おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦十二月十七日 満月
今夜は満月。 午後6時半、いったん家に戻る運転中、東の空にまんまるのお月さんが町の建物の隙間から急に出てきたので、すっごくドキッとしました。 今回はちょうど今夜、これから精煉(最後の硬質の炭にするための作業です)をし始めようとするところです。 一週間ほどかかる窯なので、おおざっぱにしかいつ火が止まるかわからないので、こうもぴったりと満月の夜に精煉の光を見れるのは何ヶ月ぶりでしょうか。 やはり夜の窯止めは暗いので、炭の光がよく見えていいです。 しかも今夜は快晴で、寒いですけど、いい時が過ごせそうです。
では、行ってきます。
おさむ日記/炭焼き生活日記 〈竹炭・竹酢液の無限窯〉
旧暦十二月十三日
どうもお久しぶりでした。 すっかり新年も明けて間もないですが、窯の方はようやく今年の初窯に火が入りました。 ただ今、炭焼き中です。 今回はほとんど太いところだけの竹を詰めて焼いています。 太さが均一の方が、同時に炭化するのでいいのだそうです。 しかし、細いのだけで焼くと、その細いのが(太いのと混ぜた時と比べると)あまりよく焼けてないように感じます。(今までの浅い経験では・・) 特に細い筒竹などは、筒竹だけだと、空気の通りが良すぎるのか、割れが多くなってしまいます。 これもやり方次第なのでしょうか。 いろいろ試してみないとわかりませんね。
さて、今夜の月はきれいですね。
先月の年の暮れの満月の日に、月の本を書いている志賀勝先生の、月大好きのお友達が集まった会合に顔を出したのですが、ほんと面白かったです。 月の話で盛り上がるなんて、なんて楽しいのでしょう。 そのお仲間のひとりは、小さい頃から望遠鏡で月を観察していて、ほとんど毎日のように月を見ているので、昼間でも今どこに月がいるかわかるそうで、部屋の中であそこら辺にいるなと思って、窓から顔を出してみると、そこに月がいて、ニンマリとするそうな・・。 雨の日も今あそこら辺にいるんだろうな〜と思って過ごしているんだそうです。 へ〜こんな人いるんだな〜。なんかうれしくなりますよね。 自転をしている地球の表面に自分がいて、その周りに月が廻っているって立体的に感じているんでしょうね。 それで、その方にその時に「満月の東隣りにある二つの明るい星のうちの下の星が土星、西隣りにある明るい星が木星だよ」と言われていたのでした。 (肉眼でこれが土星、木星って見たことがなかったので、えらくうれしかったので、それから会う人会う人に「あれが土星で・・」と話してしまってます・・。) それが、今夜のお月さんを見たら、あれ!?先月とほとんど同じ配列でいるじゃないですか。 へ〜1ヶ月で月が一周してきたんですね〜。(見た目の話ですが・・) よく見ると、土星と木星との位置も先月と少しずれてました。 おぉ、あの光は惑星でほんとに動いているだなー。
とまあ、まいどこんな感じですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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