あずきの試写室

2001年08月30日(木) 「ペイ・フォワード」

オスメント君主演の本作品
今まで見た2本
(「シックスセンス」「A・I」)
同様、演技力にうならされました。
共演のケビン・スペイシーが
霞んでしまうような
勢い。。

でも、感じるのは私が見た
3本の主演映画、どの作品も
悲壮感といった
雰囲気をまとった役柄なのは
彼を見た時に感じる印象から
なのかなあ。
実際は、元気な中学生だと思いますが。。

学校の課題で1人が3人の人に
良い行いをすることで
世の中を変えていくことが
できるのでは?と
提案したことによって
巻き起こる出来事。
提案者の中学生は、父が蒸発
母はアル中という環境ながら
前向きで、がんばっているのですが。。

正直いって、最後の落ちは
想像していませんでした。

テーマ的に一日一善
なんて想像をしていた私は
うむむむと
うなってしまいました。

お母さんの
派手さかげんが
ちょっとびっくりながら
どこの国であっても
庶民の内包する
悩みや生活は
一緒なんだなあと
思った映画でした。



2001年08月26日(日) 「クリムゾンリバー」

「緋色の川」という意味の本作品ですが、
上映中に原作小説を読んでいて
なるほどーなんて思っていたのに、
ビデオを借りて来て
さあ原作小説とどう違うかなと
比べるどころか、
いきなりえっと動機は
なんだったっけ。。。
って、ボケるのは早いぞあずき。。。
ビデオを見るには
ラッキー♪ってちょっと虚しい。。

山の中腹に置かれた虐殺死体、、
そしてその死体が発見された町とは
別の町では、少女の墓地が荒らされ
少女の通っていた学校では
写真と資料が盗まれるという事件が
同時発生。
まったく関わりがないような二つの
事件には意外な真実が。。。

フランス映画がハリウッド映画を
撮ったらこんな感じ?
といったようなところもあったのですが
なかなかどんよりとした雰囲気が
出ていて、サスペンスというより
ゴシックホラーに近いようなミステリ
作品に仕上がっていました。

最後の方に来て
おお犯人はこの人この人と
原作を思い出して
損したというより
ふうちゃんと覚えていてよかったあと
別の意味で印象深い映画となりました(爆)




2001年08月21日(火) 「パトリオット」

以前湾岸戦争でパトリオットなる名前の
地対空ミサイルがありましたが
「愛国者」なるタイトルの当作品。
メル・ギブソン扮する愛国心あふれる
主人公が大活躍の映画でした。

独立戦争をテーマにしていますが
実は、その前後の歴史をいまひとつ
わかっていない私は
イギリス軍(赤服軍)がアメリカに
上陸して戦うことに
いまひとつピンときていませんでした。

が、映画はそういった
歴史的背景を理解してなくても
全然大丈夫のストーリーが
展開されていきます。

敵対見方。
3時間近くある映画ですが
はらはらというよりは
大丈夫愛国者が簡単にやられる訳はないと
ある意味安心してみられる
映画でした。

戦争シーンは、わあエキストラが
大挙使われているぞーと
CG映像に慣れた私には
逆に新鮮に写りました。
あれもすべてCGってことはないですよね。。

主人公の息子が映画の中で
重要なポイントになっているのですが
私は何人かいる息子の中で
一番かわいいと思った息子が
一番最初に殺されてしまったので
残念でした。。
ってそんな映画じゃないですね(爆)

追記
戦闘シーンはCGが使われているそうです。
うん。やはりある程度使っていないと
難しいですよね。
エキストラとCG画面が違和感ない
映像になっているのはすごい。



2001年08月15日(水) 「あの子を探して」

「初恋のきた道」と同じ
チャン・イーモウ監督作品です。

舞台も「初恋のきた道」と似ている、
田舎の小学校が舞台です。
出てくる子供たちは
役者さんではなく
現地の子供たちなので
(名前もそのまま)
とっても自然な雰囲気で、
作られているというより
ドキュメンタリー映画を
見ているようでした。

代用教員でやってきた先生は13歳。
小学生とあまりかわらないお姉さんなので
授業を教えるというよりは
子供たちが減らないように監視をするだけ。
そんな中、クラスでもいたずらっこの
男の子が、家の都合で街に働きに。
人数が減っては、給料がもらえない!と
先生は街に探しに行くのですが。。

途中で、先生が生徒に逆に
教えられている雰囲気がして
微笑ましかったです。
特に、街に行くためのバスに乗る
切符代を稼ぐために、
何日労働をすれば
いくらになると
計算する子供たちは
遊びから自然と算数の勉強になっていて
面白かったです。

「初恋のきた道」では
主演の女の子垢抜けていて
ちょっとプロモーションビデオのような
雰囲気だったのですが、
こちらの映画は先生役の女の子も
とっても素朴で、対照的な雰囲気でした。

でもどちらも言えるのは
監督の才能がとっても感じられたのでした。



2001年08月13日(月) 「ギャラクシークエスト」

SF物は「エイリアン」が気に入っている私ですが、
本作はエイリアンシリーズではお馴染みの
シガニー・ウィーバーが
別の意味で熱演しています。

テレビドラマ「ギャラクシークエスト」で
一部のカルトファンに盛り上がりを見せている
出演者を本物のヒーローだと
信じ込んだ宇宙人が、
是非わが星の危機を救って欲しいと
やってくることから
起こるドタバタ。。
役者である彼らは宇宙人の頼みを
果たすことができるのでしょうか・・・

内容を読んだだけで
すっかり受けてしまった私ですが、
映画自体もドタバタではあるけれど
くだらない落ちというよりも
ウィットにとんでいて
面白かったです。

エイリアンでは鋼鉄の女
なんて感じのシガニーが
ここでは、役柄は一つといった
ちょっと抜けている女性を演じていますが、
それはそれで似合っていました。

ところどころ、有名なSF映画の
パロディのような場面も出て来て
楽しかったです。



2001年08月12日(日) 「回路」

黒沢監督作品は、
以前ずっと続けて見ていた
哀川翔さんの
「運命の訪問者」等の
作品が印象的ですが、
この作品も
別の意味で深く印象に
残る作品です。

ある日を境に、行方不明に
なっていく人々。
それと共に起こる
摩訶不思議な出来事。。
果たしてそこには。。
想像を絶する出来事が
起こっていたのでした。。

上映時にはられていた
パソコンのディスプレイの中から
助けを求めている女性の
不気味なポスターが
とっても印象的でした。

実際映画自体も、
画面も内容も暗く、
私はビデオで見たので
まだよかったのですが
これが映画館のスクリーンで
回りが真っ暗だったら
うひゃーーー怖すぎ。。。

監督の、舐めるような
ざわざわと感じるような
不気味さは、ホラーとは
こうだよね!と
思わせるインパクトがあるのですが。。。

ううう。欲を言えば
不気味なんだけど
なんだか分らない。。の世界なんです。

特にラストも
こうきてしまうのかぁと
想像できてしまう落ち。。
ある意味、こうくるしかなかったのかも。。
(って私は監督かい!失礼)

でも、ここまで引っ張って来て
この落ちですかぁぁぁ。と
とっても欲求不満になってしまう
私は贅沢でしょうか。。



2001年08月11日(土) 「オーロラの彼方へ」

ネットが普及し、
いまや昔になってしまったような
ハムですが、この映画は
このハムがなかったら
できなかっただろうなあと
思う作品です。
ちょっとネット電話とかだったら
ピンとこないし、
チャットでもないし。。。

子どもの時に事故でなくなった
父の使っていたハムを
久しぶりに使ってみた所
なんと30年の時を隔てて
父が相手として話していたのです。
(うう。なんか私が書くと変・・・)
偶然にも話した日が父の亡くなる前日。
危険を知らせ無事事故を回避できた
父ではあるのですが、
歴史を変えてしまったことからおこる
多くの出来事。。
その中には、連続殺人事件も含まれていたのでした。。。

もし、亡くなった人と話せるハムがあったら
私も絶対してみたい!
そうしたら、現在毎日こんな生活(こんな 笑)を
していると母にあれこれ報告したい!

雰囲気としてはちょっと
「バックツーザフューチャー」を
連想してしまいましたが、
過去と未来の2人が
ハムを通じて犯人を追いつめる
変わった探偵コンビ(笑)の発想は
とっても面白かったです。

どちらかというと地味な映画ですが
暑い現在のような気候より
秋の夜長にしんみり見ていたら
いいなあ、なんて思いました。
あ。内容はしんみりしてないんですけどね(笑)



2001年08月10日(金) 「ジュラシックパーク�掘�

マイケル・クライトンの第1作目の
原作を読んだ時は
頭の中で
おお、こんなテーマパークが出来たら
怖いけどおもしろそうだなあと
思いました。

頭の中の想像から映像化。
あの咆哮とずしんとどすんと
迫ってくる雰囲気は
本当に恐竜がいたら
こんな感じかも!と
それだけで
わくわくしたのでした。

そして、早くも3作目。
正直、恐竜が出て、わーきゃーと
騒いで逃げ回るまたは戦う
(なんかみもふたもない言い方だなあ)
見ている観客は
一緒にどきどきする。

そういう見方に徹するシリーズ。
はい。恐竜パニック物として
見る分にはとっても楽しいです。

でも、ちょっとでもストーリーとか
人間描写が気になると
うう。なんだか脱力。。の世界かも。

空を自由自在に飛ぶ恐竜や
草原でのんびり草を食べている
草食恐竜を見ているだけで
面白いぞと思う私なので、
今回もちょっと
ジェットコースター+ゴーストハウス気分で
あっという間の上映時間を過ごしたのでした。



2001年08月09日(木) 「ぼくの国パパの国」

イギリスに住むパキスタン人一家の
喜怒哀楽を描いた作品ですが、
外国に住んでいる一家の日常が
コンパクトにわかりやすく
まとまった作品でした。

7人の子どもとイギリス人の母、パキスタン人の父の
一家は、父のパキスタン人としての
生き方に子供たちはいろいろ反論。
というのも子供たちはイギリスで生まれたので
考え方はイギリス人。
パキスタンでは禁止されていることも
子供たちから見たらナンセンス。
そんな日常の中、父が選んだ婚約者に
息子達は大反発をするのですが。。。

確かにお父さんから見たら
普通のことであっても、
別の国で生まれ育ったら
やはりおかしいぞ??と
感じてしまうのが普通だよね。
って子どもについ肩をもって
見てしまいました。

お母さんが、子供たちを大切に
思うのと同じように
旦那さんであるお父さんのことも
大切にしていることも
ちゃんと描いていて
家族っていろいろあっても
いいものだなあ
なんて、ありきたりながらの
感想ですが、思ったのでした。

それにしても、お父さんが選んできた
お嫁さん2人の写真は笑えます!



2001年08月08日(水) 「千と千尋の神隠し」

絶対に日中は混んでいると
はずして、最終回に
行ってきました。
それでも、前列の方しか
席がなく、すごい人気ですね。

日本のアニメが世界的にも
認められていることを
再度確認しました。
ほんとうに、素晴らしい
アニメーション技術。
これ以上いけるのかと
思うほどです。

人物も丁寧で、ジブリの
仕事の良さを感じました。

両親と共に、もののけの住む世界に
迷い込んでしまった千尋は
勝手に食べ物を食べてしまい
豚にされてしまった両親を助けるため
神々が休みに来るという湯場で
働くことになりますが。。。

10歳の女のこの為に作ったという
監督の言葉ですが、
子供向けでありながら
大人向けでもあるような感じがしました。

実は、そこに秘められたメッセージが
ダイレクトに伝わってこない
もどかしさを感じてしまったのです。
勿論、後から考えると
そういうことを言っていたのかな?
と分るのですが。

2時間はあっという間で、
千尋の健闘ぶりはかわいく健気で
見ていて、ふわっとした気持ちに
させてくれるだけに
ちょっと気になってしまったのでした。

でも、大人も子どもも楽しむことができる
映画を作るということは
本当にすごいことだなあと、
技術同様再確認した
本日の映画鑑賞でした。



2001年08月07日(火) 「ザ・セル」

先日の「溺れる魚」同様
セルってなんだろうと思ったら
誘拐されてきた女性が
閉じ込められている
巨大水槽みたいなものの
ことを言っていました。

凶悪な連続殺人犯を追うFBIが
追いつめた犯人から
最後に誘拐された女性の居場所を
つきとめるために
協力を要請されたのは、
別の人の精神世界に
侵入することを研究している研究所。
そして、犯人の精神世界に入ることに
成功。そこで見たものは。。。

夢のような世界に侵入するという
発想はとっても面白く、
映像も斬新です。

特に印象に残ったのは
犠牲者となった女性が
ぞれぞれの部屋(陳列棚のような)に
いる風景。
悪夢のようで、シーンとした雰囲気が
怖かったです。

侵入していくシーンはまるで
ミクロの決死隊のようでした。

しかしまたまた気になったのは
(ちょっとネタバレ)


途中からFBIの捜査官が
女性を助けるため
精神世界に入っていくのです、
なんの準備や訓練もなく
はい。入りますー
ってできるものなのかなあ。。。

まあ私みたいに
疑問に思ったりしたらできない
ということでしょう(爆)



2001年08月03日(金) 「溺れる魚」

タイトルから映画の内容が全然想像が
つかなかった私なのですが、
タイトルは、大手の企業に脅迫状を
送り付ける犯人の名前だったんです。

犯人「溺れる魚」は子どもの時に
自分以外の家族を変質者に殺されてしまう
過去を持っています。
そして、彼をマークする警察官
ちょっと訳アリの2名と
その他諸々の人物がからまって
事件は思わぬ展開へ。。

久々に見る邦画ですが、
溺れる魚を演じるIZAMが
なんとなくいい味を出していました。
(でも演技は今一つなのが本当に残念)

シリアスな展開かと思えば
ギャグに流されたり、
まるで関係ない人物に
振り回されたりと
ストーリーが
結構ごちゃごちゃしてきますが、
テンポもよく
それなりにまとまっていて
決していやな雰囲気ではないです。

この所アジア映画がんばっているので
邦画も負けずにがんばって欲しいなあ
見ながら思ったのでありました。



2001年08月02日(木) 「ダークエンジェル」

「タイタニック」のキャメロン監督が
取り組んだテレビドラマシリーズ。
それが本作品ですが、
テレビ番組という枠の中で
どこまで斬新な作品に仕上がっているのか
(あまーい恋愛劇になっていないことを
祈りつつ)
ちょっとどきどきしながら
いざ、スイッチオン!

人間殺人兵器となるべく、優秀な遺伝子を
組み込まれた主人公マックスは、
秘密組織での生活から脱出。
一般社会の中に紛れ込み生活していますが、
気になるのは
一緒に逃げて途中で離れ離れになってしまった
友人達。
果たして仲間を見つけることが
できるのか。。

ドラマシリーズということで、
巨額な撮影費を投じたような
圧倒されるシーンは少ないのですが、
マックスを取り巻く日常は
ささやかながら、変化にとんでいて
先がどうなるのかな?と
気になる作りになっていて
想像以上に楽しめました。

マックスを演じる女優もかわいく
黒い服がとっても似合っていました。

昔昔の「バイオニックジェニー」(古すぎ)を
思い出しつつも、マックスの今後が
気になるので
思わず1巻を返しに行った時に
引き続き2巻も借りてしまったのでした。



2001年08月01日(水) 「バーティカル・リミット」

高度限界というタイトルの
山岳アクション映画で、
夏に見ると雪山の自然の猛威が
とっても涼しくて
オススメ。
というところもあるのですが
人物関係がこてこてで
ちょっと暑苦しいぞ
なんて思ってしまう映画でした。

主人公は、3年前にロッククライミング中に
父が犠牲となって助かった兄と妹。
その後、K2を目指し登山中に遭難した
妹を助けようと兄が
6人のパーティで救助に向いますが。
その地にたどり着くまでの
数々の困難。。さあ無事に救助できるのか。

救助する場面がメインなので
妹が登山を目指したすぐあとに
もう遭難。
え??あれほど万全に出掛けたんじゃないの!?
なんてつっこみをいれたくなりました。

それにしても、
息つく暇もないほど、畳み掛けるように
襲い掛かる困難。
最後までハラハラさせてやるぞ!という
意気込みはとっても感じるのですが、
救助に必要なニトログリセリンを背負っての
登山ながら
なんだかその存在を忘れてませんか??(笑)
なんて気になってしまうシーンも
多々あれど、細かいことは気にせず
見ないと先に進めないですね。はい。

内容云々よりも、途中から登場する
山に住む偏屈じいさん(だよね)が
気に入ったので、その人を
中心に見ていたら
なんだか違う映画に
見えてしまったのでありました。




 < 過去  INDEX  未来 >


あずき [HOMEPAGE]

My追加