昨日、車の修理工に車検の予約を入れて、今日1時半に行った。とても天気がよかったので、きっと時間がかかるだろうからと、お昼を持参して外で食べようと思っていた。
受付のところには2ついすがあって、雑誌などが置いてあるが、ここのオーナーがコーラ好きなのか、コーラのロゴが入ったものを集めて、飾ってある。また、コーラとは関係ないが、ミニカーも置いてあって、梨奈がそれで遊び始めたので、外に行くもくろみは消えてしまった。
1時40分ぐらいに始めた車検も30分後には終わってしまい、ブレーキの電気のランプ(バルブって言ってたから)だけ換えて、20ドルの車検料+1ドルのランプ代を払って終わった。いつかは換えないといけないのだが、ブレーキパッドを換えたほうがいいとか、そういうのも言われなかった。やはり先日行ったところはぼったくろうと思っていたのかな? その点では、ここは割と誠実だ。最初からここにしとけばよかった、、、。
ガソリンスタンドに寄ったりして帰ってきたのは3時半少しだったが、いつのまにか雲行きが怪しくなっている。車の窓を少し開けていたので、閉めに行ってしばらくしたら、雨がざ〜っと降り始めた。あ〜、危なかった。
雨が降る、降る。それに雷が鳴る。激しい雷雨と言ったところか。英語ではT-Stormと言っている。TはThunder(サンダー:雷)の略だ。
いったん止みかけたが、また激しく降り始めた。ネジャーティが帰ってきたころにはちょうど止んで、また降りだし、夜になって止んだ。
今日はちょっと暑かったが、雷雨で涼しくなった。
ぴなぴなさんが車の練習をしているとき、雷雨に出くわしたそうで、大変な思いをしたことだろう。いやあ、ほんとにひどかった。
今日は25度ぐらい気温が上がって暑かった。新緑も少し暑苦しく見えた。
朝ネジャーティが家具を返してくれたので、部屋の中は前より少し広く見える。これぐらいでちょうどいいように思える。
ところでアパートをインターネットで探している。ここと違って治安も考えないといけないが、どちらにしても少し郊外になるだろう。
今まで探したアパートの中に、今のアパートの名前と同じ町がある。そこに住んだら面白いね、と言ってるが、そこで見つけたアパートは地下室があって、ファミリールームと、洗濯機や乾燥機、物置と2つに分かれている。物置のスペースがあるというのはとても魅力的だ。それを母に話したら、夏は湿気がないのかな、ということだった。ニューハンプシャーは夏の暑い日でも地下室でもひんやりしているが、オハイオはどうなんだろう。
今まで調べたアパートの家賃や条件などをリストにしてみたが、やはり倉庫があるというのは魅力的だ。今のアパートも地下の倉庫に入れているが、それらの荷物を部屋に入れたくないというのが正直なところ。
日本と違うのは、アパートには電気コンロ+オーブン、冷蔵庫、セントラルヒーターかガスストーブかが必ずついているので、買わなくいいことだ。暖房はアパートによっては冷房がついているところもある。日本のエアコンみたいに冷暖房の両方の機能が付いているものはない。洗濯機を持っていない場合はアパートのランドリールームで洗濯できる。
写真ではいいなと思うてても、実際にみーひんとわからへんやろなあ。
年に1回の車検を隣町の車の修理工に見てもらった。ニューハンプシャーでは車検のライセンスを持っている修理工が車検をすることになっている。相場は20ドルだ。
車を預けに行くときに半額のクーポンを持ってネジャーティに行ってもらったのにもかかわらず、車を取りに行くときにクーポンを忘れたらしく、しかもブレーキパッドを換えないといけないと言われ、車検が通らず、20ドル払った意味がない。
やはりいつも見てもらっている、おじいさんのところに行ったほうがいいかなという2人の結論だ。
明日には家具を返すが、ネジャーティの同じ研究室にいるケニアの留学生に家具を又貸しすることになり、丸テーブル、ダイニングテーブル、たんすを持っていった。丸テーブルはアパートの倉庫で長い間眠っていたので、もし知っていたら、早く渡せたのに、、、。
近所のKさんもいすを見に来てもらったが、返すときに面倒かもしれないということで、このいすもケニア留学生にいくことになる。
大々的に家具を返す予定が、大きい家具はほとんどなくなって、返すものといったら、棚、らんぷ、台所のいす1つだけになった。
引越しのトラックの値段をもう1度見てみると、値段が上がっていた。ネジャーティに言わないと、、、。引越し1ヶ月を切ったからだろうか。この変動する値段にはついていけない。航空券の値段も変わるし、レンタカーも変わるし、何なんやろう??
そして、コンテナトラックのサイズを確かめた。単位がフィート、インチで書いてあるので、ピンと来ない。でも1フィートは実は、今はあまり使わないが、1尺とほとんど同じ長さだ。だから昔、身の丈6尺、というとだいぶ高いんだろう。
トラックの1番小さいサイズは奥行きが約11フィート、幅7フィートと書いてあるので、リビングの部屋の半分ぐらいだ。この半分のスペースに荷物が全部入るだろうか、と思考をめぐらせて見た。
う〜ん、あかん、想像がつかへん。
昨日の夜は雷がごろごろ鳴っていたが、雷の音がだんだん近づいてきて、どーん、と近くに何回か落ちた。そのうち雷の音が遠のいていったが、雷が鳴るなんて夏が近づいてるねんなあと実感した。
それから木の花粉。車にうっすらと抹茶パウダーがかかっているように花粉が覆っている。昨日の雨で洗い流されたようだが、、、。
夏の季節の到来と言えば、「この辺」のマクドナルド。この辺というのは、ボストンは知らないが、メイン、ニューハンプシャーで、夏になるとロブスターサンドがある。昨日メインのキタリーに行ったら、アウトレットの中にあるマクドナルドでロブスターサンドが売ってたので、もう、そんな時期になったんやなあと思った。
そういえば、昨日キタリーに行ったときには、急に決めて行ったので、Hさん、誘えなくてすみません。
今日はダウンタウンでコピーをしてから郵便局に歩いていった。去年の夏に行った託児所そばを通ったら、託児所の庭で、子供たちと以前お世話になった先生がちょうどいた。とりあえずあいさつだけして、郵便局に行って、用事を済ませて、託児所のほうに戻ってきた。
「このごろどうですか?」と梨奈の名前を覚えていてくれた。こどもたちもフェンスに顔をくっつけて、梨奈を見ている。 先生には来月オハイオに引っ越すことを言った。「そうなんですかぁ、but, Good luck !」と言ってくれた。
その後、池に行って白鳥の雛を見に行った。今日は遠くのほうで、親鳥と泳いでいた。白鳥はいつも対で泳いでいる。泳ぐ姿はとても優雅だ。
土曜日にUNHの卒業式も終わって、町はひっそりと静まり返っている。この静かな光景は、この町の夏の始まりである。
週末から今日にかけてセールがあった。メモリアルデーって戦没者に祈りをささげる日じゃないの? と思ってしまうのだが、もちろんこの町でも午前中にメモリアルマーチがあって(あっ、すっかり忘れてた)、記念式典などはあったが、一方ではモールやアウトレットでセールがあった。ぴろさん〜! 日本に帰ってる場合じゃないですよ。セール、セール!!
1年に1回のことだから、この日はお店が休みなのかどうなのか覚えていなかったが、JCPenneyがセールが今日まで、と言ってたから、どこも開いてるんやろうと思って、メインのキタリーに行ってみた。
キタリーのアウトレットは外国人もいっぱいだ。東洋系、ヒスパニック系もいて、英語以外の言葉が聞こえる。
梨奈用のTシャツを買いに子供服のお店に行ったがいいのがなく、次に行ったのはウエッジウッドのお店。陶器だけでなく、Waterfordのクリスタル製品も置いてある。以前からクリスタル製のナプキンリングを探していた。ちょうどメモリアルセールのコーナーに2つ置いてあって、希望価格より5ドルも安かった。1つでこの値段は痛いなあと思って、その1つをレジに持っていってお店の人に、「この値段はこの休みだけですか」と聞いたら、そうです、今日が最終日です、とのことだった。
いつもはいくらなんですか?と(知ってるけど)聞いてみたら、「もう1つの方に値段が書いてあると思うけど」と一緒に見に来てくれた。やはり5ドルの違いだったら、「これはペアで、2つでこの値段です」と言われたので、「それじゃ、もらいます」と即答した。
1つの値段やったらよう買わんけど、ペアやったら買える値段だった。これは自分用でなく、プレゼント用である。プレゼントの品をセールで買うというのもおかしいが、セールのコーナーにしか置いていなかった。以前この店に来たときには、ナプキンリング自体置いていなかったように思う。ずっと探していたもので、来月贈る予定なので、タイミングよく見つかってよかった、よかった。
アメリカでは珍しく、同じ値段での交換はできるが、このお店では返却できない。他のお店でもっと安く売られていないことを期待しつつ、店を出た。
何軒か食器屋に行ってみたが、クリスタルのナプキンリングはなかったので、ほっとした。
荷作りを少しずつ始めている。引越しまで1ヶ月ある。これは1ヶ月「も」あるなのか、1ヶ月「しか」ないのか、、、、。
コピーの紙が入っていたダンボールをネジャーティが集めていたので、それに入れていっている。詰めても詰めても終わらないようで、気が遠くなった。
UNHのHPで「売ります、買います」コーナーがあって、そこで机をただであげるという人がいたので、ネジャーティがもらってきた。
引っ越すのになぜ荷物を増やすのかと思われてしまうが、もともと家具がないし、向こうで探すのも大変なので、今のうちにもらったというわけだ。
持ち主は卒業したばかりの女子学生だった。机は重厚な面持ちでしっかりしているのでよかったが、ネジャーティ曰く、
「引出しが左にあるのがいややなあ。もしかして左利き用の机かな?」
そういえば引出しが左にある。ネジャーティも私も右利きなので、机で書き物をするとちょっと右側がさびしいかも。
早速引き出しに書類などを入れた。とりあえず、今はテレビ置きになっている。
今日一日で何箱か詰めて、玄関に置いている。
夕方買い物から帰ってきて、アパートの階段を上っていた。梨奈も軽い荷物を持っていたが、少しかさばっていたので、階段が上りづらそうだった。先に階段を上がってドアを開けて、荷物を置いて、出ようとすると、ちょうど鼻からドアにぶつかった。火花が散った(うそ)。
梨奈はすでに玄関まで来ていたのでよかったが、今日はソファーや机にもぶつかっていて、今日はぶつかりデーだ。早く広いところに引っ越したい。
今日はUNHの卒業式だった。毎年見に行っているが、今年は行かなかった。
毎年不思議に思うのは、卒業式は屋外で行われるが、毎年天気がいいことだ。前の日があまり天気がよくなくても、卒業式は必ず天気がいい。
それにしても新緑がきれいで、澄み渡った青空と強い日差しに新緑が映えている。
先日、白鳥の雛を見に行った。いつもは車で通るところを歩いて行ってみた。町のダウンタウンにあるお店の通りを抜けると裏道があって、そこを歩いていけば池に行ける。
裏道なので、そこの住人ぐらいしか通らないと思うのだが、今ちょうど木に咲いている藤色の花(名前が出てこない、、、)がきれいで、その下に小さい花が咲いている。その花が青紫だがそんなに濃くなく薄くなく、ちょうどいい色で、見ていて涼しくなる。
春に咲く花も好きなのだが、この季節から夏に咲く青系の花も、また違った雰囲気をもっていて好きだ。
この季節を楽しんでいる。
夜、電話を受けた。相手はミズーリに住んでいるトルコ人のメメットだった。
メメットはフロリダの語学学校時代のクラスメートで、メメットもFSUに進学が決まっていたが、急遽ミズーリの大学院へ進路変更した。語学学校のクラスメートで同じ時期にFSUに行ったのは結局私ともう一人ギリシャ人の女の子だけになってしまっていた。
ネジャーティとメメットは一緒の時期にトルコから来ているが、普段連絡を取り合っているものだと思っていたが、今は特に忙しいネジャーティ、連絡を取っていないらしい。
この5月で、メメットも奥さんも晴れて博士号を取った。二人とも数学で博士号を取ったのだが、どんな頭してるんやろう、、、。
メメットもトルコに戻ることをやめたらしい。メメットも政府の派遣でアメリカに来ていたが、やっぱり取り巻く状況を考えると、アメリカで就職すればトルコよりはおそらく3倍近いお給料をもらえるし、アメリカに住みつづけたいほうが暮らしやすいに決まっている。ネジャーティやメメットより先にトルコから来ていた人たちも何人かはやはりアメリカに残っているらしい。
政府から支給されてきているので、もしトルコに帰らなければ、支給額の倍を返していかないといけないことになっている。支給した金額が返ってくるのはいいとして(といっても目減りしているから、支給した額の倍にはならないだろうが)、ここのUNHで経済を勉強したことのある、このプログラムに積極的だった元女性首相は、この頭脳流出に頭を抱えていることだろう。
トルコに限らず、途上国でも頭脳流出 (Brain Drain) が起きているようだが、途上国が抱える問題の一つだろう。
引越しの時に、車を引越しトラックで引っ張っていくつもりである。
引越しトラックのレンタル会社のHPに、牽引の例が写真として載っていたので、それを15日の日記にリンクさせた。
15日の日記から写真を見た母は安心したようだった。牽引をすると言ったので、まさか牽引車が持っていくように車の前輪を高く持ち上げて、持っていくのかと心配していたようだった。その光景を想像して、笑ってしまった。
2002年05月22日(水) |
すがすがしい新緑の下で |
早いもので、今月も下旬だ。いかさんが遊びに来てくれて、もう2週間経つんやなあ、、、。
Tシャツ一枚でも歩けるが、やはり羽織るものがほしい。でも、日差しが明るく、新緑が映える。いい季節やなあ。
今日はポーツマスに行って、AAA(アメリカ自動車協会)で地図をもらってきたり、ここからシンシナティーへのルートを冊子状の地図にしてくれるトリップティック(Trip Tik)というものを作ってほしいと頼んでおいた。郵送で、だいたい1週間ぐらいして届くそうだ。
ここのAAAのオフィスが小さいからか、以前フロリダにいたところが親切だったか、あるいは州都のオフィスだったかわからないが、フロリダではトリップティックを目の前で作ってくれていた。そして年齢は50代か60代ぐらいの女性なのだが、トリップティックのエキスパートらしく、この人なら何でも知っているという感じで、オフィスの人もわからなかったら、その人に聞いていた。
旅行部門の人たちの机は一列になっていて、その後ろに棚がある。その棚は箱状になっていて、各地域のルートが書かれている短冊形の地図が入っている。そして、ルートに沿って必要な地図を後ろの棚から持ってきて、それを閉じるのである。ルートが長ければ長いほど、枚数が多くなる。そして、それをめくっていきながら走るので、わざわざ大きな地図を広げなくてもいい。その地図にはどの出口にガソリンスタンド、宿泊施設、食事の施設があるかも記されているので、とても便利だ。もちろん大きな地図もくれるわけで、そこにはどのルートを通るかというのを大まかに蛍光ペンで書いてくれる。
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おなかがすいていたので、AAAからポーツマスのダウンタウンに行って、車をとめた。縦列駐車は苦手だ。窓を開けていたので、たまたま通りかかった50代ぐらいの男性が「右に切って、、、今度は元に戻して、、、」などと言ってくれたので、助かった。 無事止めて、コーヒー屋に行こうとしたが、上着を取るために、鍵を開けて、右側の助手席から上着を取った。
すぐ近くのコーヒー屋で休憩して、車に置いてきた郵便物を出しに行こうと思って、車に戻ると、なんと、鍵をつけっぱなしにしていた。上着を取ったときに、鍵を取り忘れたらしい。時間にして15分ぐらい。お店の玄関がまん前だったし、こんな小さい平和な町だから、「忘れてるねんなあ」ぐらいだ。なんてのんきな町なんやろう(って、自分がのんきやねん)。
今日はHさんと、トルコ人女子学生のゼイネップを夕食に呼んで、ネジャーティがずっと教会から借りている家具をゼイネップに見せた。
ゼイネップとはちゃんと話すのが今日が初めてだった。去年の夏にトルコ人教授宅に来ていたゼイネップとは違う人だった。ゼイネップという名前はとても多いらしい。
先日ネジャーティが人違いをした、トルコ人教授にとてもよく似た人に、ゼイネップも人違いしたと聞いた。ゼイネップはその人に手を振ったらしいが、よく見ると違ってた、ということで、やっぱり間違われるんや、その人。
昨日、今日と肌寒い。
金曜日にMさんを寮に迎えに行ったとき、寮の人たちもいたが、その中にトルコ人女子学生がいたようだ。その学生には会ったことがなかったが、一目見て、トルコ人っぽいと思っていた。
昨日Hさんと話したとき、その学生がやはりトルコ人だったことがわかった。ネジャーティがその場にいたが、ネジャーティは彼女を知らないし、彼女もネジャーティを知らなかったので、お互いトルコ人とは知らなかったようだ。ネジャーティはあとで、スペイン系だろうと言っていた。
それで、彼女が私たちが教会から借りている家具に興味があるらしく、明日、家具を見るのとネジャーティへの紹介、Hさんの試験終了などいろいろ兼ねて、うちで晩ご飯を食べることになった(「なった」って、自分が決めたんやろう、、、←自分突っ込み)。
今日は肌寒いが、すがすがしい天気だ。
昨日の天気でアパートのBBQが今日に変更になって、ちょっと行ってみたが、すぐ帰った。しばらくしてからウォールマートに買い物に行った。
白鳥の雛を見てみたいと思って、帰りにミル・ポンドに寄ってみた。いた、いた。親鳥といっしょにえさをついばんでいた。毎年、町の人は白鳥の雛がかえるのを楽しみにしている。
午前中は寝ていたので気づかなかったが、雪が降ったらしい。何で、この時期に雪が降るねん、と思いながら、見れなかったのが残念だった。
MさんからあずかっているものをHさんにお渡しした。Hさんから雪の話を聞いて、雪が降ったのがわかったというわけだ。
Mさんは、もう機中の人だ。やっぱり日本に帰ったんだなと改めて寂しく思った。
UNHで日本語を教えていたMさんが今日ボストンに泊まって、明日の便で日本に帰るので、ボストンに送っていくことになっていました。
Mさんの寮に行くと、HさんやMWさん、寮の人たちがいました。荷物をトランクに載せるとみんなとお別れです。Mさん、涙、涙。
梨奈を乗せて、車を走らせようとすると、ネジャーティが車に乗っていないので、梨奈が泣き始めました。 近くの池で、白鳥の雛がかえったことを聞きました。今年は雛が6羽いるそうです。
ボストンでは先にホテルにチェックインしました。空港から歩いていけるホテルだったのですが、やはり部屋の家具などいいものでした。思い出に、やっぱりいかさんと最後の日はここに泊まるべきだったかなあ。
ケンブリッジで、マンチェスターに住んでいるMitchさんとご飯を食べる約束をしていました。空港からトンネルを抜けると、ボストンのダウンタウンなのですが、トンネルまでが混んでる。そして、後ろから、サイレンが。救急車やぁ。
車を寄せても、救急車は大きいので、通れません。やっと通っていったなあと思っていたら、その後ろの車は救急車に便乗して、す〜す〜行っています。
Mさん、「感じ悪〜い」。せっかく車を寄せたのに、どんどん行くので、走れません。確かに車の流れかもしれへんけど、、、、。
そして、トンネルに入るとき、今度はパトカーが後ろからきました。また、車を寄せて、やっとパトカーが行きました。今度は便乗してやる、とパトカーの何台か後ろを走りました。なぜか、トンネルはそのときからすいすい走ります。
やっとケンブリッジのポーターエクスチェンジに着きました。ホテルからMitchさんの携帯にかけたとき、30分ぐらいかかる、と言いましたが、それ以上はかかっていると思います。
Mitchさん、お待たせしてしまい、すみませんでした。
行こうと思っていたレストランは50分待ちだったので、他のところで食べました。MitchさんからはNYのお土産をもらったりして、感謝です。食事を終え、コーヒーを飲みに、ダンキンドーナツに行きました。
Mさんも初対面のMitchさんと楽しい話ができて、あっという間に時間が過ぎました。Mitchさん、また会いましょう。
Mさんをホテルまで送りました。
「何で、私日本に帰るんだろう」。そうやん、Mさん。そんなに急いで帰らんでも、もうちょっとゆっくりしていけばよかったのに、、、。でも、ちょうどいい時期になっていろんなものが見れたのでよかったと言っていました。
MさんがUNHに来る前に、偶然私のHPを見つけてくれて、メールで情報交換しました。それが、去年の今ごろかもう少し後のこと。あれから1年経って、Mさんが日本に帰ることまで想像していなかったです。月日の経つのは早いです。ちょっと休みで日本に帰ってくる、と、またこちらに戻ってきそうな雰囲気です。
Mさん、また会えるのを楽しみにしています。だからさようならはいいません。いただいた本を大切にしますね。
引越し用のトラックを借りて引っ越すという方法を考えているが、いつ、アパートを見て回るか、というのが問題点だ。
目ぼしいものを見つけておいてから、あらかじめ管理人に連絡を取って、見せてもらう時間を決めて、実際に現地に着いて、何日かどこかに泊まっている間に決めるか、、、。どうすればいいのかなあ。
それで、その方法として、宿泊先にトラックを置いておいて、自分たちの車でアパートを回ることになるんやろうけど、それを母に話したら、母曰く、
「そんなん、トラックに荷物置いてて大丈夫なん?」
「だれも、盗っていかへんやろう」
「荷物いうても、本ぐらいやろうけど、トラックの荷台に、ほろかぶしとかんと、、、。」
「ほろって、、、、。そんなトラックちゃうよ」
「そんなら、どんなトラックなん?」
「トラックの荷台がコンテナみたいになってるやつ。引越し業者が持ってるようなトラックあるやん。」
「そういえば、今の引越しのトラックってあんなんやなあ。今ごろ、ほろをかぶせるのってないか。」
「お母さんの言うてるトラックって荷台に屋根がないぶんやろ。」
「そう、婚礼家具とか、見えるように運んでるトラックがあるやん。」
「あぁ、ああいうトラックと思ってたんやあ。」
「それで、引越しのトラックみたいに大きいの?」
「宅急便の配達の車ぐらいかなあ。もう少し背が低いやつ、、、。」
実際に画像で見たほうがわかりやすいかも。こんな感じの引越しを考えています。(→クリックしてください。)
2002年05月14日(火) |
その人は一体/カード |
やっと雨も止んで、外出した。
★その人は一体、、、? アパートの窓から学生やアパートの住人が歩いているのが見えるが、今年に入って、トルコ人の教授と誰かがよく歩いているのを見かけた。トルコ人の教授バーバロスの家は違うところにあるので、何で歩いてるのかなあとネジャーティと言っていた。誰かのところに車を止めさせてもらってるのかなあなんて言っていた。
今日、ネジャーティが学校から帰ってきて早々、「バーバロスがよくここを歩いてたでしょ。ちょうど見かけたから、トルコ語で話し掛けて、手まで差し出したんだけど、バーバロスじゃなかったんだ」と興奮気味に話してきた。
ネジャーティがトルコ語で話し掛けたとき、ちょっとやせたかなと思ったが、ネジャーティでさえ、別人とわからなかったらしい。そうか、ずっとバーバロスと思っていた人は別人やったんやあ。他のトルコ人にも間違われてたりして。
★カード 今日こそ洗濯をしないといけなかったので、夕食前にネジャーティに梨奈とランドリールームに行ってもらった。なかなか帰ってこないなあと思ったら、帰ってきて曰く、「梨奈がランドリーカードをどこかにやってしまった」。
洗濯機に入れている一瞬に、梨奈がカードをどこかにやったらしい。夕食後、私が探すことにして、行ってみたが、見つからなかった。今日中に洗濯をしないと着るものがないという差し迫った状態だったので、梨奈が起きたときにランドリールームに3人で行こうとしたら、近所のKさんの部屋の電気がついていたので、Kさんを突然訪ね、ランドリーカードをお借りした。
昨日、おとといと雨が降ったので、今日洗濯をする人が多い。Kさんのランドリーカードを使っている間、もう一度探してみた。自動販売機の取り出し口は見てみたし、触ってみたが、そこに引っ付いているかもしれないと思って、もう一度触ってみたら、
「あった〜!!」
取り出し口の手前の隙間にちょうどあった。
最近は複雑なところに置かないことはわかっていたが、、、。見つかってよかった。Kさんお騒がせしました。
今日は一日中雨だった。一人だったら出かけられるが、梨奈を連れて用事を済ますのは面倒くさいので、今日はうちにいた。
ところで、バレンタインデーのときに造花のバラをもらって、いまでも造花のチューリップと同じ花瓶に挿してある。そのバラを梨奈がおもちゃにしている。
私が台所にいた時、部屋のどこからかメロディーが聞こえてきた。リビングにいって、メロディーの出所を探していたが、それが梨奈の持っている造花のバラからだと気が付いた。ただの造花のバラじゃなかったんだぁ〜!
造花のバラにはセロハン紙がまいてあるが、よく見たら下のほうに「Try Me」と〇の中に書いてあって、それを押すと、「Love Me Tender」の曲が流れるようになっていた。
私やネジャーティが知らなかったことを梨奈が偶然に見つけることがある。
「お昼ご飯を外で食べよう」と、ネジャーティが誘ってくれた。お昼ご飯と言っても私と梨奈は昼近くまで寝ていたので、朝昼兼用だ。
ポーツマスの個人経営のレストランに行こうと予定していたが、ポーツマスの駐車場に車を止めた段階で閉店時間間際だったので、駐車場近くのレストランに入った。
「ポーツマス ガスライト」というお店で、いつもは通り過ぎるだけのところだったが、入ってサンドイッチとクラムチャウダーを注文した。
こちらのクラムチャウダーは日本のお味噌汁のように一つとして同じ味を出すところがない。クラムチャウダーと言っても奥が深いなあ。
レストラン内にはアルコール類もあって、ビールはタンクから注いでいる。ビール好きの人にはたまらないんだろうなあと思う。そして、注文した人のビールグラスを見るとレモンをグラスにさして運ばれてきていた。初めて見た。
おなかいっぱいになってレストランを出た後、スターバックスに行ってコーヒーを飲んだ。飲んでいる間にネジャーティと梨奈が隣のホールマークのお店にカードを買いに行った。すぐに帰ってきたのでびっくりしたが、ちゃんとカードを買ってきている。席の後ろで何か書いてくれているようで、梨奈がカードをくれた。携帯電話の形をしたカードだった。表示のところに「4U MOM」と書いてある。ネジャーティが品定めをしていたら、すぐにこのカードを取ったらしい。
その後、キタリーに行った。GAPでネジャーティ用のTシャツを買った。雨脚が強くなってきたが、こちらの人は天気をかまわず買い物をしている。車だから関係ないのかな。
一人の時間をもらうという希望はかなわなかったが、久しぶりに3人で外で食事と買い物をして、楽しい日を過ごさせてもらった。
このところ、春らしい天気が続いて、すがすがしい。私の手紙もきっちり編集され、新聞社のインターネットに載っていた。関西の方から見ましたよ、という声を頂いた。
ネジャーティの学部では学部生と大学院生に〇〇賞と言って、毎年、学生に賞と賞金が贈られる。ここに限らず、アメリカの大学にはこういうのが多い。
ネジャーティは今年、2つ賞をもらうというので、その授賞式に行った。賞金は引越し代に化ける予定だ。 学部の建物のある部屋で授賞式があったが、先生も学生もとてもリラックスしていて、受賞する学生もラフな格好をしている。
賞の一つに、ここの大学の卒業生で、他の大学で研究員として仕事をしている時に亡くなった学生のご家族が出している賞がある。毎年そのお母さんが亡くなった息子さんの写真を持ってきて、授与式に参加されて、記念のたてを贈られている。
どの賞も金額としてはそんなにあるわけではないが、健闘している学生をたたえていくつも賞を授与するというのは、やはりアメリカらしいと思った。
今日は久しぶりにUNH関係の日本人全体で集まった。今年に入って、個別に集まったりしてたけど、全体で集まるタイミングを逃してしまい、今日になった。
そして、今日は来週には日本に帰ってしまうMさんと来月にここを離れる私たちの送り出し会だった。Mさんが日本に帰ってしまうのはやはり寂しいなあ。
来月にはニューハンプシャーを離れるという実感がない。私は4年、ネジャーティは6年半もここにいて、すっかりここの生活に慣れてしまっている。アパートの狭さはどこかに移ることで解決するが、この自然に囲まれた何もない環境から、ここよりはさらに都会に引っ越して、どんな生活になるんだろうと思う。とかいって、郊外に住んで、あんまり変わらない生活だったりして。
デトロイトに住む友人が先月末にデトロイト郊外に引っ越して、自然に囲まれたアパート暮らしが気に入っているようだ。でも、曜日をかまわず、週末にもがーがー、朝からアヒルかカモに鳴かれるらしく、それが悩みの種らしい。
夏になると、深夜から、小鳥のさえずりが聞こえて目が覚めることがある。今度はどんなところに引っ越すかな? この日記も来月にはタイトルを「オハイオから」に変えて、オハイオの生活の様子を書くことにしよう。
毎週週末に楽しみにしていた、大手新聞社の関西の漫才師のインタビューが先月で終わってしまったが、公開取材があるというので、質問はないが、インターネットで毎週インタビューを楽しんで読んでいました、というメールを先月送った。
今日、その新聞社の編集部からメールが来て、そのメールを印刷して漫才師に渡したことと、その文面を新聞に載せたいので、年齢と在住の州を教えてほしいと言われた。こんなことは初めてで、早速返事を出した。あとで年齢を素直に出してしまったことを後悔したが、時すでに遅し。メールがちゃんと届いていれば、土曜日の朝刊に載るようだ。
思いつきで書いたメールが多くの人の目に触れるなんて、とても恥ずかしい。 もうちょっと考えて書けばよかったなあ。編集部の方よろしくおねがいします。
関西版だと思いますが、関西の方、ニューハンプシャー在住と書いてあれば、私のことです。でも年齢は見ないでくださいね(もうばれてるっていうねん)。
母の日はいつ?とネジャーティに聞かれ、12日、というと「りなちゃんからのプレゼント何がいい?」と聞かれた。
真っ先に思い浮かんだのが「時間」。モノではなく、時間。何にもいらんから自分の時間がほしい。もしネジャーティの都合がよかったら、1日梨奈から開放されたい。日曜だからお店は早く閉まるが、買い物でも何でも、とにかくどこかでのんびりと自分の時間を過ごしたい。
なんか、とっても夢のない、がっかりさせるようなプレゼントのリクエストやなあ。これをネジャーティに言おうか言うまいか迷っている。
2002年05月07日(火) |
今日も暑かった&親知らず |
★今日も暑かった いや〜、今日も暑かった。夏日を期待していたいかさん、ごめんね。いかさんが帰ってから暑くなるなんて。
お昼は気圧が下がったのか、起きていられず、3時間ぐらい寝てた。4時になって郵便局も行かないといけないし、起きないと、と思って、起きて郵便局、スーパーに行った。スーパーでは同じアパートのMHさんに会ったが、梨奈が先に見つけた。梨奈はだいぶ人の区別がついているらしい。
夕方ネジャーティと梨奈と3人でキャンパスを歩いた。昨日もネジャーティと梨奈がキャンパスを歩いて、今日も同じルートを歩いているらしい。それで、MさんとHさんが住んでいる寮の方へ歩いていき、「Mこ、Mこ」と何度も言っている。週末になるといつもMさんと一緒に買い物に行っていたので、週末に限らず、寮を通ると、指を指して何かを言うので、「M子さんのとこね」と言っていた。いつのまにか、Mさんの名前を覚えて、今、寮を見ると、「Mこ、Mこ」と言っている(Mさん、呼び捨てになっててごめんね)。「さん」までは長くてつけられないらしい。
夕食にはネジャーティがおなかの調子が悪いから、スープが飲みたい、と言ったので、味噌汁しかないよ、といかさんが持ってきてくれた味噌汁を作った。誕生日に用意しそびれたロブスターや、ピーマンと牛肉の炒め物など出したら、ペロッと食べて、食後に「おなかは大丈夫なの?」と聞いたら、大丈夫みたい、といって、デザートまで食べた。おなか空いとったんや、きっと。
★親知らず 私の親知らずじゃないです。ネジャーティが先週から右上の歯が痛い、と言って痛み止めを飲んでいたが、親知らずちゃうの、と言ったが、普通は20歳前後で生えるから、親知らずじゃないはず、でも気になる、とインターネットで調べ始めた。あるサイトによると、17歳から25歳に生えるが、12%の人は30代でも生えるそうで、どうもネジャーティはその12%に入るわけや。
ネジャーティが横になって、小さい電気スタンドを持って、私に歯を見てほしいと言ってきた。見るとやはり小さい歯がすでにだいぶ生えてきている。左上にはない。
歯には自信があるネジャーティ。子供のとき以来、歯を抜いたことがない。親知らずを抜くのはいややなあ、と言っている。
いかさんがGW中に遊びに来たときには、肌寒かったのに、週末からずっと天気がよくなって、今日は25度を越えた。
夕方にはネジャーティが梨奈を連れて外に出たが、とってもパワフルだったらしく、ネジャーティでさえ疲れたといっていた。わかってくれてうれしいよ。あまりにもパワフルすぎて、私は身が持たない、、。
昨日いかさんを無事ボストンに送って、今日はゆっくりと過ごしました。
いかさんも無事、日本に戻ってよかった。日本から食べ物や雑誌、ビデオなどをどっさり持ってきてくれて、同じ量かそれ以上のアメリカの食料品や日用品を持って帰っていきました。
旅行記はおいおい書いていきます。いかさんの旅行記を頼りにしていたら、いかさんは私の旅行記を頼りにしているそうなので、もう少し落ち着いたら書いていきます。
今日は旅行の最終日で、宿泊先からネジャーティに電話しました。
1日にシンシナティーで面接代わりにプレゼンテーションをしましたが、早速採用の返事がきました。というわけで、いかさんのおかげで私にとっても、思い出に残る旅行となりました。
4年住んだニューハンプシャーともあと1ヶ月ぐらいでお別れか、と思うと寂しい気もします。
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