恋のさじかげん
れのん

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■ 痛み

尋常でない雰囲気を読み取って、同級生の彼が電話をよこした。
「どうした?元気してる?」
一瞬、すがりたい、と思ってしまった。
でも、私にはその腕にすがる権利はないと思った。
誰かを忘れるために、別れの辛さをごまかすために、
誰かを頼ってはいけないのだと、そう思った。
「なんでもないよー。ちょっとね、情緒不安定なの。」
「今から会う?出てこれる?それとも、こっちから行こうか?」
「・・・大丈夫、、、。こんなのいつものことだから。」
「あんまり無理すんな。できることがあったら言ってくれ。」
彼はそういって電話を切った。
根掘り葉掘り聞こうとしないところが、好きだ。
今、色々なことを話したら、私が壊れてしまうと思った。
私は案外、強くなかった。
私の辛い時代、不遇の時代を知っている、彼と別れたこと、
その別れが確実なものとなって、
合鍵の話にまで及んでしまって、
私はもう、その現実の重さに耐え切れなくなっていた。
いつかは、分かれる人だった。
いつかは、家庭に帰る人だった。
そう何度思い返しても、やっぱり辛かった。
一人で耐え切れる痛みではないって思った。
でも、耐え切れない痛みなんてありえないと励ました。


2002年07月27日(土)

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■ 近況

なんて言えばいいのか、分からない。
だから、そのまま、メールも送れない。
素直な気持をぶつけても、きっと、信じてなんてもらえない。
彼は、私から手を引いた。
それが、現実だった。
振られたわけでも、振ったわけでもなく、
一方的な、諦観。
何度も、「もう、手放したくない、」
そういって抱きしめてくれた腕はもうない。
手放したくない、そんな切ない声を聞くたびに、
私はあの人を好きな自分を思い知ったけど。

年下の人から、何度目かの押し。
でも、彼は誠実。
約束を守った付き合いしかしない。
抱きしめることも、キスも、全て封印しても、
彼は私に会いたいという。

同級生の人は相変わらず忙しい。
毎日クレーム処理で、精神的に参ってるらしい。
時々の電話で彼が確認することは、
「私が元気にしているかどうか、」

早く自分の気持に答えを出さなければと思う。
過去を忘れるためではなく、
今を生き、未来を信じるために。
どんなに好きでも、
どうしようもないことは必ずあるのだから。。。

2002年07月25日(木)

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■ 何度目かの離別と復縁の末に。

一緒にいる時間は、とても幸せだったのに、
離れると一挙に、不穏な空気が流れ始める。
何時からこんな風になってしまったのか。
それは、彼がこの日記を見つけてしまったことが端を発する。

寂しいから、不安だから、こうなってしまうのだろうか、
それとも、もう、おしまいだからなのか。
私にはその区別がつかない。
ずっと離れているけれど、お互いを信じて、未来があることを信じて、
生きていこうねって、そう約束したのに、
彼は、前者?後者?の理由から、私の心を踏みにじった。
それも、何度も。
恨み言を言いたいわけじゃない。
ただ、、、好きでいることが、こんなに辛くて、
未来を信じることが、こんなに困難だとするなら、
私はきっと、好きも未来もいらなかったと思う。
愛情が感じられなくなっても、
未練が尽きてしまいそうでも、
恋愛を続けることって、できるのでしょうか?

一緒に見た由比ガ浜の夕日がきれいだったこと、
土用の丑の日に、うなぎを二人で分けて食べたこと、
お部屋の照明器具を取り替えてくれたこと、
一つのベッドで寝て、とんでもない時間になる、
携帯の目覚ましで起きた朝のこと、
全部全部、疑う気持ちに染まって死んでいくのかもしれない、、、
そう思ったら、泣けてきた。
思い出まで、腐っていくのが不倫なのだろうか。。。


2002年07月23日(火)

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■ 3人の彼と、節操のない恋愛

意識もはっきりしているときに、キスされた。
3歳年下の彼は、「未来」だと思った。

私には、今、3年間不倫をしてきた「過去」を象徴する、年上の彼と、
偶然に知り合い、強引な押しに負け、寝てしまった、
「現在」を想起させる、同い年のの彼がいる。
そして、「未来」を思わせる彼。
自分でもびっくりしてしまうことに、
私は三叉恋愛に突入してしまっていた。
それは全て、ちゃんと自分の意志で恋愛を選択できない、
私の弱さに原因があった。
「過去」の彼は、私にプロポーズするようになり、
私はその重さの前から、逃げ腰になったのを、
「過去」の彼は、早速察知し、
最近、しつこく、付き合い方について不満を漏らすようになった。
どうせなら、分かれてしまったほうが、きっと、楽なのに、
私は、それも選択できないぐらい、感覚が麻痺している。
確かに、今は、仕事が忙しい。
でも、このままだと、泥沼化することは考えられた。
私は、「過去」の彼の知らない場所で、
「現在」の彼とセックスし、「未来」の彼とキスをした。
罪は重い。
そして、私は何時からこんなに節操がなくなったのだろうかと、
自分で自分が信じられなくなりそうだ。

2002年07月07日(日)

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■ 突然のキス

最近、忙しさにかまけて、彼にメールを送っていない。
この間、告白されました。
同じ仕事をしている仲間うちの一人で、3歳年下。
姉のような気持ちで、接していたのだけれど、
告白されて、しかも、相当に強引な押しで、
かなり、、、、弱ってる。
この間は、いきなり、キスされた。
動揺した。
いくら酔っ払っているとはいえ、
まさか、そんなことをするなんて思っても見なかった。
告白される前に、キスをされた。
怒ったけど、、、、
案外、キスなんて簡単なものだと思った。
真実が宿ると信じてきたけれど、
真実なんて、不倫をし始めた時点で、背徳だった。
普通の恋愛が、できるかもしれない、
そう思うと、このまま押されて流されたくもなる。
彼への気持ちは、変わっていくのか、、、、
それも、わからない。

2002年07月03日(水)
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