チューリップ祭を1回お休みして・・・。 バイトの事を書きます。 昨日の深夜、おれはバイトに励んでいました。 搬入物が多く苦労していました。 「このスパ王どうすんねん・・・どこに置くねん」 途方にくれていたところ、「ピンポーン」客です。 「いらっしゃ・・・」 言いかけて愕然としました。 あいつです。 「コラムに回すべきだったか」参照の前世の仇です。 「てめぇ、またしょうこりもなく!」 とか思いながらスパ王の位置を一生懸命考えていました。 やがてそいつは商品を選んでレジの前に向かいました。 おれにとってはスパ王の位置のほうが大切ですが、しぶしぶレジに向かいました。 ・・・。 相変わらず憎たらしい顔。 バーコードを通し終わりました。 しかしやつは今回ポテトは注文しませんでした。
学習能力はあるようだな。 で、総額が700いくら、もしくは800いくらになったと思います。 そうするとそいつです。
万札出しやがった。 「貴様・・・3桁の買い物でッ!」 でもしょうがないので9千なんぼの札を数えておつりを渡しました。 今考えれば8千円だけ渡しておけばよかった。 おれに対する嫌がらせとしか思えませんが、おれはなんとかこらえました。 ここでこいつを殴り倒すのは簡単だが、しかしそれであの世にいるカトリーヌが喜ぶだろうか否喜びはすまい。 なかなかおれは冷静です。 「ありがとうございました」 心にも無い台詞を口より発し、おれはそいつを送り出そうとしたのですが。 そいつはまた店の中をうろうろしやがります。 「ぐっ、早く帰りやがれ。おれの帰りを待っているスパ王がいるのだ」 やがてそいつは足を止めました。 新聞の前です。 「長州vs小川」の記事が1面のスポーツ紙です。 昨日生中継されていたプロレスのアレです。 おれは見ていました。 実際この二人が戦ったわけではないですが、衝突することが必至と言われているようです。 長州力はプロレスファンでなくても名前を知っているかのような超有名レスラーですし、小川は数年前のオリンピック柔道で金だかなにかのメダルを取った小川直也その人です。 昨日のプロレスはなかなかすごかったです。 スコット・ノートン対藤田戦でノートンが完全にキマった腕ひしぎを持ち前の怪力で返し、藤田の体ごと持ち上げたときは興奮しました。 「おいおい、あんた人間かよ・・・」 直後、スリーパーで落とされてしまいましたが。 やっぱノートンはすげぇなぁ。 パンチも鬼のように効いていたし。 それから、初っ端の獣神サンダーライガー戦。 ライガーはマスクをはがされてしまいました。 CM明けるとはがれていました。 まぁ、その席で小川が怒って対長州戦が実現しかけているわけですけど。 深いところが知りたい人は、プロレスファンの人に話を聞くとか、今日のスポーツ紙でも買ってください。 ところで獣神サンダーライガーはその昔TVでやっていたアニメ「獣神ライガー」から出てきたキャラクターであると知っている人は現在どのくらいいるんでしょうね。 あんまり流行ったアニメではなかったと思いますが。 おれが小学生のころだったと記憶しますんで、もう10年以上前ですかね。 どんな話だったかも忘れましたし。 主人公がライガーのおなかに入っていって、ライガーを操作していたくらいのことしか思い出せません。
話を大幅にそらしましたが、元に戻しましょう。 例のそいつです。 スポーツ紙をながめ、手に取りました。 「ふん、貴様。プロレスに興味あるのか」 やつは買う気まんまんです。 レジに向かってきました。 「ちっ、買い物はいっぺんに済ませろや!」 新聞は130円です。 そいつは30円を先に出しました。 そしてそのあと財布から出てきたものは・・・。 千円札。
さっき釣りで100円渡しただろーがッ!! そんな一日でした。 あ、ちなみにスパ王は無事になんとか適当にしました。
どう考えても中編は消えたまんまのほうがおいしかったよなぁ。 後編でさも面白い話を書いたかのように言っちゃったよ。 失言失言。
さて、先日の土曜日、ハウステンボスに行って来ました。 ハウステンボスに行ってきました。 強調してみました。 1週間以上も前から楽しみにしていた大イベントです。 週間天気予報とかでは雨との予報もありひやひやしていたけれど、ふたをあけてみれば快晴でした。 朝5時起床〜。 すごい気合の入りっぷりです。 それ以前に前日は10時に就寝したのに12時に目が覚めたりするという興奮っぷり。 そして準備準備。お風呂にも入っておかないとな。うふふ。 で、7時半ごろに出発しました。 ちょっとばたばたしたのですけど、まぁ予定通り。 道がああでもないこうでもない言いながら、2時間ほどで到着しました。 ハウステンボスへようこそ〜、おれ。
ここでハウステンボスについて少し説明しましょう。 九州の人間でハウステンボスを知らない人はいないと思いますが、本土の人達は知らないかもしれないですからね。 ハウステンボスとはアレです、旅行ガイド参照。
・・・ではまずいのでちゃんと説明。 ええっと、簡単に言うとオランダの街並みを模したテーマパークです。 建物とか、町のつくりとかがオランダっぽいです。 でもおれはオランダになど無論行ったことがないので、もしかしたらだまされてるかもしれません。 オランダばりの風車、家々、塔、花々、運河、橋。 統一されたテーマのもと、まるで本当にオランダに来たかのような錯覚を覚える美しい街です。
でも街を闊歩しているのは99%東洋人な。 あと物価が異常に高いです。 世間はデフレなのに局地的にインフレです。 そうですね、たとえばジュース一杯400円とか。 ちなみに200mlくらいだった。 パスタ一皿1200円とか。 これで安いほうだったり。 入場料は5000円くらいだったですけど。 この調子じゃあ退場料をとられてもおかしくなさそう。
ここにはとくに絶叫マシンがあるとか、噂のアトラクションがあるとかいう所ではないんですよ。 ただただ街並みを眺めながら散歩したり買い物したりするところです。
買い物目的で来るとけっこう死ねますが。 つうわけで、一日中歩き回るわけですよ。 時々船に乗ってみたり、ミュージアムを覗いてみたり、咲き誇るチューリップを愛でてみたり、そこらへんの段差に蹴つまづいてみたり、援助交際疑惑のあるカップルを尾行してみたり、川縁に膝枕で寝そべりながらタンポポの「恋をしちゃいました!」を歌ってみたり、知らない人に手を振って無視されてみたり、しかもそのことでこれまた知らないおばさんたちに指をさされてみたり、パスタにタバスコ?をかけすぎて、もはや元の味がわからなくなった麺を泣きながら食べてみたりするところです、ハウステンボスは。
で、いったいすぱはハウステンボスでなにをしたのでしょう。 なんかほとんど書いてしまったような気がしますが気のせいと思いたいです。 詳細は次回・・・かもしれない。
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