「ロス疑惑」として、世間を騒がせた事件の 一つの決着がついたらしい。 俺様が生まれるずっと前の事件だから 詳しいことは知らない。 MILETに聞いても 「子供の頃だったから、良く覚えてない」 と言われてしまった。 いわゆる「保険金殺人」という事件だったらしい。 夫が妻を保険金目当てに殺害したんではないか、 というのが「疑惑」だったのである。 1981年、ロサンゼルスの郊外で 男女がクルマの中にいるところ、銃撃された。 2人は夫婦であったが、夫は足に重傷を負い、 妻はその傷が元で一年後に亡くなった。 通り魔的な犯行ではないかと思われていたが、 夫は以前に妻を殴打して、殺害しようとしていたという そんな話が捜査していくうちに明らかになった。 更に調べていくと、亡くなった妻には巨額の保険金が かけられていた。 これが「ロス疑惑」と言われた事件である。 夫の三浦和義は日本で逮捕されたが 殺人では無罪となってしまった。 しかし、アメリカの司法は、この事件を 「コールドケース」としながらも、 捜査を続行。 事件の起こったカリフォルニア州では 第一級殺人の場合、時効はない。 したがって、新たな証拠や証言があった場合は いつでも容疑者を逮捕することが出来るわけだ。 そして、昨日。 サイパンで三浦和義容疑者は逮捕された。 事件の真相はどうなのだろうか。 そして、新しく発見されたらしい動かぬ証拠とやらは どんなものなのだろう。 1日も早い、真相解明を望んでいる。
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