偽 薬
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11時ごろ集団で歩いている子どもたちを見て、今日が終業式だと気づく。 そうか、夏休みになるのねえ。
あの声はなに?と尋ね、「蝉を知らないの?」と驚かれた。 蝉の声は「じーんじーん」という激しい耳鳴りのようなものかと思ってた、 あのような澄んだ音色だなんて、もちろん私は知らなかった。
山百合と明け方の蝉の声は感傷を誘うのだそうだ。 百合の小道に招待される。 静かで涼しく、切り取られた夢のようである。
ギボウシを裏庭の林の中に見つけ、一株掘る。

今日もスコップでがんばる。 が、あひるは私の仕事がお気に召さないらしい。 そばで見学させていると、退屈しきった、というように眠ってしまう。
鳥の眠り顔はだいすきだ。 とても信頼されている、という気がするから。
生協と浄化槽点検と小包と、ドアチャイムのよく鳴った日。

きのう納戸を整理していたら私のカエルが出てきた。 かわいいやつ。
アーモンドケーキは、きのう隣の奥さんに苺の苗やマリーゴールドや ミツバやギボウシやそのほかあれやこれやをいただいたお礼につくった。
私はガレージから玄関へのアプローチ脇だけでも手を入れた感じにすべく 開墾中である。
玄関の反対側には石かタイルののテラスをつくるという10年計画?があるので うっかり育ってしまったクローバーをよそに移動させている(これがホネ)。
文字どおり「へとへと」になる。 それでも石一個でも掘れば石一個分できた、って言えるから楽しい。

草刈り機のことは勘違いだった。 そもそも「草刈り機を買わなくてはならないのでは」と強迫観念に とらわれてしまったのは、隣の奥さんが草刈り機を使っているのを 見た(と思った)からなのだが、当の奥さんに訊いてみると 「私は持っていない」ということなのだ、 つまり私が見かけた草刈り人は別人であったらしい。
なあーんだ、じゃあ私もなくてもいける、だろう(たぶん)、 一日中庭仕事をしている彼女の庭よりたとえ三倍広いとしても・・・
というわけで、鎌を買う。 スコップを買ったときにも驚いたけど、こういうものって安いと思う。 道具ってすばらしい。

さあ今日もやりますよ、と思って外を見ると雨になっている。 そこで納戸の発掘に予定変更(さがしたい本があった)。
午後からめりめりと頭痛が起こったのでまたも撃沈す。 ラタトイユ。
2002年07月14日(日) |
小さい写真じゃトンボは見えない。 |

寝坊し、あわててかいものに。10:30までにレジを通れば10%引きだ。 帰りにホームセンターで電球と突っ張りポールをひとつずつ買う。 草刈り機をじっと見るがやはりまだ買わない。 手でする仕事の限界をわかるまで買わない。 買わないですむかもしれないしな。 木の苗もじっと(物欲しそうに)見るが買わない。 いつになったらなにを植えるべきか確信が持てるんだろう。
すこしヒルネ(頭痛)。
メール。
アーモンドケーキ。
あの鳥の名前を早く知りたい。
2002年07月13日(土) |
ぐるうんと70km。 |

どくだみを掘ってきて家の縁に植える。 庭にヤブカンゾウが咲き、とんぼのとまっているのをみる。
午頃思いついて、めずらしく遊びに出かけた。 ぐるうんと70kmくらい回ってみる。 やぎが20匹くらいいるトコロに入ると 私のそばにぴったり寄り添うからなにかと思えば シャツの裾をかみかみかみと噛みしめているのだった。 やぎの体温。
夜、「ハンナとその姉妹」。
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