オリンピックも終わった。 これでMILETたちも平和な時間を過ごせるようになるだろう。 今回の冬季オリンピックは 様々な問題点が浮上した大会だったようだ。 審判の公正さ、アメリカという国の傲慢さ、 そして日本人の気弱さ。 MILETは冬のオリンピックの方が、 夏のオリンピックより好きである。 その話は以前したと思うので、省略するが すなわち冬の競技にはうるさいのだ。 だからこそ、今回の審判の公正を欠いた判断に 抗議の声を上げる。 しかし、いかんせんこちらはブラウン管を隔てたところから ただ見ているだけの「観客」に過ぎない。 どんな不正が目の前で行われていようと、 それに対して直接抗議することは殆ど不可能だ。 今大会で大きく取り上げられた話題は フィギアスケートの「贔屓票」だった。 だがフィギアというのはそういうものだと、MILETは言う。 カナダのペアが抗議で金を獲得したというのが 逆にMILETは腑に落ちないようだった。 それよりも問題にすべきは ショートトラックと、スピードスケートだと力説している。 あれこそ、公平ではない審判だと。 そして冬の大会唯一の「格闘技」、アイスホッケー。 ロシアが大会から選手団を引き上げると言いたくなったのも、 分かる気がした。 アメリカ対ロシア戦では明らかに、アメリカ側が行ったファールを 審判がとらなかった場面が何度もあった。 そうまでして勝利することに、 いったいどんな意味があるというのだろう。 MILETが今朝の新聞でこんな一文を見つけ、 俺様に読み聞かせてくれた。 「アメリカは勝利することになれているが、敗北にはなれていない」
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