偽 薬
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2002年06月09日(日)  わき見カメラ。




洗ったような空を降りてくる。
カメラだけにわき見させ。


2002年06月08日(土)  夢とそっくり。




車でちょっと行けば、この地が好きでこの地に店を、と
そんなお店があちこちにある。

たとえば旅行先で行くような、遠い感じ、非日常の感じ、を与える
そんな場所に、「すぐ行ける」ということが、

いまはまだとてもふしぎなので、

つまり道を曲がっただけで非日常に入ってしまうことが
まるきり「夢」とそっくりだってこと。



2002年06月07日(金)  駅。




このところの頭痛で掃除のローテーションが狂い
たいへん機嫌の悪かった私だが、今日二日分して追いついた。
これでよし。

駅に迎えに行く。
夜の駅周辺は「よみせ」のにおい、
夏、ってことだ。


2002年06月06日(木)  今日は馬を見なかった。




明け方そうっと目を覚まし、イキテイルゾとか確かめる。
偏頭痛で死ぬやつはいないというけれど
偏頭痛じゃなかったらどうしてくれるのよ。
「うっかり」死ぬのはいやだな。

今日は馬を見なかった。

生協の個人宅配、今日はじめて届く。
楽しみにしていた天然酵母のパンが
メーカーのトラブルで来なくてしょんぼり。

ホワイトソース。
まだちょっぴり頭痛い。



2002年06月05日(水)  隣町。




隣町の輸入食料品店へ行く。
ジャムやナチュラルチーズやお菓子などを。
ワインはヤめ。

なぜか帰り道、眠い感じがしていたのだが、家についてから激しく頭痛。
午後じゅうバッタリ。




2002年06月04日(火)  神つ実。




6時半起床。
朝一番にするシゴトは玄米小豆粥を炊くことだ。これうまい。

島尾敏雄の「九州の山」。
山行きのくるしさやうつくしさや、集中や弛緩のこと。
血液に眠っているなにかがときおり流れていく感覚、

痛いから「そっと」と頼むと、はりきってよけい痛くされた。
大学病院ではもっとすごいって、なにがなんだろう。

北隆館の原色樹木検索図鑑で調べる。
合弁花類 → 頭状花序にならない → 花期に葉がある → 両生花 → 葉は対生
→ 花は放射相称 → 雄しべは5本 → 茎はつる性でない → 単葉 →
花は枝先に散房花序に咲く
→ → → スイカズラ科である。

科がわかればあとは図鑑を見ればよし。
家の表にあるのがコバノガマズミで、裏にあるのがガマズミ、のようだ。

ガマズミの意味は、「神つ実」なんだそうだ。
秋から冬の飾り物の無い地方で、お供えにできるうつくしい赤い実。




2002年06月03日(月)  富士日記。




4時半起きはマニア入っているとけなされたので5時起きに変更。
の、つもりが、なぜか7時起床。
あの寝起きが良いので評判だった私はどこへ行ったのか。
そして今日、久しぶりに体重を計って目を疑う。
・・・よく寝ると体重が増える、って知らなかった。
2.5キロも増えているんですけどっ。

午前中、しばらく外読書、
日差しはきついのに、首のあたりを通っていく風が
まったく申し分のない温度と湿度である。

病院と、郵便局。
はじめて行った郵便局にはATMがなかった。
灯油のファンヒーターとおぼしきものが床に置いてある。

インターネットバンキングで少々トラブり、仕方なく支店に電話。
すると、口座を開いたときの担当者が電話に出て、驚いたことに私のことを
憶えているのである。すごいなあ。
私の方が憶えているのは別に不思議でもない。
あのときお腹にいた赤ちゃんはもう何ヶ月ですか、
やっぱり男の子だったんですね、などと世間話をした。



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