友人はグレイハウンドでデトロイトへ移動。シンシナティーからでも次のバス停のデートンからでも同じバスになるのだが、シンシナティーからだとデートンで30分も待つことになるのと、シンシナティーのバス停の北にあるアパートからだと、シンシナティーに行く方が早く出ないといけないので、デートンのバス停に行くことにした。
バスは15分ほど予定より遅く出発。お昼に出てデトロイトに着くのは5時半。友人はまだ旅が続く。
1.ジャングルジムズの試食、そして駐車場で。 最初にジャングルジムズへ。今日は試食品がたくさん出ているということで、行ってみたら、平日に限らず、すごい人。
駐車場に空いているスペースに車を置いたら、前に置いてある車もニューハンプシャーのナンバープレートがついていた。お〜!! 何と言う偶然。この車の持ち主に会うことがあったら話してみようっと。
そして、広〜い駐車場の中を走るゴルフカートのようなカートがすっと来て、乗せてもらった。こんなことも初めてだった。
ワインやビールは25セントを払って試飲するようになっていた。すしコーナーも、カリフォルニア巻きが出てきたら、人がさ〜っ、と取っていった。私はおそらく4個ぐらい食べたかな。
買うものはそんなになかったが、買い物を終えて出てくると、店内で見かけた日本人女性と男の子が歩いていた。そして、車に向かうと、その女性も同じ方向へ。そして、何と私たちが止めた車の前の車に乗り込むではないか!!
思わず話し掛けると、ほぼ同じ期間ニューハンプシャーに滞在し、ほとんど同じ頃にシンシナティーに引っ越してきた方だということがわかった。そして、私のHPもご存知のようで、メールを早速頂いた。
2.買い物 ジャングルジムズの試食で余計におなかが空いてしまった。Tri-Countyモール近くのWalmartに立ち寄ってから、パネラでサンドイッチを食べることにした。
Walmartではものの安さに友人も驚き。アメリカに旅行する場合は、Walmartには寄ってみるべし。ドラッグストアーに売っている化粧品もWalmartの方が少し安いと思う。ちなみに、置いてある化粧品はMax Factor, Maybeline, Loreal, Neutrogenaなど。Neutrogenaの製品を見たいかさんがため息をついた時はあまり変わらない値段にがっくりか、と思っていたら、あまりにも安いので出たため息だったことがわかった。今回の友人も同じような反応を。
買い物を終えて、パネラ(Panera)へ。ここでのお目当ては You Pick Two。半分のサンドイッチと半分のサラダ、スープの3点から2つ選ぶというもので、友人も私もサンドイッチとスープで、別の種類を注文した。
サンドイッチの他に、スープを頼んだら一緒についてくるパンもあったので、十分おなかが一杯になった。
そして、近くにあるBed Bath & Beyondや靴屋によって、買い物は終了。Old NavyやスーパーのKrogerにも寄ろうと思っていたが、時間切れ。
ネジャーティが帰ってきて、最後の晩餐だ。最後の日ということで、バッドワイザーのビールとワインで乾杯。あっという間の友人の滞在だった。
明日は別の同級生Mちゃんが住んでいるデトロイトへバスで移動。Mちゃんにバスの時間を告げ、友人が話しているうちに、デトロイトに着いた日に、シカゴに遊びに行こうということになったらしい。
シカゴは私は1回しか行ったことがないが、近郊にIKEAというお店があって、近い将来、日本にも支店を出すらしい。でもシカゴより値段は高くなるだろうなあ。
Mちゃんと直接話し、アウトレットとWalmartの買い物で荷物があるよ、というと、IKEAでまた増えなければいいけど、とMちゃんの弁。
シカゴではよろしくね。
2003年03月26日(水) |
アーミッシュレストランとアウトレット |
1.アーミッシュレストラン シンシナティーからはI-75に乗り、Exit28で下りて、Rt.48からRt.42Northに入って、少し走るとWaynesvilleという町にアーミッシュ(Amish)レストランのDer Dutchman Restaurantがある。オハイオの中にはいくつかあるレストランで、コロンバスの西にもあったようで、両親が来た時に行ってみればよかったと後悔した。(地図)
レストランの前で
中に入ると、最初にアーミッシュに関するものが置いてあり、パイが売られていて、その奥にレストランがある。バッフェにしたが、アメリカの食べ物とさほど変わらなかったので、単品で頼んだらよかったかも。
レストランの外にはアーミッシュの人たちが作った滑り台とブランコセットや子供が遊べるミニハウスが置いてあり、梨奈はしばらく遊んでいたが、その後ろに川が流れているのに気が付いた。ここから程近いところに、Caesar Creekがあって、地図で見ても大きい湖がある。
アーミッシュの人口はオハイオはペンシルベニア州に次ぎ2番目に多いところだ。アーミッシュの人たちは自分たちだけで生計を立てていて、国の社会保障などを受けていない。子供は義務教育が終わった後は、町の労働に従じる。
アーミッシュの人たちが作った木製品
レストランを後にして、州道72を東に走ると、Caesar Creekの湖に出てきた。州立公園にもなっているようで、半日か1日でもゆっくりしたいところだった。機会があったら行ってみたいなあ。
2.アウトレットモールへ
I-71のExit65にプライムアウトレットモールがある。同じ系列のアウトレットがオーランドにもある。 ここでは友人もお目当てのものを買い、私も梨奈の靴を買って、それなりに収穫あり。
1.Wright B. Flyer 今日もう一度デートンに行った。火、木、土しか開いていないWright B. Flyerの博物館兼格納庫(無料)と昨日航空博物館で回れなかったツアーに行くためだった。
最初にデートンの南にあるWright B. Flyerに行った。格納庫を入ってみると、奥の部屋に2機の飛行機が置いてあった。一つはライト兄弟の飛行機を復元したものと、Look-alikeと呼んでいる飛行機で、館内のおじいさんがすでに来ていた男性に説明をしていた。格納庫内ではトレーラーの工事をしていて、本当に入ってよかったのだろうか、と恐る恐る飛行機を見ていた。そのうちそのおじいさんが私たちを呼んで、一緒に説明を聞くことになった。
格納庫前で
格納庫の壁にはどのような飛行機が初期に作られたかという絵が描いてあり、初めはパラグライダー、そしてレールの上を走るようにして飛ぶものなど、それぞれおじいさんが説明をしてくれた。
男性の「だれか実験で怪我をした人はいなかったのか」という質問にも「操縦者ともう1人の同乗者が大怪我をして同乗者は死亡した」とか、「ライト兄弟の妹が操縦者の看病に付き添って、それまでの教師の仕事に戻ることは無かった」とか、とてもよく知っていた。
男性が帰った後、復元された飛行機の説明を受けたが、飛行機についているシフトを動かすと、羽が微妙に動き、当時としてはとてもよくできていた。
ライト兄弟の飛行機のレプリカ
説明が終わって帰るときに、そこで働いている女性が出てきた。女性は私たちが日本からきたと聞くと、以前に日本に行ったことがあるとか、つい最近も日本から訪ねてきた人があったとか、そして、日本語で書かれた手紙が読めなくて困っていたそうで、持ってきていればよかったというので、今シンシナティーに住んでいるというと、その手紙と返信用の封筒を送るから訳してくれないか、ということになり、とても喜んでいた。
2.航空博物館 格納庫ツアーで最終の4時のツアーに参加することになった。それまで時間があるので、カフェに行って、ご飯を食べて休んでいた。ここのサンドイッチはアメリカでは珍しく、三角に切ってあるサンドイッチだ。
外を見ると、だいぶ天気が悪くなっていた。
格納庫は2つの部があって、1つは大統領専用機、もう1つは戦闘機だが、大統領専用機の部は半分ぐらい工事で閉鎖されていた。しかし、メインの飛行機は残されていたので、問題なかった。 そして、今回気が付いたこと。月面に下りる前に火星探査で使われたというカプセルが置かれていたが、その中は人が座るいすが置いてあり、実際にマネキンが座っていた。それ自体は飛べないので、ロケットに積んで持っていったかなんかで、こんな狭い空間に乗って宇宙で浮遊するのって怖い〜と思ってしまった。
火星探査のカプセル?
ツアーを終えて、博物館も閉館間近で、帰宅することにした。車に乗り出してから雨が降り、いいタイミングだったが、雨足が強くなってきた。
デートンを離れるに従って、バックミラーに真っ黒い雨雲が映っていた。シンシナティーに着くと、ほとんど止んでいて、ジャングルジムズに寄る事にした。買い物が終わって帰るときにはまた雨が降っていて、ずっと降り続いた。
今日は暖かく、昼間は半そでに何かを羽織るぐらいでよかった。
1.ライト兄弟の家 Wright Brothers' Hawthorn Hill Mansion(901 Harmon Ave., Oakwood)
デートンに出かけて、ライト兄弟のHawthorn Mansionに行ってみた。デートンの南隣の町であるオークウッドという町にある。ここはOrville Wrightが建てた家で、妹のキャサリンと住んでいたところだ。現在は民間のゲストハウスとして使われているので、一般公開されていない。
Hawthorn Mansion
近くの路上に車を止めるところがあって、そこに止めて少し歩いた。この前は初めて行ったこともあるし、雨も降っていたので、車を止めなかったのだが、止めるところがあることすらわからなかった。そうでなくても、Mansionの入口を入ると、車が止められるようになっているので、そこまで入ってもよさそうだった。
2.昼食 オリーブガーデン(Olive Garden) オリーブガーデンはどこにでもあるレストランだが、デートンで食べてもいいということを思いつき、行くことにした。ライト兄弟の家からはまた南に引き返さなければ行けないのだが、それは仕方が無い。 店内で何分か待つ間、以前航空博物館でもらったパンフレットに載っている庭園の場所を聞いてみた(後でWegerzyn Gardensとわかった)。しかし、デートン内にはメトロパークと呼ばれるものがいくつもあって、その中のどこかにはあるのだが、どこにあるのかというのは、地元の人でもあまり知らないらしい。しかし、代わりに、オリーブガーデンから程近い公園を紹介され、そこに行ってみることにした。
オリーブガーデンの店内の雰囲気や料理も友人に喜んでもらえたと思うが、いかさんがニューハンプシャーで見た化粧室の洗面台はここでは普通だった。
3.公園 Cox Arboretum 公園に着くと、拡張工事をしている様子だった。浮き橋を渡って、公園内を歩いた。渡り鳥の雁がいて、人が近づいても逃げなかった。 公園内には自然遊歩道もあって、隅々まで歩くと、1日ぐらい費やしそうで、1時間弱過ごし、公園を後にした。
Cox Arboretum
4.ライト兄弟の自転車屋 今日は開いていなかったので、中を見ることはできなかった。
ライト兄弟の自転車屋
5.航空博物館 もう一つのお目当ての航空博物館に到着。大統領専用機と戦闘機の格納庫ツアーは今日は一杯で行くことができなかった。博物館内の展示を見ただけにとどまった。
ちなみに航空博物館の近くにライト州立大学がある。このライトはもちろんライト兄弟の名前だが、実は水野晴郎がこの大学で客員教授として日本文化論を教えたらしい。
デートンの詳しい情報こちら
2003年03月23日(日) |
Winton Woodsとシンシナティーポップス |
朝ご飯を食べた後、近くのWinton Woodsに行って、梨奈が遊んでいる間、ネジャーティに見てもらって、友人と私は少し散歩した。その後、みんなで足こぎボートに乗り、30分ほど湖の一部をボートで回った。30分はほどよい時間で、1時間あったらもう少し湖を回れるだろう。
公園内の湖を行くボート
その後、モールに行ったが友人はあまり収穫がなかったようで、残念だった。
そして、今日のイベントと言うと、友人と私2人で、シンシナティーポップスに出かけることだった。ネジャーティは梨奈を見ていてくれるというので助かった。2人で行動するととても楽だなあと思った。
それはさておき、ポップスの今日のスケジュールは"April Fools Day Celebration" featuring The Flying Karamazov Bros.で、今月末から来月初めにかけて、ボストンやニューヨークのカーネギーホールでシンシナティーポップスとKaramazov兄弟が出演するらしい。 前半はポップスの演奏で、後半は「Karamazov兄弟」のジャグリングと演奏だった。
Karamazov兄弟というのは本当の兄弟ではなく、4人グループで、ジャグリングをするのだが、ただジャグリングをするだけでなく、日本の扇子を持ってジャグリングをして踊ったり、太鼓と称して、ダンボールを太鼓代わりにたたいたり、白鳥の湖の格好をして踊ったり、とパフォーマンス一杯だった。
2003年03月22日(土) |
シンシナティー市街地とケンタッキー |
今日はシンシナティーを回った。ネジャーティの研究室に寄って、その後、エデンパーク、美術館、ダウンタウンのキャルータワー、ファウンテンスクエア、ケンタッキー側のニューポート、ドイツ村、という順番で回った。
美術館では、特別展示でシンシナティーに本社があるP&Gが美術館に寄贈する予定の絵が飾られていた。日本の呉服屋で店主が織物を女性に見せている絵があった。明治20年代に描かれたもので、その当時を知るにはきっと貴重だろう。次のサイトから特別展示の絵が見られます。
そして、同じくP&Gが買収したコーヒー会社のFolgersのコーヒーに関する銀食器の展示があった。
以前行かなかったカフェでサンドイッチを頼んだ。カフェのテーブルには布製のテーブルクロスがかけられ、気軽に入ってもいいのかなという雰囲気があったが、メニューを見せてもらったら、気軽に入れる値段だった。サンドイッチについているチップスはポテトではなく、スイートポテトなどで、意外な付け合せだった。サンドイッチも思ったよりおいしかった。
高校時代の友人が今日から遊びに来る。こんな情勢になっただけに、入国や税関で厳しくないだろうかと思っていたが、無事にシンシナティーに到着した。
母から預かった荷物が入っているダンボールをあけると、一番上に検査をしたと英語で書かれている紙が入っていた。それは友人が知らないところで開けられたようで、デトロイトに到着して、友人が荷物を受け取る前か、国内線で預けた時かで、税関では開けられなかったそうだ。
明日はシンシナティーを回る。
イラク攻撃が始まった。
一昔とは違って、犠牲になりがちな一般市民を人々がより案じるようになった。
様々な思惑や複雑な背景もあって、今回の攻撃を簡単に論じることはできない。
しかし、一つ感じること。ブッシュが任期の間にどうしてもイラクを攻撃したいという思いが見え隠れしたこと。その標的がフセイン個人に向けられていること。ブッシュ父が大統領だった時に、フセインが暗殺しようとしていたことに対する復讐もあるだろう、とネジャーティの弁。
今、本当に攻撃が必要なのか、という声が多かったこと。そして自由の国であるアメリカが、今回の攻撃に反対するフランスに対して寛容でないこと。
アメリカの主張に世界の国が振り回されやすいこと。
買い物から帰りに雨がぽつぽつ降り出した。車に乗っていたが、フロントガラスにコーティングがしてあるようで、水滴が弾いていた。
どうも、昨日のオイル交換の時に、してくれたらしい。そういえば、バックミラーのところにコーティングの製品を紹介したタグがかかっていた。そして、「compliment(進呈)」という文字を見たのだが、そんなことあるのかなあと思っていた。そして、やはりしてくれていたとわかった。
しか〜し、
以前同じ製品(だったと思うが)を買っていて、まだ使わずに置いてある。まさか、それを使ってたりして。
今日も暖かかった。裏庭のチューリップが一段と伸びている。
車のオイル交換をしてもらいにWalmartに行った。
大体1時間後にはオイル交換が終わるので、その間に買い物したが、まだ終わっていなかったようなので、店内にあるマクドナルドで休憩した。
今年の春物はパステルカラーが多く、パンツも柄物で丈が短めだ。
春の到来が待ち遠しかったニューハンプシャーに比べて、こちらは早い春の到来だ。春物を見て、春の到来に心が弾む。
昨日に引き続き今日もいい天気だった。昨日の晩は遅かったのに、今日は朝からおなかが空いて、一人早起きしてごはんを食べた。
ネジャーティと梨奈が起きてごはんを食べた後に、近くの森林公園のWinton Woodsに行くことにした。今日も学校に行く予定のネジャーティはこんないい天気に梨奈を外に連れて行かないのを罪に感じたらしい。
今年初めて森林公園に行くので、年会費の3ドルを入口で払って入った。2003年と書いてある三角のシールをもらって、早速フロントガラスの端っこに貼った。このシールがあると、Winton Woodsだけでなく、シンシナティーと近郊の森林公園に車で出入りが自由なのである。
週末とあって、公園の遊歩道はジョギングする人、散歩する人、犬を連れている人がかなりいたし、公園内の遊戯場には子供がいっぱいいた。
太陽に照らされて、椅子に座ってじっとしているだけでも暑く感じ、子供の多くは半そでで遊んでいた。公園内にある湖(といっても見かけは川)で足こぎボートに乗っている家族連れもいて、まさに行楽日和だ。
梨奈はしばらく遊んでから、少し上の年齢の女の子に遊んでもらうようになり、女の子と手をつないであちこち走り回って、滑り台を滑ったりしていた。
そのうちその女の子のお父さんの「帰ろう」という声がして、女の子は悲しい顔をして、今にも泣き出しそうだった。梨奈に「バイバイ」を言わせると、その子はおとなしくお父さんと帰っていった。私たちも帰ることにした。
朝が早かったからか、帰ってからソファーに横になって、そのうち眠ってしまった。目が覚めたら梨奈も寝ていたが、遊び疲れたのか、長い間寝ていた。
今週の週末もこんな陽気だったらいいなあと思っていたが、先週の陽気とまではいかないらしい。いい陽気だったら、今週日本から遊びに来る友人と公園に立ち寄るのを考えている。
午前中は曇り空だったが昼頃から雲一つ無いような天気で、外を半そでで歩けるぐらい暖かかった。窓においてある温度計に直射日光が当たっていて、気温を見たら25度になっていた。こりゃ、春やなくて、夏やんか・・・。
植え損なっていたチューリップの球根から芽が出ていたので、それを外に植えた。果たしてちゃんと生えてくれるかどうかわからないが、裏庭に植えたチューリップは葉っぱが少し出ていた。
少しばかりアパートの芝生を散歩していると、敷地内になるテニスコートでインド人が野球に似たゲームをしていた。イギリスにもよく似たゲームがあったと思うのだが、なんだったかなあ。
ネットが外されていたので、後でちゃんとネットを直して帰るんやろうなあと思いながら、歩いていた。
散歩したらおなかが空いたので、家に帰った。
やっぱり3月はこのぐらい暖かい方がいい。
梨奈は車に乗っていて、風景を覚えるらしい。
祖母も同じだった。実家が車を持ったのは私が小学校2年の時で、その時は祖母はすでに70代になっていたので、車を運転する機会はなかったが、外の景色を見るのが好きで、車の中からよく外を見ていた。そうすると、何回か行ったことが無いところでも、ここは通ったことがあるとか、ここは見たことがある、とかよく言っていた。 私も祖母のそういうところを見ていたのか、外の景色を車や電車からよく見ていた。
本の題名にもなったが、女性は地図を読むのが苦手らしい。昨日たまたま、毎週聴くウエブラジオでその話が出て、女性は地図を買おうという気すら起こらないと、メインキャストの女性が言っていた。
祖母もそうだったと思うが、祖母の長男は地図が好きだったというのを聞いたことがあるし、実家でも周辺の市の地図を次々と買っていっていたし、家には地図があるという状況だった。
そ れで、女性は地図を読むのが苦手「らしい」と書いたのは、自分は女性ながら地図を読むのが苦手と思ったことはなく、むしろ地図を飽きずに見ている方だ。また、車で長距離旅行する時にも、地図を見ながらあれこれ予定を立てるのが好きだ。
また、地図を見ているだけでなく、実際に走るのも好きで、少々の失敗はあっても、地理感が働いて、大概はうまく目的地にたどり着いている。 そんなもんだから、どこか遠くへ行くとなるとネジャーティと役割分担があって、市街地は私、郊外はネジャーティが走っている。インターステートハイウエイ(高速道路)だと、変化が無くてつまらないが、市街地だと変化があって面白い。シンシナティーはそうでもないが、州都のコロンバスのダウンタウンに近づく時に、出口がたくさんあって、それもいくつかの道路に分かれていたりして、大変だなと思ったが、大げさに言うとチャレンジ精神を掻き立てるような道路を走るのも好きだ。
ここで、うまく走るポイント in the US
1.実際に走る時に、特に右折、左折はその道路の名前と角の建物を視覚的に、立体的に覚える。「視覚的に」というのがポイント。ビデオの映像で映し出されるように覚える。
2.初めて走るところでは、必ず予習をする。そして、左折、右折する所はその通りと、その手前の通りの名前をチェックしておく。
3.初めて走ったところを帰ってからもう一度地図で見る。地図に書いてある通りを見てみて、どのように走ったか風景を思い出してみる。
4.迷ってしまったところも、どの辺でどう迷ったか、その後どこに出たかも地図で見る。
5.夜走るときは周りの風景が見えないので、近場で初めて行くところには昼間下見をする。もしわからなくなってしまったら、その場で止まって地図を見るか、来た道を来たようにわかるところまで引き返す。
ネジャーティの研究室に新しく来たトルコの人を晩ご飯に招いた。
食事ではネジャーティのリクエストでカレーのオムライスを作ったのだが、自分の出身地はごはんをよく食べるんですよ、と言ってよろこんでもらえた。ネジャーティはそうなんだ、と知らなかったようで、同じトルコでも食生活は違うようだ。 ちなみに、どれぐらい頻繁に食べるんですか、と聞いたら、週に2、3回というので、ネジャーティが日本では毎日、ほとんど毎食、ご飯を食べてるんだよ、といったら、驚かれた。
シンシナティーには昨日着いたばかりで、トルコのアンカラから国内線でイスタンブール、そこからエールフランスでパリに飛んで、そこを経由してシンシナティーととても長旅だったようだ。シンシナティーの空港はデルタ航空のハブ空港にもなっていて、提携しているエールフランスの国際線を飛ばしているらしい。
昨日はネジャーティが空港に迎えに行って、アパートに送り、今日は銀行の口座を開いたり、ソーシャルセキュリティーのオフィスに行ったり、うちに来る途中でWalmartなどに寄って、日用品を買ったりしたようだ。
ネジャーティとは年が離れているが、トルコではネジャーティと同じ大学で、ネジャーティや現在コロンバスに住んでいるオカンの指導教授に会ってきたらしいが、こういう学術界というのはどこかしらでつながっているもので、その指導教授とネジャーティの今の研究室の教授がアメリカの同じ大学院に行っていたとか、ネジャーティも今日話して初めてわかったらしい。
6ヶ月の間にオカンのところに一緒に行く機会があるだろう。
昨日リビングルーム用のテーブルを買った。
ニューハンプシャーで使っていたテーブルは、ライトスタンド置きになってしまっていた。それもあるが、梨奈が遊ぶのに、テーブルがない方が遊びやすいかなと思って買っていなかった。以前6ドルという値段で中古のテーブルが売っていて、自分で色塗りしても面白いかなと思ったが、そうこうしているうちに売れてしまった。
気が向いたときに行くお店があって、そこに行ったら、コーヒーテーブルとエンドテーブル2つのセットがあった。コーヒーテーブルは日本の机のように低くて、エンドテーブルはソファーの横に置くので、その高さに合わせてある。
アパートの壁が白なので、白のテーブルを買うことにした。
ネジャーティが学校から帰った後に、車から降ろしてもらって、足を組み立ててもらった。部屋にはしっくりきてるかも。
でも、セットにしてもテーブル自体は簡単な仕上げになっていて、それだけ見合った料金だったかなあと思ったり、もう少し出して、しっかりしたものを買うべきだったかなあと思ったり、でもしっかりしたものだと、うちのアパートだと重すぎて浮いちゃうんじゃないかなあと思ったり、、、、、。
いやいや、テーブルを置いてから、今のところ、とても役立っています。
今週は暖かくて、雪がほとんどすっかり解けてしまった。
いろんな地で迎えた春は花や春独特の匂いが思い出される。印象に残っているのはアメリカではフロリダだろうか。
約3年住んだフロリダのタラハシーでは日本より早く春を迎え、3月頃につつじが文字通り咲き乱れていた。圧巻だったのはタラハシーのダウンタウンにあるつつじで、背丈のある、剪定されていないつつじの木に花が道路脇一面を覆っていて、剪定されていないとこうなるのか、と圧倒された。花に圧倒されたのはあのつつじぐらいかもしれない。
アパートの前にはバラの木があって、引っ越してきた年は咲かなかったが、次の年やその次の年に何も手入れしていないのにバラが咲いたり、初めてみた白いかわいらしい花が咲いたりしていた。
最後の年に咲いていたバラ。前の年はもっと咲いていました。
もう一つ驚いたのはやはり手入れのされていない藤の花で、日本のように藤棚を作ったりと風情のあることはしていない。放っておくと、藤はつるが他の木にも巻きついて、どんどん上に伸びて行き、上のほうで藤の花が咲いていることがある。
フロリダの大自然だとこのように花もダイナミックで、ちょっとしたカルチャーショックだった。
2003年03月05日(水) |
オハイオ便り・写真その2 |
ケニアのおうちで用意されたケニア料理(飯台は私のおすしです)
オハイオできれいな夕焼けをよく見ます。ちょっと撮ってみました
2003年03月02日(日) |
先月までのオハイオの雪便り・写真編 |
この冬はオハイオは例年より雪がよく降りつもったようです。
下はその様子です。
アパート棟
ネジャーティがバス停まで歩く道で
風に吹かれて、ころがってできた雪のかたまり
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