「起源」
私が光の中から生まれたのだとしたらやっぱり私も光なんだと思う。私が何かを生み出すとしたらそれもやっぱり光であって欲しいものだ。
「暮れなずむ頃」
その温度はまるで目に見えないで肌に当たって突然に生まれたように優しい世界からまぶたを透かしている。僕はその様子を目のあたりにした。
「斜光」
触れられるかどうかは触れてみないと分からない。触れられないと分かってもあまりに私の心を揺さぶるから次はもしかしたら。って。