2002年05月13日(月) |
二度と会えないということ。 |
1人、、、居なくなった。
彼女は幸せだったのだろうか。
少しでも心に平安を持つことが出来たのだろうか。
二度と彼女の言葉を聞くことは出来ない。
追い詰められて、追い込んで、の結果だけれど
それでも今は楽になれているだろうか。
最期の時
彼女の脳裏に思い浮かんだものは
何だっただろう・・・。
血の海に沈んで
ぷかり ぷかりと
眼球が泳いでる
引き千切られた腕が 手招きしてる
ぷかり ぷかりと
全てが凝ってる
私を鮮血に染めて
一点の曇りもない
凝った鮮血に
足なんかとうに崩れ去ってる
腕も ほら すこぅし突付けば
ぽちゃん と 落ちる
さぁ 倒れなさい
さぁ 潰れなさい
自らの手で脳髄を掻き出し
自らの手で眼球を抉り
その眼窩から流れ出るは汚濁のみ
その身体に蛆が湧いているのが見えないか?
蝿が集っているのが分からないか?
すでに腐敗しきっている己に気づかないか
そのまま崩れ去れ
誰にも知られずに
誰にも名を呼ばれずに
誰にも忘れ去られて
最後の贐に鮮血に染まれ
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