Diary?
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2005年12月30日(金) |
携帯旅日記 12/30 ビッグフィッシュとビッグキャット |
■昨日はビッグフィッシュでやっぱり号泣。 3回めくらいだけど、お父さんを抱き上げて河に行く場面は、見るたびにまるでスイッチが入るがごとく滂沱の涙である。
■うちの猫、長いつきあいだけど未だに「噛みポイント」が謎。 さきほども首や耳を掻いてやると、ぐにゃぐにゃになってノドを激しくゴロゴロいわせ、私の手をペロペロと嘗めていたかと思うといきなりガブリと来る。甘噛みじゃなく、パワー全開で容赦ない。
どうも「陶酔の果てに噛む」性癖があるような。昔見た映画で、セックスの最中に無意識に相手を殺してしまうってのがあったが、そんな感じなのか?
ま、喜んでもらえているようなので、手に穴があくくらいはいいんだけどさ。
2005年12月29日(木) |
携帯旅日記 12/29 恒例の |
雪かきで腰痛が悪化した年の瀬にもかかわらず、運送屋さんのがんばりにより飲み比べ用ビールが無事到着。
夏は日本の地ビール大会だったので、今回は世界のビールだ。オーストラリアのFOSTER'S と、アメリカのLEMON BEER は初めてなので楽しみだ。
つまみはベークドビーンズとハムとスモークチーズあたりで。ああ食事の支度が楽ちんなこと。
2005年12月28日(水) |
携帯旅日記 12/28 旅の途中 |
品川駅の新幹線乗り場のところでサンドイッチを買ったら、 売り子の女の子がニッコリ笑って
「行ってらっしゃいませ!」
と言った。
なぜだか胸がキュンとした。メイド喫茶の魅力ってこれなのか?って思った。
たぶん違うな。
東京は雪は降りませんが超乾燥、粉を吹いた足にボディローションをすり込んでもすり込んでも砂漠に水を撒くがごときな年の瀬、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私はといえば、今年最後の餃子同好会、何度も「行ったら閉まってた」にやられていた店に行ったのですよ。そしたら「閉まってた」どころか、看板も張り紙もなくなっていて、なんだかどうも潰れたと思しきこの寒空。しかたがないので西の餃子、ピッツァを食べに行きましたよ。旨かった。旨かったけれど食べ過ぎだ。イタリアのビールも飲んでみましたよ。ナストロ・アッズーロです。
明日は仕事納め、そしてそのまま帰省です。1月7日あたりまでごきげんようです。みなさまよいお年をお迎え下さい。
2005年12月25日(日) |
カレー・クリスマス! |
クリスマスイブは池袋でカレー三昧。タンドリーチキン、茄子のフリッター、チキンバターマサラ、マトンサグ、チキンカレー、ナンとサフランライス、そしてキングフィッシャー。ああ旨かった。たっぷりチキンも食べたことだし、満足満足。
池袋+クリスマス、ってことでセントポールズにも立ち寄って、少し観光客気分を味わう。
それにしてもインド料理屋の店員は喋りまくるよなあ、という話になる。確かに。何語だかわからない言語で声高に、それぞれがマシンガントークを繰り広げている店が多い。多分そのほとんどが仕事とは関係のない話だと思われる。しかしそもそも、板前が黙りこくってピリピリと緊張感を漂わせて調理を行なう方がおかしな話なのではないかとの結論に至る。料理の世界も、ともすれば「行」や「道」のような方向に持っていかれがちなのだけれど、「いやあ昨夜の女がね、うひひひ」などという下世話な話をしながらであろうとも旨い料理を作るのが、プロとして確かな腕というものではないのか。
あとは、なぜだかよく覚えてはいないが「南米のマフィアに囲われている薄幸な美人(名前はマリア)が、通りかかったトラックドライバーと恋に落ちて逃避行」というようなロードムービー物語を口からでまかせで創作していたような気がするのだが、本当になぜそんな話になったのだったか?
持病が発症したり腰痛に襲われたり、どうも寒くなると調子が悪い。調子が悪いといいながらもこの一週間で会社、習い事、仲間内と三回の忘年会をこなしたのではあるが。ああ腰が痛い。
なかでも今日の忘年会は最後を飾るにふさわしく、吉祥寺で約9時間にわたって飲食を続けるという「行」のような会であった。
一次会:於「いせや」 ビール、焼酎(ボトル2本消費)、煮込み、焼鳥、ジャンボシューマイ、湯豆腐、ビフテキ、里芋の煮物、お新香 二次会:於「花仙堂」 珈琲、チーズシフォン 三次会:於「HOLIC」 常陸野ネストビール、ドン ドユ ヂュウ(カナダビール)、チキン&チップス、シュリンプフライ、ピクルス 四次会:於「ポムの樹」 チーズインケチャップオムライス、珈琲、パフェ
他の季節であれば、たぶん間に散歩を挟んだのであろうが、今日は寒すぎたために飲み続け食べ続けることとなった。特筆すべきはいせやのビフテキである。何年も気にはなっていたメニューなのだが、なかなか頼む機会が見つけられずにいた。今日やっと念願かなって食べてみたところ、予想外に美味な、上等なステーキで驚いた。人数を頼りに一番グラム数の大きいものを注文したおかげで厚みがすごくて。ねっとりとした舌触りのレア。肉屋だけのことはあるねえ。
はい、ポムの樹に行ってしまったのは酔ったイキオイというやつです。一度Lサイズのオムライスとビッグパフェを見てみたかったんだもの。Lサイズは4人でシェアするとちょうど良い量。
今日の面子では三年連続で12月23日に忘年会を催していて、「クリスマスイヴイヴだから」と鳥を食べるのが恒例となりつつあるのだが、鳥とはいっても去年は鳥良で手羽先、今年はいせやの焼鳥。なんとなく「チキン」と言ってはいけないような気がするのは何故だろうか。何はともあれ、今年も鳥とケーキをクリアしたので明日は心おきなくカレークリスマスに専念できる。ああそれにしても腰が痛い。
何故にこうも行く場所が偏るのか。しかも滅多に行かない場所が。この間雅叙園に二回続けて行ったと思ったら、今日は三週間前に行った横浜に再び降り立っている。横浜は年に一度行くかどうかくらいの薄い縁なのに。
今日はまず横浜美術館で李禹煥の展覧会「余白の芸術」。余白を追究するとやはり何となく禅や茶の湯の趣きだなあ。素材は鉄なのに印象は枯山水。ビデオで語っていた「私はどんなに色んなメディアが普及しても、手で描くことから逃れられない」ていう言葉。私はこれと同じことを会田誠にも感じたことがあって、この二人の共通点は日本画だと気がついた。日本画から出発して現代美術に向かった人の特徴のような気がする。サンプルが二人だけだから何ともいえないけれど。
さて夜は日産スタジアムでトヨタカップ。堂々とプリウスが展示されていたけれど、スポンサー的に問題はないのか。
実はサッカーの試合をナマで見るのは初めてであった。二階席から見ると、赤い人(リバプール)と白い人(サンパウロ)がシミュレーションの駒のようにわらわらと動いていた。後ろの席の高校生集団が、まるで副音声のように解説と状況を叫んでくれたので大変わかりやすくて楽しかった。彼らは何度もリバプールのシュートに「うおぉぉぉーー!……って入ってねえっ あぁぁ〜」と盛り上がってはがっくりするのを繰り返していた。まあ、それにつきる試合ではあった。私はサッカーのルールもよくわかっていない素人だけど、やっぱりナマは楽しかったわ。しかしとにかく寒かった。
日曜日、ひさしぶりの朝蕎麦。朝の7時半から熱燗で焼き味噌嘗めたり焙炉でワカメを炙ったり「あつもり」の風情に開眼したり。いいのかこんな贅沢なことして。実家では父が昼食の時にお酒を飲むのにも「晩酌まで待てないのかこのアル中め」とぶつぶつ言っている私である。
昼頃に解散して、帰り道にはふと思い立ってマッサージに寄ったりして、思わず自分に「おまえはご隠居か!」と突っ込みを入れてしまう休日であった。
そんな贅沢のバチが当たったか、昨夜あたりから絶不調である。何年かに一度ヘタる某内臓が、また律儀にスパークしている模様。発熱するほどではないが、気持ち悪くて悶絶する。今日は出勤途中で諦めて医者に直行、午後はうとうとして過ごす。薬さえ飲めばOKなのでもう安心だが、抗生剤ってことはしばらく断酒である。日曜日の所業を見とがめた神様が与えたもうた試練なのか。
水曜日はイタリア、木曜日はイギリス。
■水曜日はイタリア料理で誕生日祝いをしてもらった。グルメな同僚イチ押しの店。何年も話に聞いていながら、便利なような不便なような場所にあることも手伝ってなかなか機会がなかった。いやあ、彼女が「この店は別格」と言うのがよくわかった。
特に豪華だったり変わった料理があるわけではないし、15人くらいでいっぱいになる小さなお店だけれど、真っ当な味がする。贅沢ではないが、最近の外食チェーンや業務用食材とは別の世界の豊かな味。これから時々行きたいなあと思う。最近カキが食べられるようになって嬉しいので、カキのリゾット(カレー味)も食べてみた。カキとカレー味ってこんなに合うのかぁ。びっくり。カキ歴が浅いのでいろいろ新鮮だ。
■木曜日には相も変わらず吉祥寺のパブでエールを飲む。ローストビーフとヨークシャープディング、チリコンカンとチップス。寒くなってきたことだし、スッコチブロスで悲しい気持ちになってみようかと思ったのだが、あいにくとスコッチブロスはなかった。残念。ヨークシャープディングは初めて食べた。
実は私は食べ物の「ガワ」や「フチ」や「端っこ」が好きだ。だいたいにおいてそういう部分はこんがりと焼けていたりするので、焦げモノ好きなのと通じるところがあるのだと思う。あんこは苦手だが、どら焼きの皮が好き。甘いクリームは苦手だが、シュー皮が好き。宅配ピザの縁が好き。某チェーンの「縁にチーズを仕込みました」は大きなお世話だ。縁は縁として楽しみたい。玉子焼きも海苔巻きも、端っこが一番美味しいと思う。
そんな私にとって、ヨークシャープディングは「全部がフチで出来た夢のような食べもの」であった。表参道のアペティートで時々買った「ポップオーバー」っていうパンに似ている気がする。美味しいのかといわれると口ごもるが、フチ好きにはたまらない。これ、作り方を調べて、今度帰省したら作ってみよう。頂きもののベークドビーンズの缶詰もあることだし。またエールの詰め合わせでも送っておくか。
ヤフーニュースの見出しによると
低気圧 全国的に荒れもよう
だそうである。音読すると完璧な五七五であることに感動するのだが、それはそれとして。最近この「○○もよう」という表記を目にするたびに、「そうだよう、なんだよう、あれもよう」などと呟いてしまい、そのうえなんかちょっと妙な濃ゆいキャラクターが思い浮かんでしまって困る。
その人は語尾に必ず「よう」をつける。「なんだよう」とか言いながらいつもポケットに手を突っ込んで、がに股で歩いている。わりと小柄。ヒゲが濃い。ジャンパーを着ている。商店街の純喫茶でスポーツ新聞を読んでいる。祭りになると活躍する。職業は不明。
なぜこんなにディテールばかり思い浮かぶのかわからない。知ってる人でこういう人はいないような気がするのだが。もしかするとイッセー尾形あたりかもしれない。あとぐっさんとか、名前がわからないが「水木しげるの漫画に出てくる一般市民」とか「ジャッキーチェンの映画に出てくる食堂のおやじ」とかのモノマネ(?)する人たちいるよね。そのへんのネタであったのかも。
表記が「荒れ模様」ではなく「荒れもよう」なのは、この言葉の用法が過渡期だからだと思う。NHK文研によると、もとは「催い(もよい)」で、「そうなりそうな気配」を表す言葉だったのが、だんだんと「もうそうなっている」状態を表す言葉に変わってきて、それとともに「模様」という漢字が使われるようになっているとのことだ。
そんな荒れもようの日曜日、低気圧だけに起きたら午後1時。ぼんやりしてたら3時。ようやくご飯を食べて、荒れもようについて考えたり調べたりしてたらもうそろそろ5時。やっと目が覚めてきた。明け方まで「さらば宇宙戦艦ヤマト」を観てしまったのもいけなかった。さすがに最後の方は、はっと気がつくとユキが死んでたり、えっと思うと帝国に爆弾セットしてたり、次の瞬間にはジュリーの歌が流れてたり、それはもう豪快なダイジェスト版だったが。観たというよりは、寝ながら時々目をあけてたというべきか。しかし今観るとこっぱずかしいなあ。しかもそういえばデスラー総統の声は伊武雅刀だった。この同じ声で「ホテル・ニュー越谷」だの「こなさんみんばんわー」だのやってたのね。
最近はiTunes Music Storeで懐かしい曲をぽつぽつと買う日々である。箍が外れそうなのであまりMusic Storeには行かないようにしているのだが、そうするとAmazonで箍を外してしまったりするので危険だ。
ZAZEN BOYS 4 Non Blondes Suzanne Vega Status Quo Madness The Specials The Boomtown Rats Kate Bush Band Aid Tom Robinson Band Public Image Limited Siouxsie and The Banshees Mike Oldfield
私が今までにiTMSで購入したのは、ざっとこんなところだ。いつまでもレコードプレイヤーを捨てなかった(今も持ってる)ので、アナログで持ってるものはCDに買い直していなかったりする。それをいきなりデジタルで買い直すという暴挙に出ている。
さて、Amazonでもそうだが、iTMSでも過去の購入履歴を分析して「こんなのもいかが?」とおすすめしてくれるシステムがある。iTMSでは「Just For You」というコーナー。さあそこでだ。iTMSは何をもってして私に何度もCHAGE&ASKAをすすめてくるのかがわからない。まったくもって謎だ。試聴さえしたことがないぞ。
あまりにも謎だったので、Just For Youを詳細に検証してみた。そうすると、Kate Bushの関連付けがどうも怪しいのではないかと思うに至った。Kate Bushを買った人にはこれもおすすめ、とiTMSが言うには、
U2 Blondie
うん、これはまあわかる。
Japan 高橋幸宏
これもまあわかる。
黒夢 ANIMETAL CHAGE&ASKA
……ここ。ここがわからん。CHAGE&ASKAどころかANIMETALまでおすすめされていたとは。とほほ。なぜだ〜
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