代に。
 アジアンも負けずにがんばってほしいです。
 あー試合観たい。ウィンブルドンまで我慢する…。

 いや、まずは、免許、なのだけれど。
 ウィンブルドンが始まるまでは取りたい。がんばる。
2005年06月03日(金)

ダンデライオン

 ぶらぶらと散歩。
 先を行く彼女は嬉しそうに原っぱで飛び跳ねて、タンポポやシロツメクサを蹴飛ばす。
 タンポポの綿毛が舞うのを見て、我知らず「ああ」と声が出た。


 まるで僕たちはタンポポの胞子
 たわむれてるだけ空の下で



 Blankey Jet Cityの「ダンデライオン」を口ずさむ。


 瞳閉じて思い出だけ見つめてちゃだめさ
 瞳閉じて映し出そう物語の始まりを



 いつの間にか歌う声が大きくなっていた。
 彼女は振り返って私を見上げた。
 しっぽを大きく振って、口角を上げて首をかしげた。
 こげちゃいろの瞳に私が映った。
 ね。この原っぱに、来年はきっともっとタンポポが咲くよ。
2005年06月01日(水)

メイテイノテイ / チドリアシ

My追加 エンピツユニオン
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