恋のさじかげん
れのん

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■ ココニイルコト

何も言ってくれないことに、傷付きながら、
それでも、何も無かったかのように、普段通りにチャットする。
何も言ってくれないのは、私が無力だからではなく、
私にそう言う面を見せたくないからなのだと、勝手に思いこもうとする。
それでも、それが勝手な思いこみであり、
彼の真意は別の所にあること、
分かっていても、気づかない振りをしている自分に、
ますます、惨めになる、、。
こんな思いをしながら、誰もが恋愛をしているものなのだろうか、、。
すでに、恋愛なんて終わっていて、
「都合の良い時に必要とされるセックスフレンド」だと割り切った方が、
ずっと、現実にあるような気がしてきた。
どうして、私は居るんだろう。
どうして、私は要るんだろう。
もう、要らないかもしれないのに、、、、、。
癒しにもなれない、必要ともされない、
友達にもなれない、妻にもなれない、、、、、
そんな私って、一体、何?
ただ居るだけなんて、切なすぎるよ、、。
それだったら、もう、どっかいっちゃって、
別の人と生きていきたいよ。

2001年09月30日(日)

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■ 気持ちを断ち切る斧

気にしない、と決めても、さすがに落ち込んだ。
メールの返事も来ないし、チャットで会っても、Qでも、
かまってもらえないのなんて気にしないけど、
少しも相手にされないのは、やっぱり、苦しかった。
彼の父親が起こしたトラブルのせいで、彼は仕事を失うかの瀬戸際。
こんな時に、何もしてあげられない自分を情けなく思うけど、
それ以上に、少しも頼りにしてもらえない、
いやしにすらなれない自分を思うと、なんだか、辛くなった。
あたしは、何もしない方がいいのかな、、、とも思った。
メールも、電話も、Qも、チャットも、、、、、、、、。
あたし一人が出来る事なんて限られているし、
少しも力になれないかもしれない。
でも、あからさまに相手にされていないのは、
あたしの存在感、これまでの日々も、
全く意味のないものだと突きつけられたような心地になった。
せめて、「おやすみ」ぐらい言ってから落ちてもいいのに、、。

このまま、どんどん遠くなって、別れるのも悪くない。
今しか、もう、ないんだと思った。
あたしの仕事の試験の合否はまだ発表にならない。
このまま、離れて、物理的にも、心的にも、離れて、
一人で新たな気持ちで始める方が、
人生は、有意義なのかもしれない。
心の奥底で研いでいた刃物が、その出番を待っている。
彼が私を必要としなくなるのなら、
この斧で、私はこの気持ちを、断ち切ろう。

2001年09月22日(土)

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■ 期待しない。

愛している、其の言葉が聞きたくて、
聞けなくて、切なくて、、、そんな頃があって、
今は、そんな言葉だけでは、足りなくて、
ううん、それどころか、
その言葉がかえって白々しく感じられてしまう。
愛している、けれど、妻と別れることをしない。
愛している、けれど、具体的なアクションには踏み切れない。
けれど、、、君を離したくはない。
そんな自分勝手があるのだろうか、、、といらだちを感じることも。
時間が、緩やかに、けれど確実に流れていく。
不倫を始めて二年と7ヶ月。始めて出会ってから、もうすぐ三年。
私は少しずつ、真剣になり、はまり、そして今、諦めかけている。
不倫の関係に挫けたわけではない。腐ったわけでもない。
ただ、この関係が不毛なのだと、痛いほど分かったから、
自分から、諦める心構えでいる。
切ない時も、連絡のない日曜日も、嘘のある彼にも、
私は期待しないことを始めた。
期待しないことは、もう、終わりを知った人にだけ出来る、
一つの誤魔化し、一つの割り切り、一つの答え。
私と彼との間に、距離が再び生まれたら、
彼はどうするのだろう、、、、、。有る意味、見物。
そう言って茶化すことでしか、私はプライドを保てない?
恋をして、プライドも、キャリアも、かなぐり捨てて、本性を晒して、
それで女として魅力的かしら?
余裕のある女の振りをしていたい。
それが例え背伸びでも、無茶でも、自分への嘘でも。。。。


2001年09月18日(火)

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■ ブレーキ

週に一度、彼に会う。
映画や、遊園地や、公園や、、、、、で、
普通の恋人同士のように振る舞って、
家族連れを横目に、何も深く考えないようにして、
ただ、話したり、手を繋いだり。
こんなに平穏で、こんなに静かな幸せを私は知らなかった。
心の底では、この関係を断ち切る斧を、研ぎながら。。。。
それでも、幸せを感じて、別れるときは何だか切なくて。。
「名残惜しいな。」彼は言う。
一緒には居られない二人なんだと、改めて自分の心にブレーキをかける。
ブレーキがすり減りそうでも、現実は現実で。
「、、、そうね。また。元気でね。」
そう言って車から降りるタイミングを何度となく逃しながら、
切なさに酔いしれる。

恋は魔物だ。恋は狂気だ。そして、恋は熱病だ。。。
心を飼いこなせないと、いずれ、呑まれるような。。。

2001年09月16日(日)
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