2002年03月08日(金) |
面白いかと問われれば自信がない。 |
加護ちゃんと辻ちゃんの区別がつきません。 誰か助けて。
一休さんは将軍様に呼ばれました。 「一体なんの用だろう。将軍様のことだから、また私を困らせるいたずらを思いついたんだろうな」 しばらく歩くと、川にさしかかりました。川には橋がかかっています。 そして橋の近くには立て札があり、そこに人だかりができていました。 「どうしたのでござろうか。一休さん?」 「さぁ?ちょっと読んでみましょうよ」 一休さんと新右衛門さんがやっとの思いで人ごみをかきわけ、立て札にたどりつくと、そこにはこう書かれていたのです。 『このはしわたるべからず』
「ええっ!これでは将軍様のところに行けないではござらぬか。弱ったでござるなぁ、一休さん」 「うーん。ポクポクチーン」 「高速でござるな!一休さん」 「橋を渡る方法を思いつきましたよ。こうすればいいんです」 そうして一休さんは筆を取り出して、立て札に一筆加えました。
『このはしわたるべからず!』
「意思表示でござるな一休さん」 ふたりは橋を渡っていきました。
一休さんは将軍様に呼ばれました。 「一体なんの用だろう。将軍様のことだから、また私を困らせるいたずらを思いついたんだろうな」 しばらく歩くと、川にさしかかりました。川には橋がかかっています。 そして橋の近くには立て札があり、そこに人だかりができていました。 「どうしたのでござろうか。一休さん?」 「さぁ?ちょっと読んでみましょうよ」 一休さんと新右衛門さんがやっとの思いで人ごみをかきわけ、立て札にたどりつくと、そこにはこう書かれていたのです。 『このはしわたるべからず』
「ええっ!これでは将軍様のところに行けないではござらぬか。弱ったでござるなぁ、一休さん」 「うーん。チーンポクポク」 「逆はヤバいでござる!一休さん!」 「橋を渡る方法を思いつきましたよ。こうすればいいんです」 そうして一休さんは筆を取り出して、立て札に一筆加えました。
『 だすがこ脚本 世間は鬼ばかり このはし ∨ わたる ∨ べからず』
「最後のべからずはどう言う意味でござるか一休さん」 「知らん」 ふたりは橋を渡っていきました。
将軍様は言いました。 「一休、このびょうぶのトラを捕らえてみせよ」 「そんな無茶な!絵に描かれたトラではないですか!」 新右衛門さんは将軍様に言いましたが、将軍様は聞きません。 「ええい、黙れ新右衛門。余は一休どのに頼んでおるのだ。さぁ、一休どの!」 一休さんは、少し考え、しかし平気な顔で将軍様に向き直ると言いました。 「わかりました将軍様。みごとこのトラを捕らえてみせましょう。でもお願いがあります将軍様」 「なんじゃ一休、なんなりと申してみよ」 「私にトラを捕らえるための縄をお貸し下さい」 「それならおやすいご用じゃ。おい誰か!縄を持て!」 そして、将軍様は一休さんに縄を渡しました。 「さぁ一休どの、トラを捕らえておくれ」 一休さんは縄を受け取ると、素早い身のこなしで将軍様の背後を取りました。 そして、将軍様の右腕をひねり、首に縄をかけるとこう言ったのです。 「道を空けろ!コイツがどうなってもいいのか!!」 そうして一休さんは城下に逃げていきました。 新右衛門さんは言いました。 「やったでござるな一休どの」
将軍様は言いました。 「一休、このびょうぶのトラを捕らえてみせよ」 「上様、そんな無茶な!絵に描かれたトラではないですか!」 新右衛門さんは将軍様に言いましたが、将軍様は聞きません。 「ええい、黙れ新右衛門。余は一休どのに頼んでおるのだ。さぁ、一休どの!」 一休さんは、少し考え、しかし平気な顔で将軍様に向き直ると言いました。 「わかりました将軍様。みごとこのトラを捕らえてみせましょう。でもお願いがあります将軍様」 「なんじゃ一休、なんなりと申してみよ」 「私にトラを捕らえるための縄をお貸し下さい」 「それならおやすいご用じゃ。おい誰か!縄を持て!」 そして、将軍様は一休さんに縄を渡しました。 「さぁ一休どの、トラを捕らえておくれ」 一休さんは神妙な顔つきで言いました。 「トラを捕らえる準備はできました。さぁ、将軍様。びょうぶからトラを追い出してください!!さぁ!さぁ!!」
「・・・あぁん?何言ってんのオマエ?追い出すのもオマエの仕事だろうが!」 「えぇっ!?」 「追い出せないのか?追い出せないんだな?じゃあ手打ちだ」 「そ、そんなぁ!た、助けてください!もう屁理屈なんかいいませんからぁ!!」 「もう言わぬか?」 「はい!はい!」 「2度と言わぬのだな?」 「はい、2度と言いません!靴も舐めますぅ〜〜!だから殺さないでくださぁい!ケンシロウ様〜〜!!」 「だめだな」 「・・・ひでぶっ!」
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