あずきの試写室

2004年09月29日(水) 「トゥー・ブラザーズ」

最初ディズニー映画だと思い込んでいたら違いました。
でも、観終わった後はあながち間違いではないかも
なんて思ってしまったのですが(笑)

とにかくトラの子供時代(あっという間)がかわいい!!
2匹でじゃれあったり、親トラの後をひょこひょこ付いていったり。
やっぱりネコ科だよねー。なんて家のクロを彷彿させる
シーンもいくつか。相手に繰り出すのはねこパンチだし(笑)
ボール状のものを手で転がして遊んだりとか。
人食いトラのイメージからはとんでもなく離れてます。
で、大人になっても、怖いというよりも
いやをなく人間にかかわってくるけれど
私たちは楽しく過酷に生きていくのよん。
って感じで、マイペース。
周りの人間だけが、なんだかきりきりしているよう。

CMでは、少年とトラの友情的シーンが前面に出ていましたが、
それほどかかわりがなくてびっくり。
人間とトラというよりもトラトラという感じ。
よく出来たドキュメンタリーフィルムを観ているような感じでした。

ガイ・ピアーズも一瞬え。どうしてこの映画を選んだの??
なんて思うほどトラにくわれてます(あ。食べられたわけじゃありません。そりゃそうだ)

この映画撮影するのは、大変だったろうなーと
アニマルトレーナーティエリー・ル・ボルティエ氏の力が
大きいと思います。
といっても、がんばった30頭のトラがえらいですね。
って、トゥーじゃないし(笑)



2004年09月27日(月) 「父、帰る」

2003年のヴェネチア映画祭では、グランプリ金獅子賞と
新人監督賞の2冠をみごとにゲットした当作品。
ロシア映画は、なんだか久しぶりに見る気がします。

写真でしか見たことのない父さんと二人の息子の
1週間の出来事を、抑えた心情風景と静寂の漂う風景で
淡々と描いていきます。
いあ、実際は雨音がとんでもなく大きかったり、
お父さんに対して、二人の不満がふつふつと
湧き上がるさまが、まるでこちらまで
ずきずきするほど感じられるので、
まるで活火山の沈静化している状態ような(適切でしょうか。。。)

写真でしか見たことのないおじさんが
いきなりやってきて
「パパだ、言うことを聞け!」
なんて言われたも、
「なんだこのおっさん」(こころの声)
って思ってしまいますよねー。
なので反発する気持ちも分かるけど。
弟ちょっと怒りすぎ(笑)
兄ちゃんは、「はい。パパ」なんて素直なのにね。

用意された脚本から、不要なものをとことん削り落とした
というだけあって、説明といったものはなく。
お父さんの台詞ひとつひとつにもしかしたら意味があるのかも?
とか写る風景や建物にも、伏線が張られてるのかも?
なんてちょっと推理風に見ることもできますが。
ここは、全編ほとんど3人での演技という
微妙な親子関係に目を据えて見たほうがいいかも
なんて思ったのでした。

弟(イワン・ドブロヌラヴォフ。。役目もイワン)があまりにインパクトがあったので、お兄さん(ウラジミール・ガーリン)の愛嬌のある風情がちょっとかすんでしまった気も。
お兄さんが、この作品の後に水死されていると知り驚きと共に、
もっとよく見てあげればよかったと思わずにはいられなかったのでした。



2004年09月23日(木) 「25時」

変幻自在のエドワード・ノートン主演の本作品。
今回は、麻薬売人で明日から7年間
服役しなくてならないという状況。
でも、その7年間がとっても重い期間らしく、
ほとんどみなさんとは生き別れとなるような。
全編暗いどんより感と恋愛・親子愛といった愛情あふれる雰囲気が
微妙な感じでマッチした仕上がりとなってました。
製作がドビー・マグワイアというのはちょっとびっくり。

ハンサムだから刑務所に入ったら
ひどい目にあうと、再三言われているモンティ。
確かにそうなんだろうけれど、罪を反省するよりも
誰が密告したのか、苦悩しちゃうところがリアルかもです。

最初から登場する犬が、なんとも言えない模様(というのか)で
愛嬌があるというのとはちょっと違うけれど、
つい画面に映ると目がいってしまいます。

ノートン君の彼女を演じるロザリオ・ドースンは
口元のほくろが色っぽいですねー。
オフィシャルHPのプロフィールの
自宅玄関前のポーチで座っているところをスカウトされた
というのはすごいですね。
そういうことってあるんだーーーー。
って自分には絶対ないですが(当り前)
それにしても、女子高生役のアンナ・パキンがどーしても
女子高生に見えなかった。
真面目な真面目なモンティの幼馴染の教師ジェイコブが
何ゆえ彼女が好きなのか納得いかなかった。いいんですけど。ちょっと。。

全体のトーンを崩さず最後に至ってのエピソードが
心に突き刺さるようでした。


追記
侮りがたしオフィシャル。大好きな阿部サダヲさんのコメントが
あったのですが
「泣いた!犬に優しいいい息子だ!」
そう切り込んできたか!
目からうろこのコメントでありました。



2004年09月20日(月) 「ドミノ」

香港発ドミノ式に恐怖の連鎖が起きる
ホラー作品。といっても、、
結構笑えるところもあります。

珍しいのが毎年7月になると
そのビルでは9人の犠牲者が出るという、
ビルホラーとでも申しましょうか。
あ。それじゃあホーンテッドマンションですが、
その雰囲気ともちょっと違う。
なんせゾンビ的な生き物が出てきて
驚きというのとは違うから。

オムニバス風で、ビル内で働く
何人かを描いてきますが、
カレン・モクの話がメインかな。
個人的には、頼りない社長となんだかんだいいつつ
サポートする社員の話が
人情劇風で好き。吉本みたいな(笑)

香港のソフト開発の職場がちらっと映りますが、
ポスターやPOPのあおり方が
日本と似ていますねー。
あ。勿論広東語なのでわかりませんが、
漢字の部分とか。
って全然本題とそれてますが、
思わずチェックしてしまいました。
(雰囲気としてはコーエー風・・・そこまで(笑))



2004年09月14日(火) 「バイオハザード�供.▲櫂�リスプ」

�気任蓮�地下室内で大騒ぎでありましたが、
今回�兇任蓮�屋外屋内取り合えず地上に出て大騒ぎです。
とにかく上映時間中、これでもか!というほど
アクシデント盛りだくさん。
いやあ。前列しか空いていず、思いっきり見上げていたら
終わったら首も肩も変なところに力が入っちゃってました。
さすがバイオシリーズ。力が入るなあ(笑)
ゲームでもとろい私は、キャラクターを動かすだけで
慣れるまで肩こったし(爆)

最初ジルとアリスの区別がつきませんでした(だめじゃん)
ゾンビもケルベロスも健在。
やっぱりバイオといったらケルベロス!!
なんて思っている私なのですが。
何度観ても気持ち悪いですねー。
それに比べたら、ゾンビはおとなしめかも。
動作ものんびりだし。

今回は、ネメシスなる追跡者も登場。
外部から脳を制御されているだけあって、
「特殊部隊危険」なんて表示が出たりするところが笑えますね。
みかけゾンビに近いです。

80mの高さのあるビルをワイヤー1本で一気に駆け下りる
スタントをはじめ、随所にCGに頼らない生身を迫力を
織り交ぜているのですが。。。。。
全体的にだれない速さが、逆に目が追いつかなくなるような感覚で、
何が何やら。

とにかく、何も考えず、スカッとしに行きましょう。
ミラ・ジョヴォビッチにあなたも守られたくなること間違いなし(ほんと??)






2004年09月11日(土) 「ヴィレッジ」

どんな作品であろうと、あのどきどき感と読めなさ(その落ちは
超脱力であろうとも)で、一生ついて行きますの
シャマラン監督作品。初日行って来ました。

「その森に入ってはならない。『彼ら』が待っている。」
「不吉な赤い色を封印せよ。『彼ら』がやって来る。。。」
「警告の鐘に注意せよ。『彼ら』がやって来る。。。」
で、映画の中でも森からもぉぉぉと低音の嫌ーな
うなり声が。。。。森にいる彼らって何何々??と
いきなり観ていて一緒にいった家の人が「牛?」って。。。

舞台は19世紀。小さな村の人々を
ベテラン俳優陣と実力派若手俳優で固めているので
物語の世界にすっと入っていけます。
特に、「サイン」からシャマラン組(なのか)
ホアキン・フェニックスの朴訥な雰囲気がいいですねー。
また今回主演女優アイヴィー演じるブライス・ダグラス・ハワードが
とっても純粋な感じがして良かったです。
特に黄色いマントを着ていると黄色頭巾ちゃんという感じで可愛かったり。
しかし、主演を差し置いて注目度ナンバー1は
ノア演じるエイドリアン・ブロディでしょう。
今日の夢に出てきそう。。いかん。
脇役のマイケル・ピットがまたまたレオ様に見えてしまった。

と役者ばかりを語っているのは、内容がしょうもなかったからと
思われてしまいますが。。。
落ちが「牛」なんてことはありませんが、
この落ち私は読めませんでした。が、牛と言った家の人はすぐ読めてました。勿論賛否両論の嵐となるかもしれませんが。
私としては満足(無理してないです)
「サイン」「アンブレイカブル」より、さもありなんと思えたし(笑)
勿論実際問題としてはかなり無理ありすぎですが。

今回も観る前に週刊現代の福井さんの「映画な日々」を読んで
大盛り上がり。
人間力をためされるシャマラン監督に勿論これからもついて行きますわん。
かなり寛容度がレベルアップしているといわれても耳をふさいで(笑)
是非福井さんとシャマラン論を語り合いたいものです。はい。



2004年09月06日(月) 「ヴァン・ヘルシング」

「ハムナプトラ」のスティーブン・ソマーズ監督が送る
中世のペンシルバニアを舞台に、超有名モンスターが繰り広げる
活劇の世界。

今回は、空を自由に飛びまわるドラキュラの花嫁3人の
姿を見るのが目的だったので、いやーくるくるまわったり
逆さづりになったり、魅せてくれます。
美女3人の変身振りはなかなかです。

実は主演のヴァン・ヘルシング演じるヒュー・ジャックマンと
ライバルのドラキュラ伯爵演じるリチャード・ロクスバーグ
どちらも気に入っちゃいました。ふふふ。
ドラキュラ伯爵が、一瞬天草四郎を連想しちゃったり(どこが。。。)
「魔界転生」???
しかし、あのちょっと抜けている
カール君が、ロードのファラミアを演じていた
デヴィッド・ウェンハムとはちょっとびっくり。
個性的な役者陣ががんばればがんばるほど
モンスター部分がいかにも合成されちゃっているようで残念。
特に出だしの雰囲気が良かっただけに、
ジギル博士のあまりのできものぽさにちょっと脱力しました。
でも、3人の美女の飛び回る姿で許す(何様・・)

正直、あんなに広い場所から
あっという間に逃げ出せるわけないよなーなんて
ご都合主義なところもありますが(笑)
そんな細かいことは、この際気にしないで
ヴァン・ヘルシングの活躍ぶりを
固唾を呑んで、見つめるのが正解かもしれないですね。

でも、気になるんだなあ(爆)
なんだそんなことでやっつけられるのかって(おいおい)



2004年09月03日(金) 「堕天使のパスポート」

タイトルからパスポートに関する映画だろうとは
予想していましたが(わかり易すぎ)
全く予備知識なく見てみたのですが
(やっぱり堕天使ってトトゥちゃんのこと??)
意外や意外(失礼)
なかなか掘り出し物の作品でした。

ロンドンの裏の世界を舞台に、パスポートを得るために
命がけで生きる不法滞在者や難民の姿を
ダークサスペンスに描いていて、
思った以上に怖く、また考えさせられました。
不法滞在者に対する
移民局の厳しい追及は
見ていてびっくり。
現代だよね??なんて思うほど、
一瞬戦争中の特別高等警察(特高)を連想しちゃいました。
(実際見たわけではありませんが。。。むむ)
でも、日本も不法滞在者に厳しいそうなので、
同じ世界が展開されているのでしょうか。。

どうしてもアメリという目で見てしまうオドレィ・トトゥが
トルコからやってきた不法滞在者を違和感なく、
ぼろきれのように揉まれてきりきりまいする姿を演じていました。
この作品、内容もいかに逃げ切るのかと
推理映画的要素もあるのですが、
私が気に入ったのは登場人物の味があること。

トトゥをはじめ、友人役であり主演である
オクウェ演じるキウェテル・イジョフォーがいいですねー。
どんと頼れるお兄さん(おじさんじゃないよね)って感じで。
また脇役の検察医グオィや娼婦のジュリエットも
見ていて楽しかったです。

それにしても笑っちゃいけないけど笑えたのは
主演二人が勤めるホテルの支配人ファン。
「ハリー、見知らぬ友人」のハリー役だったセルジ・ロペス。
悪人なのに、つめがあまいよロペス君(笑)




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