偽 薬
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洗ったような空を降りてくる。 カメラだけにわき見させ。

車でちょっと行けば、この地が好きでこの地に店を、と そんなお店があちこちにある。
たとえば旅行先で行くような、遠い感じ、非日常の感じ、を与える そんな場所に、「すぐ行ける」ということが、
いまはまだとてもふしぎなので、
つまり道を曲がっただけで非日常に入ってしまうことが まるきり「夢」とそっくりだってこと。

このところの頭痛で掃除のローテーションが狂い たいへん機嫌の悪かった私だが、今日二日分して追いついた。 これでよし。
駅に迎えに行く。 夜の駅周辺は「よみせ」のにおい、 夏、ってことだ。
2002年06月06日(木) |
今日は馬を見なかった。 |

明け方そうっと目を覚まし、イキテイルゾとか確かめる。 偏頭痛で死ぬやつはいないというけれど 偏頭痛じゃなかったらどうしてくれるのよ。 「うっかり」死ぬのはいやだな。
今日は馬を見なかった。
生協の個人宅配、今日はじめて届く。 楽しみにしていた天然酵母のパンが メーカーのトラブルで来なくてしょんぼり。
ホワイトソース。 まだちょっぴり頭痛い。

隣町の輸入食料品店へ行く。 ジャムやナチュラルチーズやお菓子などを。 ワインはヤめ。
なぜか帰り道、眠い感じがしていたのだが、家についてから激しく頭痛。 午後じゅうバッタリ。

6時半起床。 朝一番にするシゴトは玄米小豆粥を炊くことだ。これうまい。
島尾敏雄の「九州の山」。 山行きのくるしさやうつくしさや、集中や弛緩のこと。 血液に眠っているなにかがときおり流れていく感覚、
痛いから「そっと」と頼むと、はりきってよけい痛くされた。 大学病院ではもっとすごいって、なにがなんだろう。
北隆館の原色樹木検索図鑑で調べる。 合弁花類 → 頭状花序にならない → 花期に葉がある → 両生花 → 葉は対生 → 花は放射相称 → 雄しべは5本 → 茎はつる性でない → 単葉 → 花は枝先に散房花序に咲く → → → スイカズラ科である。
科がわかればあとは図鑑を見ればよし。 家の表にあるのがコバノガマズミで、裏にあるのがガマズミ、のようだ。
ガマズミの意味は、「神つ実」なんだそうだ。 秋から冬の飾り物の無い地方で、お供えにできるうつくしい赤い実。

4時半起きはマニア入っているとけなされたので5時起きに変更。 の、つもりが、なぜか7時起床。 あの寝起きが良いので評判だった私はどこへ行ったのか。 そして今日、久しぶりに体重を計って目を疑う。 ・・・よく寝ると体重が増える、って知らなかった。 2.5キロも増えているんですけどっ。
午前中、しばらく外読書、 日差しはきついのに、首のあたりを通っていく風が まったく申し分のない温度と湿度である。
病院と、郵便局。 はじめて行った郵便局にはATMがなかった。 灯油のファンヒーターとおぼしきものが床に置いてある。
インターネットバンキングで少々トラブり、仕方なく支店に電話。 すると、口座を開いたときの担当者が電話に出て、驚いたことに私のことを 憶えているのである。すごいなあ。 私の方が憶えているのは別に不思議でもない。 あのときお腹にいた赤ちゃんはもう何ヶ月ですか、 やっぱり男の子だったんですね、などと世間話をした。
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