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メンツを立ててあげるって大事な事だと思う。 メンツなんて下らない事にも思えるかもしれないけれど、 自分のメンツが立たなくてにっちもさっちも行かなくなった経験がある人にはわかると思う。 顔を立ててもらいたくてたまらない時ってある。 他の人がそんな科白を吐いたら、下らん、と思うと思うが、 自分となると切実だ。 別に、顔を立ててもらえると気持ちいいから、って言うのじゃないと思う。 本当に顔が立たなくてどうしたらいいかわからない位困ってる時ってあるのだ。 だから人の顔は立ててあげようと思う。 メンツって下らない事じゃない。 話は変わるが、期待に答えるばかりが愛じゃない、とまた思った。 人と話してると「こういう事言って欲しいのだろうな」というのがわかる時があると思う。 私はわかってても言ってあげない。 例えば、いじけてる時は「そんなことないよ」って言って欲しそうだけど言わない。 「友達がこんな事言うんだよ」なんて科白はきっと「ひどいね」とか言って欲しいのだろうけど、私は「お前が悪いんだろ」と言う。 後輩が遅刻してきても怒らない。怒って欲しそうな時も怒ってあげない私は怒る人よりも厳しいと思う。 人の欲望には、自分でわかってる欲望と、自分でもわかってない欲望があって、 自分でわかってる欲望を満たしてもらっても、なんか物足りないって時がある。 だから言ってほしそうな事をいってあげるんじゃなくって、自分が言いたい事を言おうと思う。 というのは自分の場合、自分が言って欲しい事ばかり言う人より、その人が言いたい事を言ってくれる方が嬉しく思ってる気がするから。
私は上手く弾けないのをすべりどめとピックのせいにしていたので、言い訳をなくしてしまった。 というのも、サークルに行く前にイケガクに寄ってすべりどめとピックを買ってきてしまったからである。 ピック選びは面白い。同じに見えてちょっと違う。鼈甲の具合が。 白と黒のまだらの。全体的に黒いの。ほとんど透明なの。分厚いもの。薄いの。硬いの。白い部分は強度がないと聞いたがほんとだろうか。 見ていると、「絶対にこれ」というのがある。 模様も触った感じも気に入らないと、弾く気にならない。 私好みは全体的に茶色で、白い斑がちょこっと付いてるものだ。 今までのもだいたいそうだった。 日に透かすときれいな感じで、白い斑は表裏がわかるように必要。 今日もそんなのがあったので買う。 関係ないが、これからは節約しようと思う。 それでごはん代を浮かそうとして、おにぎりを作ったのに家に忘れてきた。 また、私は財布の中の五十円玉はなるだけ使ってしまうようにしている。 何故なら、財布を覗いた時、銀のぎざぎざを見て百円じゃないかとむやみに期待したくないからである。 これからサークルの練習も数える程しかないので、出来るだけ他パートの人とも話そうと試みたが、失敗した。 こんなにも同パートの人とばかり話しているとは思わなかった。 折角サークルなのにもったいない。 次回頑張ろう。 題名がきついが、別に味わえない人もやっていいと思う。 だいたいニュアンスって何だ。 微妙じゃないニュアンスって聞いた事がない。 いつか「大きなニュアンスが違う」とか言ってみたいものである。 「芸術家としてでなく技術屋としてバレエをやりたい人はここから出て行きなさい」と言われた。 いや、言われていない。 <今日のまとめ> ・弘法も筆を選ぶ ・節約とは「お金を使わない感じ」を味わいたいだけだ ・頑張って誰かと話すことはばかばかしい ・高原に白熊はいない ・カルデラ湖は火山の後に出来る ・白身と黄身を繋いでいるのは「カラザ」である ・アメリカ人はシリアルを食べ過ぎである、っていうかシリアルって何? ・骨髄の成分が海の成分と似ている事が私たちが海から生まれた事を物語っている ・人と人との関係はべたべたしないのがよりベターである ・よりベターって表現おかしくない? ・おかしくなくなくなくなくない? ・っていうのも懐かしい
今日は昨日と打って変わって晴天で、人と会えば挨拶の後に「今日は暑いね」と言うか言わないかのどちらかであった。 お昼に中華料理「ボリューム」に行く。 特にボリュームは無いし、全く意味がわからなかった。 その後4限に出るため、410にかばんを置いて、トイレに行って、戻ってきたらかばんが無くなっていた。 おかしい、と思って、順々に隣の教室を覗いたら、私が410と思っていた所は412であった事がわかった。 412にかばんがあったからである。 そして、サークルの火曜練にでる。百周年。 数えてみると、練習も残す所あと12回しかない。 一月に一回づつやるとしたら1年しか出来ない計算になる。 私は死にそうになった。 (「死にそうになった」って素敵な表現だとおもいませんか?) 私はすべりどめの事を考えていた。 が、すべりどめで下手になる事はないだろう。 帰り道で泣きそうになった。 それにしても私は本当にいつも、涙をこらえているか、涙などこらえていないか、あるいは泣いているか、のどれかである。
4限の「現代文化論」の授業中に、友人がこの日記の文章を誉めてくれた後、「AERA」の「専売塩と自然塩」とかいう塩についての記事を見せてくれて、「この記事の感想文を書き合おうよ」とかよくわかんない事を言い出したのがおかしかった。 それで、授業中に書いて、交換して読んだら面白かった。 「キリバスの大きい塩」というの。 それから図書館で卒論の本を読んで、あじのフライの定食を食べて帰って来た。 生卵が出たのを、ゆで卵にして下さい、とか無理な事を言ったらしてくれたのが面白かった。 初めて埼京線の女性専用車両に乗った。 「私、こんなに女の子にかこまれたの初めて!」とかばかばかしい事を思わず言ってしまった。 午後から降り出した雨が今も聞こえる。
今日はみんなちょっとやんちゃに演奏した。 だいたいに置いて朝、9時半に来た時、私の他に3人しかいなかった。 頑張ってきたのに、と思った。 そして、今日は英検があるので、地下でも何処でも音出し禁止で、使えるのは百周年記念館のAV教室だけだった。 でも部屋が取れないくらいで練習を無くさせない楽器魂はいいと思う。 そして午後にはだんだん人も集まってきた。 それで、AV教室って机が固定されてるから、みんな机の上に座って、やんちゃな感じで合奏した。 笑えた。 4年やってきて、こんな合奏初めてだ。 なんかテープにとられた。
サークルが終わったあとに、後輩とか10人くらいでツアーを組んで、「コレリ大尉のマンドリン」を見に行ってきた。 すごくいい映画っていうんじゃないかもしれないけど、私は涙ぐんだね。 マンドリンを持って映画館に入ったのが、ちょっと恥ずかしかった。 ニコラスケイジが弾いていたマンドリンは、私たちが弾いているのより、もっと素朴な音だった。 あんまりマンドリンのシーンがなかったのでみんなもんくを言っていた。 でもあのお父さんの語りのシーン、あそこで泣くだろう。
学生証の再発行をしてもらう。 2000円もかかった。 3日後に出来るっていう。。 今日図書館に入れますかって聞くと、(今は学生証で図書館に入るので) 身分証明書を作れば入れるっていう。 そこに証紙200円って書いてあったから、 また証紙を買って貼って持って行ったら、 「再発行中の時はいいんだよ、ごめんね、ごめんね、ちゃんと説明しなくって、財管課に行って払い戻してもらってきてね」 と言われた。あと 「図書館からいつ出てくる?やっぱりそれまでに学生証作っておくよ」 とか。 早口で手振りを交えてすごく親切なので、なんか面白かった。 その人って、私が大学一年の時に新入社員で入ってきた人だ。 3年前の夏にカウンセリング講座っていう4日間やるのがあって、面白そうだったから受けたのだけど、その時大学事務の新入社員の人が必修みたいな感じで一緒に何人か受けていた。 で、その時彼もいた。その時はまじめそうでおとなしそうだったのに、みんなどんどんしっかりしてくるんだなあ、てよく思う。就職課の人もそう。あの頃と全然違う。すごい、はきはきしてる。 それから、百周年の財管課で200円払い戻ししてもらって、 卒論書こうと思って、図書館に行った。 身分証明書で入れるようになったのは10/1かららしい。紙に張ってある。 インターホンを押してみたら、戸惑った声で女の子が「あ、は、はい、あの、…今開けますから」とか言って、ドアを開けてくれた。 その後、本の請求をしたら、なんか、カウンターにいる人全員でざわざわ話し合って、すごい時間をかけて出してくれた。 「すいません、身分証明書でやるのって初めてなんです」 とか言っていて面白かった。 8時まで図書館にいて、また学生課にいくとさっきの人が学生証を作ってくれていて、すぐもらえた。 なんていうか、財布なくして、学生課にも警察にも届け出したんだけど、 みんな優しいよなあ、って思う。 性善説だよ、って思った。 仕事といえ、人に優しくするのって生まれ持ったものなんじゃない? 卒論で源氏物語の浮舟ちゃんの事書く。 でもまだ全然やってない。 どうにかなるだろって思ってたけど、 今日、3年生の後輩と一緒に蔵書検索をしてる時初めてあせりを感じた。 それで、なんか考え事をした。 それで、私は考え事する時歩き回るくせがあるのだけど、図書館の中でもそうで、 カウンターの人にじろじろ見られてた。 その考え事っちゅうのも 「恋ってなんじゃあ?」 とか、純粋な事だった。 なんか最近恋ってわかる気がする。 が、もう、疲れたので恋については今度書こう。 今日の日記の題名「恋」にしたのに恋の話はちっとも書かなかった。 そして、なんかつまんない。細かく書きすぎた。 まあ、 そんな日もあるか
会社の内定者の個人面談があっていやいや行く。新宿。 「面接なんかはなんかあれだった、頑張った、けど、 いやあ、ほんと釣った魚に餌はやらないってほんとだね」 とか意味不明な事考えながらいやいや行く。 いやいや行ったけど、担当の人は良い人だった。 「まあでもいやいや行ったんだから、ご褒美に」 なんて思って、スターバックスでキャラメルマキアート飲む。 あっまーい。 でも雨で寒かったから暖まった。 (しかしこれは思えば最後の贅沢だった) その後、渋谷で4,5限の授業に出て、卒論な、と思って生協で原稿用紙買って、写譜しなきゃってプレ2の譜面を地下で取って来て、 駅まで歩いて、 さて電車で帰ろうとしたら、 財布がない! 中学から使ってきたダヤンの愛着のあるやつで、定期も預金カードも学生証も入ってる。 わーお。 かばんを全部見たけどない。リクルート用の使い慣れてないかばんだから、変なとこにしまったかもと思ったけど。 何度も無くしたけど、いつだって見つかってきたんだ。 今度だって。 でも地下にもない。学生課に聞いたけど届いてない。生協はしまってる。 薄着刑事が捜査してくれた。 また渋谷駅にも戻った。 無かった。 無くなったんだ。 ①いや、きっとあれだな、きっと財布を拾ったすごくカッコいい男のコは、2,3日後に学生証を見て、財布を持って大学を訪れるだろう。で、中庭に来て、また学生証を取り出しその写真を見る。 すると写真と同じ顔の女の子が現れる。 目が合ったらすぐわかるだろう。このコだって事が。 いや、財布のコだって事じゃない。 ずっと探してたコだって事が。 …ってべたべたな出会いの複線なんだな、これは。 財布が無くなったのは物語の始まりにすぎないと思う。 この物語は私が主人公だし、 私の物語は財布が無くなって始まるんだな。 ②あるいはあれだ。財布は私の身代わりになってくれたんだ。 これから起きるだろう私の危機をかばって代わりに今ひどい目にあってるに違いない。 ③あるいはこうだろう。財布は自分の死期を感じ取って、こっそり姿を隠したのだ。 いさぎよい最期である。 ④あるいはこうかもしれない。私は財布にふられたんだろう。 財布は私に飽きて離れて、私が探し回ってるのも知っててかげから見てたに違いない。私がごみ箱をあさってるのを壁のかげでこっそり見てたんだろう。でも下手に優しくしちゃいけないから、声はかけなかったんだろう。 ⑤「人生はビスケットの缶」というから、今まずいクッキーを食べた私には、 後の方に美味しいクッキーが残されてるに違いない。 今財布を無くしとけば、もう無くす事はないし、 それに、これから先、他に財布を無くした人に出会ったら、気持ちをわかってあげられる。 ⑥財布が無くなったのは何かの啓示だと思う。 「古い生活は終わったよ」なんていう。 「新しい生活をはじめるのよ」ってなんだっけ。チェーホフの何かか?斜陽の科白か? とりあえずそんな感じの事じゃないのか。 まあなんにせよ、良い事の始まりな気がする。 そういえば、9月から続いてたローテンションも最近終わったみたいだ。 ほーんと、なんだったんだろう。 ひとりがすきって時期だった。 最近は人と話すのが楽しくなってきた。 なんだか、楽しくなってく予感。 なんかよくわかんないけど、財布の事は別にいいや。 その後、会社にもらった交通費使って、魚食べて帰ってきた。 いや、楽しかった。 一緒に探してくれた方々有り難う。 さよなら、財布。 君の事は、忘れない。
しまった!私、もしかすると、わりに幸せかもしれない、 しまった、気が付かなかった、 幸せなのに、あんまりそう思ってなかったかも、 でも冷静に自分の状況を見てみると幸せだと思う まあすっごい幸せって程じゃないんだけど、 でも幸せじゃない? ってあなたが解かる訳ないか あなたも幸せだったりして
最近寒くなってきたと思う。
雨だ。 本占いによると「雨」だったので「当たった!」と思った。 本占い、っていうのは俺がよく、「本をぱっと開いて、そのページに書いてあることが明日の出来事」って事にしてやってるやつで、 昨日開いた小説のページは雨のシーンだったから。 でももっとしんみりした雨のはずだったのだが、わりと大雨。 たまで練習だったので山田を運ぶの大変じゃないか。 楽器ケースにくっ付けてるプーが、くまのくせにヌレネズミみたいになってブサイクになってた。 山田だってどうせしけってんだろ。 弦楽器って雨の日はだめらしいよ。 なんか知らんけど。木がだめらしい。音篭るとか。 友人に俺は最近「投げやり」で「自暴自棄」で「ひくつ」だと言われた。 そんな事思ってもみなかったのでびっくりしたが、そう言われたのがなんとなく嬉しかったのでマゾかもしれないと思った。 投げやりって良くないよね。 自分の時間や、お金や体やなんかをいとおしく思えないと、上手に使えないものね。 それに自分を大事な人って思えないと、まわりの人を大事って思うのも難しい。 話がずれるかもしれないけど、俺はまわりの人にあなたは大事な人なんだって事を日々伝えたい。 大事じゃない人なんていないんだから。 小さな感情にも耳を傾けたい。 ちょっとの顔のうごき、 小さな気持ちの起伏、 なんでも気がついてあげられたらいいのに。 自分の事を大事に、 まわりの人も大事に、 世界中の人を大事に思えるくらいになれたら。 まるで壊れ物を扱うように人を扱いたい。すごくそっと。 同時代に生まれてここで会えたってだけでも奇跡のようなことだ。 必ず握手して別れるように
れいちゃんとあと友人ふたりと、ガストに行く。
胃が痛い。 過去最大級かな。 ちくちくする。 が、ネット上で胃が痛いと叫んだところで、何の解決にもならない。 何の解決にもならない。(二回目) 最後の演奏会だから、楽器がりがり弾き込まないと。 卒論も書かなくちゃ。 って、ただの愚痴日記じゃないか。 とにかく、頑張ろう。 それにしたって、よく後悔しないように、なんて言うけど、 別に後悔したって全然平気だって思う。 後悔なんて当たりまえじゃない。 後悔しない生き方なんてまったくする気がない。 あと、思い出作りとかまじでしたくない。 が、みんなの事が、すきだ。
㊤「仲間ってなんだろう」って考えてみたり。 どうでもいっか。 ㊥今日「品川庄司」の品川くんを見たよ。新宿にて。 前から庄司はかっこいいなあと思ってたけど、品川くんもかっこよかったよ。 ㊦ここんとこ読んだ本。 →ポールオースター「幽霊たち」 辻仁成「ニュートンの林檎」 フィツジェラルド「グレートギャツビー」 上二つはすきじゃなかった。 ㊧理屈に合うようにしろって誰が言ったの? 説明できない行動、とっていいんだよ。 ㊨神様はあたしで、 ゲームのルールはあたし。 ⑱心臓が燃えてないなら歩く必要なし
レディオヘッドの、横浜アリーナでのライヴに、今日行って参りました。 今、帰ってきたとこ。 報告と言っても、俺はレディオヘッドのことよく知ってる訳じゃないから、あまり書けないのだけれども。 知ってる曲は半分くらい。 俺が思ったのは、重い水みたいだな、というの。音が。 雫みたいのが飛んでくるというか。 じらしながら飛んでくる水滴もあった。 それを、胸に金盥を置いて、受け止める。 それで最後の一滴まで、ごくん、と飲み込む。 雨みたい、っていうのかな。 上手く言えないけれど、浴びたような感じ。 音って、水と似てるなあ、ってちょっと思ったんだった。 ストリートスピリットが恥ずかしかった。 独奏会で弾いたのを思い出して恥ずかしかったから。 他はよかった。 10月になったから、腰をあげようと思ってるとこ。 原因不明のローテンションがずっと続いてて、まあ、そういう時期なのかなって思ってほっぽってて、「9月は捨て月にしよう」って思ってたんだけど、 10月になったから、ちょっとアクティブになってこう、と思ってるとこ。 なんか、自分が思ってるよりもローテンションだったらしい。 まわりにも解かるくらいだったかも。ごめん。 でも急にはテンションってあがんないなあ。 でも芸人じゃないんだからちょっとくらい低くても。 ねえ。 でも、あげるよ。
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