「基板」
この街で生きてゆく理由がある。多数のうちのただ一つでもそこにある雑多な法則に従い時には出たり入ったりそして留まったり。何一つ関わることのなかったものさえそこに近づくことで確実に私の世界は広がりいつかはその先にあなたがいる。細かなことが原因となって先にある僅かな道を知らず私は選びそうやって大切なものを見つけることで私はまた少し明日を楽しみに思うのだ。
「一歩の差」
わたしの生きているということに僅かばかりの偶然でもって交わった瞬間。それを確かなものにして想いも変わらずわたしの息継ぎへとあなたを組み入れることは一歩踏み出すかどうかの違いであるがそれはとても難しいことだ。