中途半端という言葉があります。 意味をここで説明しなくても皆さんご存知でしょう。 えてして中途半端な行動というものはろくな結果を生みません。 結果が悪くなかったとしても中途半端というものは忌避されるものなのです。
例えば、地球の環境問題。 やれ温暖化、やれオゾン層破壊、やれ排気ガス、やれゴミ問題。 こんな問題を中途半端な気持ちで受け止めて、中途半端な行動に出たからといってなんになるのでしょう。 すこしだけ地球の寿命が延びるだけに過ぎません。 やるからには徹底的な姿勢と精神で取り組むべきです。 車には乗らない。 二酸化炭素を吐かない。 ゴミはゴミの日。
ふざけているのか。 と、何かの団体に怒られそうですが、おれが言いたいのは対処法についてではないのです。 中途半端な精神がダメだと訴えているのです。 対処法なんかどうでもいいのです。 嘘です、いいことはないです。撤回です。
他にも例えば学生の勉強など。 中途半端な気持ちで勉強することほど無駄なことはありません。 中途半端な気持ちで身につけた知識が社会に出てから、一体なんの役に立つというのでしょう。 一生懸命勉強した人の知識に足元も及ばないはずです。 遊びにしても勉強など一切せずに遊びまくってた人の足元にも及ばないでしょう。 なんでもそつなくこなすということは、逆にいえば何もそつなくこなせないという弊害を持つことになるのです。
さて、おれは今日髪を染めることを決意していました。 ちょっと前から計画していました。 計画を立てるのは得意です。 今回は行動も伴いました。 厳密にいえば、今日は髪の色を抜いて染まりやすくしておき、明後日くらいにレッドブラウンのヘアカラーで赤茶色に染めようという計画です。 夕方に買い物に出かけ、脱色剤を買ってきました。 そうです、自分でやるつもりですこの男は。 美容院だと金がもったいないとか思っているのです。 まぁいいです。 で、おれが買ってきたのはかなりハイパワーなものでした。 サンプルを見れば、30分で「白髪か?」と思うほどの金髪です。 そうです、いままでおれは中途半端に色を抜いてから染めていたため、いまいち理想の染まりかたにならなかったのです。 中途半端はいけません。 ここは一念発起です。 プラチナブロンドに脱色したあと染髪して、理想の紅茶色の髪を手に入れるべきです。 脱色したあと1週間くらいはヘアカラーを使わない方が髪のためにはいいので、1週間くらい金髪になってしまいますが、これも理想の髪のためです。
で、うちに帰って染め始めました。 なかなか良い調子で薬剤を塗り終わり、結果大きな失敗もありませんでした。
で、おれが脱色するまでに考えていたこと。 「これでおれの理想の紅茶色が・・・」 「ああ、でもまだ明後日か」 「あんまり出来がよかったらしばらくこの色にしておこう」 「・・・出来が悪かったら?」 「いやいや、そんなことあるか」 「へっへっへ。小便みたいな色になるんじゃねぇか」 「そんなことはない。おれにミスはない。ってゆーか、誰だお前」 「おれはおまえのなかにいるおれさ。ヤンキーみたいな髪になって後悔しな」 「な、なにをぬかすか」 「そんな頭じゃ女の子にもてねーぞ〜。彼女いない歴を何年延長したら気が済むんだ?」 「ぐっ。うるさいうるさい。悪霊退散」 「へっへっへ〜。1年延長お願いしま〜すってかぁ」 「ぎゃ〜、助けてくれ〜」 そしておれは恐ろしくなりました。 この男のいうとおり、いやまさか。だがしかし。 時計の針は15分動いていました。 計画では2、30分は放置しておくつもりでしたが、悩んだ末シャンプーしました。 シャワ〜〜〜〜・・・。
で、上がって鏡を見る、と。
茶色でした。
ただの茶色でした。 ブラウンでした。 確かに抜く前よりは明るくなったものの、効果はかなり微妙です。 金髪にはほど遠いです。 どこらへんがプラチナブロンドですか。 何が小便色ですか。
あえて言うなら大便色。
・・・ものすごくシモに走ってしまいました。
というわけで、中途半端はいかん。と言うありがたいお話でした。
2001年02月12日(月) |
英語が堪能だったなら。 |
おれというのは自他ともに認める妄想家です。 けっこうひどいと自分でも思います。 今日はそのへんちょっとだけお話しましょうか。
妄想にはいる瞬間ってのはふいにやってきます。 学生時代は数学の時間は妄想タイムでした。 「Hey! it's a 妄想time!」 ってなもんです。 何かに憑かれたように妄想の世界に突入します。 最近では数学の時間などないので、寝る前とか本を読んでいる途中とかにやってきます。
「妄想」の英語訳がわからないのは誰にも内緒です。 賢い人で通したいので。 昨日と冒頭部分がいっしょな気がしますが、まるっきり気のせいです。 やめてください!昨日の日記と照らし合わせてみるのは。 コピー&ペーストなんてしてません!
まぁ、冒頭でも触れたように妄想なんてのは突然やってきます。 おれが考
「管野美穂と恋に落ちたいなぁ」
おれはとある町の本屋で働いています。 あるときサングラスをかけた女の人がやってきます。 なにやらあまりにも綺麗なので話し掛けたりしてしまいます。 少しお話していると、他の客が万引きしたりしていて。 そのお客に注意を促し、女の人とも別れます。 しばらくして、ジュースを買いに出かけたおれは街の角で人とぶつかります。 「きゃあ!」 ジュースを女の人の服にこぼしてしまいました。 見上げるとさっきの女の人。 「あああ、すみません。おれの家はすぐそこなんで洗濯します。すみません」 「けっこうですよ」 「いや、すぐそこなんで」 「どこなの?」 「そこに見える家です」 彼女を家に上げて服を着替えさせます。 着替えはなぜか持ってきているようです。 「何か飲みますか?」 「けっこうよ」 なんだかんだあって彼女はおれの家を去ることにします。 急いでいるようです。 帰り際、玄関でふいに彼女からおれへ口づけ。 驚くおれ。 見つめあう瞬間・・・。
ああ、そうです。「ノッティングヒルの恋人」です。 おもいっきりパクりです。 妄想なのにパクりです。 これはいけませんね。 妄想家の名折れです。 妄想家を語る資格がありません。 資格剥奪です。 免許停止です。 オービスに捉えられます。 講習を受けなければなりません。 初めてなので講習を受ければオールオッケーです。 でも、反省が必要です。 自宅謹慎です。 それでは。
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