依存関係はみっともないし見苦しい。 ずっと、そんな風に思ってた。 友達の話なんかも、時には軽蔑すらするくらいに。
でも、気づけば我が身。 無くしてしまって、あたしの世界は真っ暗闇になった。 体調崩して、人と関わるのもだめになって、外に出ることが怖い。 自律神経壊れてるみたい。 未来なんて考えられない。 何をすればいいのか解らない。 かっこ悪いあたし。 みっともないあたし。 ぜーんぶ消えて無くなってしまえばいいのに。
クローゼットの片付けをしていて、ファイルの中に紙切れを見つけた。 手帳から破り取られた紙に書かれた、そっけないくらいの短い文章と名前。 メモとしか呼べない、伝言のようなそれは、初めてあの人からもらった手書きの手紙だった。
ふいに、込み上げてくる苦しいくらいの切なさに涙が出そうになる。 忘れようと決めて、 忘れられるはずだと努力して、 もう忘れてると思ってた想いが、 ちっとも消えてはなかったことを思い知らされた。
毎日毎日考えて、想い続けて、 想い続けるだけの辛さに堪えきれなくなって、おかしくなりそうだったから、考えないようにしてた。 ほんとは、考えないようにすればするほど、忘れようとすればするほど、 いつも、想い出してたのに。
結局のところ、私は忘れるつもりもないし、諦めるつもりもないんだろう。 だったら、少しでもあの人の目に映るように、認めてもらえるように、自分を磨かなきゃ。
継続は力なり、だよね?
よく、女の子のする質問。 「私と仕事どっちが大事なの?」
正しい答えっていうのはなくて、どう満足させられるか、どう大切さを伝えられるかだと思う。
私は、 「仕事。」 って言ってキスして仕事行く人が好きかな。
死ぬ気になれば、なんでも出来るんだと、思った。
凍った気持ちは、動きそうにはない。 でも、生きてくためには、動き始めなきゃいけない。
だから。
スイッチオン。
|