ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2002年09月28日(土) あいかわらずの気質 学生の頃のサークルのOBが集って活動をすることになり、私のところにも知らせがきた。 活動は参加しないまでも同窓会みたいで行ってみたいなあと思ったけれど、どうしても予定がつかず、断念。 後で行った友達に連絡をした。 「どうだったー?」 「聞いてよ。もー」 「何、何?」 「リーダーを決めるのにジャンケンで負けた人とか言ってさー」 「うん」 「負けちゃったよ」 「はぁっ?」 「サイアクじゃない?」 「決まっちゃったの?」 「うん」 「うっそー。ありえない。何やってんのぉ?」 そんなもんジャンケンで決めるなよ。 いいだしっぺがやれぃ。 さすが○大生……。相変わらずだな。 「そんなの使われるだけだからね。やめときなよ」 「うん。アホらしくて二次会行かないで帰ってきた」 「そうそう。それがよろし」 |
2002年09月16日(月) 筋肉の理由 8月に踊りの自主練をさぼりぎみで曲をすっかり忘れてしまい、9月のお稽古でそれがばれてしまったので、先週はちょこちょこやるようにしていた。 今日、整体に行ったら、念入りに足をほぐされて、陸上選手みたいな足だと言われてしまった。 背筋もかなりついているらしい。 日本舞踊おそるべし。 足をほぐしてもらったし、骨盤の曲がりも直してもらったし、体が軽くなったところで明日からまたがんばってこー! |
2002年09月15日(日) ゴマのすり方 明日実家近くの整体を予約しているので、実家に帰った。 焼肉のたれを作るのに私がゴマをすっていた。 「もー、このすり鉢目が粗くない? 全然すれないよー」 ゴマをするのにえらく時間がかかるので私が文句言っていると、ちょうど父が風呂上りに通りかかったので、 「おっ。ゴマすりは父上の方がうまかろう。お願いいたす」 と父にすり鉢を押しつけた。 ちなみに父は営業一筋○十年である。 「なんだ、ゴマか?」 「ちっともすれないんだよ、これ」 父はゴマすりをまかされてもまんざらではない様子。 大根おろしやゴマすりの作業は、母におだてられてよく任されていたからだろう。 「いいか、ゴマはなあ」 父はゴマをすりながら誇らしげに胸をはって言った。 「ゴマすりは中途半端じゃだめだ」 さすが、営業マン。言うことが違う……。 |
2002年09月14日(土) 電話の主 昨日、学生の時からの友達が昼休みに電話をくれたらしい。 着信があったので今日電話をかけた。 数日前にサークルのOB会のハガキがきていたので、その件だろう。 「もしもしー? 昨日ごめんねー」 「昨日?」 「電話くれたでしょー」 「えー? かけてないよ」 「あれっ? そう? お昼に電話あったみたいだけど……」 「あっ。ごめん。それ、ウチの娘だ!」 「はっ?」 「まほが携帯いじってるうちにかけちゃったんだと思う。ロックかけて気をつけてたんだけど、ごめんねー」 そういえば……。 こないだ彼女の家に行った時、まほちゃんが使わなくなった携帯をおもちゃにしてたのを思い出した。 ボタンを押したり光ったり音が出るのが赤ちゃんには楽しいらしい。 「まほちゃんからだったのかー。てっきりOB会の話かと思ったよ。お昼休みに狙ってかけてきたっぽかったしー」 「あはは」 彼女の笑い声の後ろで、ダンナ(彼も友人)とまほちゃんの会話らしき声が聞こえてきた。 「まほちゃんもうしゃべれるの?」 「言葉はまだだねー。んまんま言ってるけど」 「じゃあそのうち留守電にメッセージ入れてもらうの楽しみにしてよっと」 |
2002年09月12日(木) 夜のオフィスビル 新オフィスは、夜遅くなると出口が変わってコワイ。 と聞いていたので、絶対に11時までに帰ろうと決めていたのに、火曜日に早速残業してしまった。 10時頃。 同じ部署で残っているのは移転組のみ。 同じフロアのどこかでシャッターが下りる音。 「え? どこ? どこが閉まってるんですかぁ? 出られなくなっちゃう!?」 (半泣き) 「あれは○×部の客用の入口だよ」 いずれにしてもコワイことには変わりはない。 一刻も早くずらかりたい。 「コピー室、鍵が閉まってるよ」 げー。コピーとるにも時間制限あるのか。 不便じゃないか。 「なんかさー、下のコンビニ、閉まってんだよ。夜閉まるコンビニなんてコンビニって言えねーよな」 食料を得る道は断たれた……(しくしく) で、11時半近くに帰ることになり、新人の女の子・Aさんと二人でエレベーターで地下の駐車場に下りる。(もう1階の出口は使えない) その駐車場は、かつて自殺があった場所で、出るって噂。 絶対行きたくないと思ってたのに。 エレベーターを降り、鉄の扉を開くと、駐車場は真っ暗。 「ぎゃー、暗いよー。コワイよー。ありえない、こんなの」 と騒ぐ私に、Aさんは頼もしく「こっちです」と率先して歩く。(既に初日から残業したらしい) 車が外に出る坂に向かったら、なんとそこは檻のようなシャッターで塞がれていた。がーん。 「昨日はここから出たんですけど……」 さすがにAさんも心細そう。 どうなるの、私たち。 その時、後ろの扉が開いた。 「ひええっ」 びびる私。 「どうしたの?」 同じ会社の別の部署の男性だった。 Aさんは面識があるらしい。 「どこから出るんですか?」 「ここ、ここ」 檻の脇に鉄の扉があり、押したら簡単に開いた。 (暗くて見えなかった) 「助かったー」 「ありがとうございますー」 帰れないかと思いましたです。はい。 「ここもねー、二重扉になってて、開けてみたら外側の扉が閉まってた、ってこともあるからね」 と救世主の男性が教えてくれた。 それは大変。一大事。 やっぱり絶対11時までに会社を出よう。 |
2002年09月11日(水) あれから1年 あのテロから1年経つ。 早い。 最近自分が時の流れについていけてないのを感じる。 日々の生活で精一杯で、とりあえず必死で時間を追っかけて、なんだか余裕がない。 テロが起こって呆然として、いろんなことが無駄に思えて無気力になったこともあって、なんてほんのちょっと前のことのようだけど、考えてみたらあの時は別の会社で働いてたし、本当に1年経ってるんだなとしみじみ思う。 せめて1年に1度くらいはあの時の気持ちを思い出して、忘れないことだ。 自分が持っている不満とか悩みとかそんなことがいかにちっぽけなものか、ただここにこうしていることがどれだけ幸運で幸せなことか。 たとえ明日何かが起きて人生が終わることがあっても後悔しないようにしよう、と決めたこととか。 ブッシュ大統領の演説なんか聞いてると、なんかイヤな気持ちになる。 あれが国民の総意だとは思わないけど、「やられたらやり返す」「やらなきゃやられる」みたいなのってどうなわけ? そんなに軍事費使って、お財布は大丈夫なんですか? キリスト教は「汝の隣人を愛せよ」じゃなかったっけ?(あんまり知らないけど) なんか他にいい方法ないのかなあー。 |
2002年09月10日(火) まるで新人。 今までとは勝手が違うので、電話一つ取るにも電話の使い方から教えてもらわねばならない。 幸いなことに、今まで他の部課にかかってきた電話も一緒になって鳴っていたのでどこの電話でも出ていたのだが、完全に自分の課だけの独立回線に変わったため、新しい部署である私の課の電話はほとんど鳴ることがなかった。 最初にかかってきた電話なんてちょっとあわてて、うっかり「もしもし」とか言って出ちゃって、「おまえは何年社会人やってんだ」って自分で突っ込んで反省。 コピーのとり方。郵便物の送り方、受け取り場所。ゴミの捨て方。 なんかいちいち聞くのは申し訳ないんだけど、しょうがない。 下の階の派遣社員の先輩のところに用があって行ったら(勝手に用を作って行った、が正しい)、このビル用の入館証を作らなくてはならないことと、タイムカードがあることを聞いた。 私の部署に派遣社員がいないため、そんな事はまったく知らなかった。 とりあえず入館証の手配をする。(タイムカードは言われてないから知らないことにしとく。) 今まで庶務をしてくれる人がいたから、届け出の処理とか出張手配とか経費精算とかいろんな細かいことはその人に頼んでいたんだけど、今度から自分の部署でやることになって、私の仕事になった。 漏れがないようにやってかなきゃなー。結構抜けてるから……。 |
2002年09月09日(月) 移転初日 オフィスが変わって1日目。 私の家から駅で言うと2駅なので、「近くなったでしょ」とみんなに言われるが、実のところ、今までの場所とは10分程度の違いで「近い!」と実感するほどではない。10分は大きいのか。 私としては、今までの場所が都内で(夜遊びをするには)便利な場所にあったので、今度の場所はかなり抵抗がある。川一つ越えただけなのに東京じゃないってだけで抵抗感を感じるっていうのは自分でも保守的だなと思うんだけれども。 午前中は荷物を開梱して、机を整理整頓して終了。 お昼はお隣のビルに部署の若い衆で食べに行く。 今まで一緒にゴハンを食べてた派遣社員の先輩は所属部署が違うために階が別れてしまい、昼休みの時間が違う。 ちょっと淋しい……。 お昼だけで800円は、やっぱりつらいと痛感。 また弁当作るか。 午後は、資料を作ってミーティング出て、で終了。 夜は飲み会。 久々におじ様と日本酒を飲んでたら貧血を起こし、帰りはちょっとつらかった。 でもウマカッタ。 |
2002年09月07日(土) 幸福な週末 雨の音を聞きながら、本を読む。 なんて幸せなひととき。 この週末は、一人でのんびりしようと思っている。 最近なんだかずーっとばたばたして落ち着かなかったからなー。 |
2002年09月06日(金) 引越し騒動 月曜日から違うオフィスに移るので、そのための説明があった。 しかし、人事とか総務とかの人というのは、プレゼンが苦手らしい。 特にあるおじさんの話が私にはかなりツボで、一番後ろの席で失礼にも何度か笑ってしまった。 ブラボー! 「とにかくわかったのは、トイレの便器には気を付けろってことだな」 と、その夜飲みの席に同席した男性が言った。 激しく同意。 (少し前に、同じビルのトイレの洋式の便器のフタにカンシャク玉を仕込んだヤツがいて、知らずにそれに座っちゃった人がいた、という事件が何度か起こった、という話) さて、引越し。 今日になって突然急ぎの仕事が舞い込んで来たりして、荷造りをはじめるのが遅くなってしまった。 私の荷物はそれほどないんだけど(いつでも夜逃げできるようにね)、部署でもっているファイル類の仕分けが大変。 飲みに行く約束をしていたので、黙々と不必要になったファイルの中身を抜き出していった。 泣けそうに孤独な作業だった。 とにかく、日頃の整理整頓は怠るな、っていうのが今回の教訓。とほ。 |
2002年09月04日(水) ぶつけようのない落胆 会社の引越しが週末にあり、今の場所にいられるのは金曜まで。 今しかない、と職場の近い友達と映画に行く約束をしていた。 が。今日に限って、夕方から外出になってしまった。 しかもいつ終わるかわからないような果てしない会議。 あーあ。 ドタキャンになってごめんなさい。ぺこり。 |
2002年09月03日(火) 私の苦手な仕事 せっかく作った資料が、事情が一変して、イチから作り直しになってしまった。 ちっ。 「あっちを立てればこっちが立たない」 「社長の意向はこう」 「こういう説明をするとこういう誤解をする人がいる」 「こんなことを言うとまたクレームがきそう……」 あー、やだやだ。 これだから大きな所帯ってやつは。 なんで思うようにいかないんだろうなあ。 これにかまけてる間に他の仕事がたまってくんだよー。 8月の仕事が終わらないで、ただでさえ泣けるというのに。 つくづくこういう系統の仕事ってストレスがたまって私には合わないと思う。 「こうだって言ったらこうなんだよぉー!!!」 って言いたい。言いたいぞ。 うあああ。←ココロの叫び=ストレス。 |
2002年09月02日(月) 口は災いの元 人間関係に慣れてくると、調子に乗って思ったことをよく吟味せずにぽんぽんと口に出してしまうのは、悪い癖。 要するに相手に対して甘えが出てしまうということでもあるんだけど、人への敬意を表向きだけでも(こらっ!)失ってはイケナイ。 特に、会社ではね。 気をつけなくっちゃ。 |
2002年09月01日(日) 一生懸命見送る 新聞に、かつて自分の息子を事故で亡くした、ある男性のインタビューが載っていた。 その人はコドモの頃からテレビで見て知っている人で、そんな経験をしていたなんて思いがけず、驚いた。 息子さんの死から30年近く経って、ようやくその話ができるまでになったのだと思うと、切ない。 息子が最後に出て行った時、仕事で忙しくてちゃんと見送らなかったことを今でも後悔している、と言う。 それ以来、誰かを送り出す時は必ず「一生懸命見送る」のだと。 私は自分が誰かに見送られる時、何度か振り返って見る。 たぶん根っからの淋しがり屋だからだと思うけど。 だから誰かを見送る時は、なるべくその人が後ろを振り返らなくなるまで見送っていようと思う。 だって振り向いたらとっくにいなくなってたら淋しいじゃん。 でも最近、そういう気持ちを忘れてたかもしれない。 この週末は実家に帰っていたんだけど、休日出勤の父を見送る時、ちょっとそういう気合が欠けてたかな、と反省した。 「一期一会」って言葉とはちょっと意味が違うのかもしれないけど、誰かと会って別れる時、それはもしかしたら「今生の別れ」となる瞬間かもしれない。 大袈裟過ぎる、と言われるかもしれない。 縁起でもない! って言う人もいるかもしれない。 でも、そういう気持ちで、一つ一つの何気ないことでも大切にしていきたい。 そう改めて思った。 |
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