偽 薬
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レンギョウとユキヤナギの挿し木がうまくいっているようなので 隣地との境に白黄白黄白黄白、と順番に植えてみた。
自転車で買い物に。 まだ夏休み中の学生らしきグループがバーベキューの買い出しをしている。
残暑の気配が空の高いところにある。

少し見頃を逃したようだ。 近くに住んでいても逃してしまうことに妙に感心する。
少し眠って窓拭きしてテラスの縁取りに名前がまだわからない植物を 掘ってきて植える(土どめになるよう)。
尾瀬行きの時刻表を、 タビゴコロ刺激される。

図書館はあいかわらずステキだ。 外のベンチで読書するのも自由らしい。
二カ所回ってテキストを入手する。 大きな山が見えることをふしぎな気持ちで眺めた。
きのう水洗いし陰干ししたオオバコをハサミで切っていると なつかしく清潔で甘い匂いに包まれる。 切ったところを手でざっくりと混ぜ、もう一度干す。
葉ショウガが98円だったので買い、甘酢につけた。 半分は土に埋め戻してみたが、そんなのオッケイなんだろか?

台風は行き、私の夏休みも終了。 トモダチが来たり、サトガエリしたりした。 マグリット展はとても混んでおり 絵の前になかなか立てない。

ひと坪、のつもりだったけど少し小さいみたい。 ほんとは耕さなくてもいいと思うのだけど、 でかい石がごろごろあるのはまずいだろうから とりあえず掘ってみた。

そのあと刈った草を土の上にのっけたりしていたら いつのまにか月が。
空気は完璧な秋だ。

あかりをともすようにマツヨイグサがある。

虹の出そうな空だな、と思ったら、あった。 雨に濡れたり乾いたり忙しい。 仮設テラスもどきが完成し フシブシが痛い。

仕事をやめて一年経ったんだな。 こうしていることがウソのよう。 こちらを向いて罵るいくつもの口が、ぱくぱくと、無音で。 ときどきまだ夢に見るのはほとんど愛情。
もちろん「ガーデニング」などとは全く違い つまりこの土地を維持管理していく、っていうことらしい。 木々の足元が見えるようになったらとても涼しげになった。

草刈り鎌デビューしたので夢中の日々である。 これって心底スゴイ道具だ。かわいがろう。 サトペンはこれの錆びたやつで。 見えなくなっていた柵がだんだんと姿を現す。
夏草とのつきあい方がだんだんわかってきた感じ、 土をしっかりかかえ、根を張り、乾いた土地をいきいきとさせていく。
ヤマボウシが700円!だったので思わず買った。 私の背より少し高いくらい。
昨夜から三人分。
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